<雑想0067> ヒトとイヌの特別な関係
◆なぜ人と犬は共存できるのか?歴史からひも解く犬と人間の関係性 (わんちゃんホンポ)
たぶん、人間と犬の関係性とか繋がりは、他の動物同士では見られないような特別な関係じゃないかなと思います。
もちろん、野生動物の間でも共生関係などはありますが、そこは生態系や生存競争という相互の利益に基づいた関係ではないでしょうか。
人と犬の関係性は、
ヒトとネコ、フェレット、ウサギなどの他のペット、
ヒトと家畜(ウシ、ブタ、ウマなど)、
それらとも少し違うのかなーと感じています。
人と犬の共存関係やある種の一体化の起源については、
コンラート・ローレンツの『人イヌにあう』(ハヤカワ文庫)が先駆的な見解ではないでしょうか(その後、いろいろな批判や問題点の指摘もありますが)。
どうして、別種の、動物同士が、希に見るような社会性を作り上げたのか、
とても面白い本だと思います。
ご興味がある方はご一読してみるのもよいかと思います。
※難解な本ではありません。 動物学や生物学の説明を具体的なエピソード(とくに自分の経験)を通じて、語りかけている内容です。
日本でも、縄文時代のお墓には、ヒトとイヌが抱き合うようにして一緒に埋葬されているものも見つかっているそうです。
ではでは。