初心者にオススメの曲の見つけ方#2♪
みなさんこんにちは、MUSAKOドラム教室の茂木草馬です。
もう8月!そして暑いので体調管理もしっかりと。
ほどほどに頑張っていきましょう!
さて、今回は前回の続きです。
特に順番が重要、というわけではないですがまだご覧になっていない方は
こちらから♪
では早速参りましょう!
ドラムの音に耳を傾けよう
音楽を聴く時、ドラムの音だけに集中して聴いてみてください。
なるべくイヤフォンやヘッドフォンを使うようにしましょう。
普段は曲全体をなんとなく聴いていたり、歌ものであればやっぱり歌をメインで聴くことが多いと思います。
物理的にドラムだけを聴くことはできないですが、意識として聴くようにしてみると、いろいろな発見があると思います。
ここでポイントになるのが、聞こえてくる音が8ビートと呼ばれるリズムパターンであればトライしやすいです。
8ビートとは、ドン、タン ドンドン タン
というようなドラムと聞いてイメージするような音です。
もちろんまったく前述のリズムと同じというとこも、曲を通して一定ということもないですし、ちょいちょい変なのも挟んでますよね(笑)
ただドン、タン ドンドン タン 的なことをやってる時間が長いな、という印象であればOKです。
こんな音ですね。
この動画はドラムの音を大きめに重ねていますし、動画もあるのでよりわかりやすいです。
音楽を聴くことは意識を変えることで情報量がまったく変わって聞こえてきます。
ドラムの音を聴くことが習慣になってくると、次に述べるようなことも徐々に、正確にできるようになってきます。
ドラムの変化に意識を研ぎすまそう
ドラムを聴くことに集中できたら、次はドラムの音の変化に意識を持っていきましょう。
先述の動画でもドン、タン ドンドン タン系のところと、
なんか違うリズムを刻み出したぞ?というところがあったかと思います。
1曲の中でそれなりにストーリーを作るにはどの楽器にも言えることですが、ずーっと一定だとなかなか難しいものがあります。
つまり起承転結、というわけではないですが場面ごとにドラムも変化があったりするんですね。例えばAメロとサビでは場面が違うので、リズムパターンも変えていたり。
この場面ごとの変化がそもそも少ない(AメロとBメロは同じリズムパターンだったり)、または変化量が少ない曲がトライしやすい曲と言えます。
例えばドン、タン ドンドン タンがAメロで
ドン、タンツタ ドンドン タンがBメロだとします。
これは変化はしていますが、変化量が少ないですね。
ちなみに先ほどのマリーゴールドは、1箇所大きな変化がありますが、変化量が少ない曲です。
反対にテンポも速く、色々なリズムパターンや展開が多い曲はとっても難しいです。
まとめ
これまでのお話と、前回記事をまとめると、
テンポがゆっくり目で、変化が少ない曲 がお勧めということになります。
テンポは前回記事を参考にしていただくとして、
変化については以下のことを念頭においてください。
・変化がない曲はない
・ドン、タン ドンドン タンのような音が多く聞こえてくる曲を選ぶ
・場面(AメロからBメロ、サビなど)が変わった時に変化があるかに特に集中する
・大きな変化がたくさんある曲は難しい
例えばこの曲は変化が多いですね。
そしてテンポも割とあるのであまり初心者にオススメはできない、ということになります。
自分の中でこうこうこうだからやりやすい、やりにくい、というのを持っておくと無理なく練習できますね♫
さて最後に、それでも完コピは難しいものです。
なので初心者の方向けに楽譜を作るときは、変化を少なくして、リズムのパターンも取り組みやすいものに書き換えています。
ただあまりに曲のイメージとかけ離れてしまうとなんだかアレなので、
ある程度の再現度を保ちつつ、簡単にしています。
私自身は完コピの譜面も、簡単アレンジの譜面も承っていますので、ぜひご利用ください♫
ではでは、ご自身の耳を鍛えつつ、やりやすい曲を見つけてみてくださいね♪