上手にドラムを聞かせるコツ♪
みなさんこんにちは、MUSAKOドラム教室の茂木草馬です。
今日のはドラムを上手に聞かせるコツ、を書いていこうと思います♪
ドラムの上手い下手ってなんだろう?
ドラムは一見、演奏するのがとても難しそうに見える楽器です。
ただはっきり言ってどの楽器もそれなりに難しいので、ドラムは少し叩けるだけで持て囃されがちなトクな楽器です(笑)
そこでなのですが、ドラムの上手い下手ってなかなか線引きが難しいと思いませんか?
例えばバイオリンは明らかに音程があっていなかったり、ギィーーとなってしまっていたりと、出来てる出来てないがわかりやすいと思います。
ピアノもメロディを間違えればすぐにわかってしまいます。
歌なんか一番わかりやすいかな?
ドラムはスピードが急激に変化しない限りは、なかなか素人が出来てる出来てないを判断するのは難しいと思います。
前置きが長くなりましたが、
このことに甘えて?(甘えてるわけではないと思いますが)今日話す重要なことを疎かにして練習したり、演奏をしている人が多い印象ですので、今日はその重点を書いていきます。
縦の線を合わせる
縦の線を合わせる??とはいかに。
このドラムの楽譜を例に説明していきますね。
縦の線とは画像の中の青い線のイメージです。
これは実際の楽譜には勿論ない線ですが、頭の中でイメージするものとしてみてください。
この青い線は同時に演奏するべき楽器をわかりやすくするために書いています。
バツマークのハイハット(チッ、チッ、チッという音のする楽器)は常に演奏されています。1個目のハイハットの青い線の下にはバスドラム(下向きの音符。ドン、という音がします)が繋がれています。
つまりこれが意味するところは、ハイハットとバスドラムを同時に演奏する。ということです。これが非常に大事ですね。少しでもタイミングがずれたらいけないのです。
完璧に2つの音色が1つに聞こえることが重要です。
ピアノでいう和音という感じですね。
では2個目のハイハットに繋がれている青い線はどうでしょうか?
これは下を見ても何もないですね。
つまりこう言った場合はハイハットを単独で演奏することになります。
他の音をつい演奏してしまった、などは間違いになります。
続いて3個目のハイハットはどうでしょう?
青い線がすぐ下の音符に繋がれていることがわかると思います。
この音符はスネアと呼ばれ(タン、という音がします)、この場合はハイハットと同時に演奏します。
しつこいようですが、少しでもタイミングがずれたらいけないのです。
完璧に2つの音色が1つに聞こえることが重要です。
です(笑)
という感じで楽譜の読み方がわかってきたところで、
少し応用編を。
青い線の意味は先述下通りです。
この楽譜の中の赤い丸で囲んでいるスネアがポイントですね。
これは単独でスネアを叩くということになります。
しっかりとズラすことが重要です。
ズラすか合わせるか
結局のところ、難易度は様々あれど、ズラすか合わせるか、この2パターンしかないのです。
この基本がしっかりと表現できると良いドラマーと言えると思います。
特に合わせないといけないところがなんとなく同時?ぐらいになっていて、完璧に同時ではないというのが初心者の方には多く見受けられます。
ここに注意するだけで、しっかりとした音圧で聴いていて気持ちの良いビートになると思います♫
それではまた次回!