【コラム】上手にならない!!助けて!#1
みなさんこんにちは、MUASAKOドラム教室の茂木草馬です。
今日は久しぶりに"コラム"ということで、誰もが一度は通るだろう問題について私なりの考えを書いていこうと思います。
それでは早速参りましょう♫
上手くなってるの?
ドラムを習って数ヶ月、1年。
果たして自分は本当に上手くなっているのか。。
SNSなどで見かける他の同じような歴のドラマーたちはとっても上手く見えるし、自分はこれもできないアレもできない。。
このまま続けていても本当に上達するのだろうか?
こんな疑問や不安に駆られることが皆さん1度はあると思います。
確かに不安だし、焦ってきたりもしますよね。
しかし実際に見たこともない人に私の口から、いやいや上手くなってるよ!続けなよ!
と言うのは無責任なので控えますが、まずは考え方を少し変えてみることをオススメします。
比較しない
他人と比較すること。
これは頭ではわかっていてもついつい無意識のうちにでも比較してしまうモノです。
先述したSNSを見てこの人はすごいなあ、自分はダメだなあ、
反対にこの人よりはうまいかな?
なんて思うことがいい例ですね。
比較することがモチベーションになるのなら、それは否定しません。
問題なのは比較することで逆にモチベーションが下がったり、不安・焦りを生む場合です。
こういう場合はやはり他人と比較することはオススメしません。
ではどう考えるのが良いか。
自分と比較してみてください。
月並みな言い方ですが、昨日までの自分、先週までの自分、先月…。
ここで変わっていない、むしろ出来ていたことが出来なくなっているのであれば、上手くはなっていないのです。
基準を自分に置くこと。
これがまずとっても大事なことだと思います。
私の音大時代の話ですが、入学してすぐの時、ドラムの同級生が20人ちょっといたことにまず驚きました。
そしてなんとなく誘われて大学内のスタジオでみんなでバトルみたいな名目で全員はいなかったと思いますが演奏しました。
高校時代はそれなりにチヤホヤされたものですが、ここは音大。
そんなチヤホヤされた人たちの集まりなのでとにかくみんな上手い!
自信はなくなり、どうしよう!この中で1番になれる気がしない、
あの子を超えられる気がしない。
などと考えていたことを覚えています。
自分が変わった
そんなモヤモヤとした考えを持ってしばらく通っていた6月ごろ。
1つの転機が訪れます。
個人レッスン終わりに当時の門下の則竹先生がとても褒めてくださいました。
自分としてもよく練習したと言える準備をして臨んだ課題/レッスンだったので、結果が出てとても嬉しく思ったのを覚えています。
と同時に自分の中で変化が起こったことにも気付きました。
『あぁ、自分は課題と向き合い、結果が出た時が嬉しいんだ!』
先週は課題として渡されていたものが、一週間の頑張りでクリアできた。
これが一番わかりやすい成長だと思います。
あの人よりも上手くなったかな?
あの人よりもダメだなあ、
というのは良くも悪くも印象の域でしかないんですね。
目に見えるものでもないし、ひょっとしたら事実でもないかもしれない。
それでも
あの人よりも上手くなりたい。
自分は全然ダメだ。
こういう感情は正直いつになっても少なからずあるものです。
わかっていてもついつい、ってやつですね。
そんな時に先週より上手くなってるじゃないか!
この前できなかったあのフレーズ、あの曲ができてるじゃん!!
そんな事実があればそれは成長しているんです。
そしてその頑張りを褒めてくれる、認めてくれる先生や存在がいれば、いうことはありません。
居なくても、事実できるようになっているんだから、自分で自分を褒めてあげましょう♫
次回に続く。
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