コラム【練習上手になろう♪】#2
みなさんこんにちは、MUSAKOドラム教室の茂木草馬です。
今回は前回の続きということで、前回記事をまだ読んでないよーという方はコチラからお願いいたします♪
パターン、フィルの練習
前回の記事で練習は大きく分けて
・基礎練
・パターン、フィル練習
・曲の練習
3パターンあると述べました。
今日はその2つ目、パターン、フィルについて掘り下げようと思います。
パターンというのは
ドン、タ ドンドン、タ などに代表されるドラマーが刻むリズムのことです。
実はドラマーは曲の半分以上をこのパターンと呼ばれる何かしらのリズムを刻んでいるのです。
次にフィル。
そもそもフィルってなんぞ!
正式には"フィルイン"と言って、埋めるという意味があります。
パターンとはうって変わり、これまでリズムを刻んでいた伴奏というニュアンスから、一瞬目立ったり曲に刺激を与えたり、時には静かな空間に引き込んだり。あらゆる役割を果たします。
後半のRLが書かれている部分がフィルインになります。
パターンと比べるとフィルインの登場機会は4小節または8小節に一回ぐらいなので非常に少ないです。
AメロからBメロに変わる時にフィルインをしたり、
要は曲の場面が変わる時に求められることが多いです。
どんな練習をしている??
前回の基礎練と比べるとパターンやフィルインはドラムセットや電子ドラムでしか満足に練習できないのでどちらかと実践的な練習になります。
まずはパターンから。
パターンがある程度の種類叩けるようになっていないと正直曲へのトライは厳しいものになります。
というのも先述したように曲の半分以上は何かしらのパターン、しかも1種類というのは相当珍しく、最低でも2.3種類は出てくるからです。
そんなこんなでよく聞く8ビートのパターンをいくつか練習するよりも、
自由に手と足を配置できるような練習をお勧めします。
このパターンと
このパターン
下を向いている音符(バスドラム)の位置が8部音符1つ後ろにずれたのがお分かりになると思います。
この要領で一小節の中にある8分音符のどの位置でもバスドラムを踏めるようにする。
それができたら真ん中の黒い丸の音符(スネア)もズラしたり増やしたり。。
と本当に考えうる全ての可能性を網羅する必要はありませんが、考え方はそんな感じです。
当教室の教材も勿論そのイメージで作られています。
このAとB、たまたまどちらもよく出てくる8ビートのパターンですが、この要領でやっていくと、まず出て来ないなあというパターンも勿論出てきます。ただ練習と思ってやってみてください。そういう練習をしていると、
本当に初めてみたパターンに出くわした時も、俺の辞書にはネエ、、とならずに対応できる確率が上がります。
やったことある事しかできない人と、
やったことはなくても考え方が理解できている人
差は続ければ続けるほど開いていきます。
それでは無理のない練習で、良いドラムライフを♪
次回はフィルインの練習方法や、考え方編♪
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