初心者にオススメの曲の見つけ方#1♪
みなさんこんにちは、MUSAKOドラム教室の茂木草馬です。
今日は日頃より多く質問をいただく、
初心者でも叩けそうな曲ってどれですか?
についてお答えしたいと思います♪
具体的にこの曲とこの曲と〜
と言って教えることはすごく簡単なのですが、
提案した曲が知らない曲だったり、そんなに好みじゃなかったら。。笑
などなど結局はご自身でやりたい曲とやれる曲を見つけることができる方が長く楽しめると思いますので、今日はそのポイントを書こうと思います。
ポイントは大きく分けて3つ。
では早速みていきましょう!
まずはテンポを知りましょう
まずは私個人が一番重要視しているのテンポ。
実はテンポはなんとなく、ではなくて明確に数字で表すことができます。
曲のテンポを知るために役に立つのがメトロノームですね。
今時はスマホアプリで無料で手に入る便利な時代です。
高校生の時はうん千円かけて購入してたな…
あれから15年、私はtempo というアプリを使っています。
以下の2つのどちらでもOKです。
ただ特にこだわり等がなければ正直なんでも良いと思います。
スマホ画面上にTAPというところがあるのですが、そこを曲のスピードに合わせて指などでTAPすると曲のテンポを数値化できるというなんとも優れもの!
実は何年も前からtempoというアプリに限らずこの機能はあるのですが、意外と知らない方が多い印象です。
テンポを知ったら
さて本題ですが、やりたい曲をTAPして、数値が100を切っていたら比較的トライしやすいテンポだと考えてください。
あまり速い印象ではない曲をTAPして180とか200とかの数字が出てきたら、TAPを倍速でしてしまっているかもしれないので、見直してみましょう。
その反対にすごく速い印象の曲なのに90ぐらいの数字が出ていたら、半分のスピードでTAPをしている可能性があります。
一般的に
180以上はファスト
150前後はアップテンポ
120前後はミディアムハイ
90前後はミディアムロー
70以下はスロー
こんな振り分けになっています。
やっぱり遅くなればなるほどトライはし易くなります。
もちろんゆっくり=カンタン というほど音楽は単純ではありませんが、
アップテンポの曲に比べたらやり易くなります。
はじめて1年前後の方にとってテンポ120前後の曲は、少し挑戦という意味合いができますが、決して諦める数字ではありません。
ただ成功体験も重要と思いますので、まずはテンポ90前後の曲をトライしてみることをオススメします。
余談ですが…
ここまでのお話で、じゃあやりたい曲のテンポが速かったら諦めるのが正解?
と思われる方も多いと思います。
そこで救世主なのが実はYouTube!
YouTubeには再生速度を変更する機能がついています。
設定のコマンドをいじっていくと標準であったり、0.75といった数字ができます。
ここを変更することでゆっくりにも、なんなら原曲以上に速くも再生できます。音質は劣化しますがお愛嬌ですね。。無料だし!!
そこで気づくと言いますか思うのは、原曲スピードでやるのが難しいから、練習は0.75再生で始める、これはレッスンでも自分の練習でもよくやるんです。
すると、案外違和感がなくなってきたり、ゆっくりバーションも案外いいな、なんて思うこともしょっちゅうあるんです。
つまり。。
諦めていた曲を0.75再生してTAPしてみて、テンポ90前後のスピードになれば勝機あり!ということですね。
では今日は最初にして最大のポイント、テンポについてお話しました。
また次回、2つ目のポイントをお話したいと思います♪