海外コスメにはまる
海外コスメにはまって1年が経った。まだペーペーどけど、私が海外コスメにはまった持論を語りたい。
20代の頃は、無添加なものや、オーガニック製品が好きだった。それらを使用していれば、肌にも健康にもいいし、地球環境にもいいと思っていた。石鹸や化粧水を作ることにはまり、市販の化粧品を嫌うこともあった。
果たして、オーガニックな化粧品で綺麗になれたのか。正解は「わからない」だ。もともと20代そこそこで肌は綺麗だったし、野菜をメインにとったり、手前味噌や漬物を仕込むのも好きだったため、オーガニックな化粧品だけでの効果なんてわからない。ストレスなく、たっぷり寝ていたのもあり、肌荒れはもともと無縁だった。
しかし、事件は突然起きた。
脂漏性皮膚炎になったのである。赤い、痒い、フケが出る。もう最悪だった。おそらく、防腐剤や酸化防止剤を使用しない限りなく添加物を排除した製品を使用していたせいであろう。「保管は必ず冷蔵庫へお願いします。開封後はお早めに使用し、◯日以上経過したものは使用しないでください」的な注意書きをまるまる無視して使っていたせいもある。完全な自業自得である。
しばらく皮膚科のお世話になり、完治した頃には、市販のさまざまな化粧品に手を出してみることにした。CMで有名なライン、口コミやインフルエンサーで話題になった商品。驚くことに、皆すべてよかった。オーガニックにこだわって「肌にいいはずだから」と呪いのように思い込んで使っていた液体よりも、格段に使用感がいい。保湿もすぐされるし、持続する。翌日の肌質も良い。やはり普段から企業努力で品質管理を徹底して、より良い商品を出すために世に出た商品はやはりいいのだ。
ちなみに、無農薬野菜でも同じ経験をした。オーガニックコーナーで割高な野菜を買って、葉っぱの裏にびっしり小さな虫がうごめいているのを見て以来、農薬バンザイとなった。虫食いの葉っぱをモヤモヤしながら食べるより、キレイな葉っぱを気持ちよく食べた方が身体にも「オイシイ」。
各自さまざまな考えがあるだろうけど、30代後半、歳を重ねた私の肌や身体には、これがいいと判断したのだ。
時は2021年。化粧品業界も日々進化している。日本の企業さんはもちろん、口コミで広がる韓国コスメ。最初こそお土産でもらっていたフェイスパックも、今では使用感の良さから自らネットで購入するほどだ。どこの国のどこの企業も、研究と開発を重ねた結果だ。
そして巡り合った海外コスメ、米ブランドや英ブランド。仏ブランドも良きかな。環境や肌の色が違うけども、海外のブランドは割とオールマイティな肌に対応するコスメやスキンケアを出してくれる。もちろん、成分も可能な限り和訳して調べるが、特にトラブルもないので、最近は使用方法だけしっかりと読んで、そのまま使用している。
肌が強いのと、強い香りにも抵抗がないので、
独自のスタンスで使用するため、もちろん周囲には薦めないし、試させたりもしない。
でもね、コスメの発色は想像以上な輝きを放つし、持続性も高い。何より楽しい。パッケージも可愛かったり、デザイン性が高くて。化粧している時間が一番楽しくさせてくれる。このテレワーク時代、会社にしていけないようなメイクも家で楽しめる。沼とまではいかないけど、海外コスメがあれば、まだまだ自粛期間が続いても、私は耐えていける。
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