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<雑想0008> まあ、気持ちは分かりますが…。

「仕事できる人ほど「コロナ疲れに悩む」根本原因」 (東洋経済ONLINE)

はい。 内容に関して否定するところはないと思います。
でも、今回の騒動の前から、テレワークやリモートワークを導入し始めていた企業も少しずつですが増えてきていたように思います。

だから、今回、問題を感じている企業さんは、そのような労働形態の検討が進んでいなかった企業さんだったのではないかなーという印象です。

電話、Eメールやオンライン会議システムだけではなく、テレワークやリモートワーク・在宅勤務に適した、様々な新しいサービスやソリューションもどんどん増えてきているので、人事や事業部がそういうところに知見を持って、効率的な業務遂行が可能な環境を整備する必要があるのではないではないかなーと感じています。

今回の騒動とは無関係に、今後はテレワーク等の労働形態が進んでいくと思われますし、そのことで日本の労働生産性(とくにホワイトカラー)を向上・改善していく必要があるのではないかなと。 OECDの中でも日本の労働生産性が低いとされていますしね。

では、いざテレワーク等制度の導入に関して、人事とか担当部署が、コンサルティング会社さんとかに丸投げされてしまうことが多々あるように思われますが、会社の実情を一番理解しているのは内部の現場の人間なので、導入担当部署と現場やシステム部門が話し合えば、意外に速やかにできるんじゃないでしょうか…。皆さん、既存の業務で多忙とは思いますが(もちろん、コンサル会社さんは無益だとは言いませんが、コストがね)。
自社で導入が実現した際には、担当した人事等の担当部署に相応の報償をぜひ与えていただける、そんな経営者の皆さんの理解と展望を期待したいと思っています。

ではまた。