10月の挑戦
1月末に移住して、取り巻く環境は大きく変わった。
住居、言語、食べ物、文化、時間感覚。そう、無職になった。
行動までに時間はかかったけど、小さな変化を経て
10月にひとつ大きな変化があった。
おうち秘書サロンというオンラインサロンに入会した。
なにか仕事をしたいと思っても、言葉の壁がある。
追い打ちをかけるように新型コロナウイルスが猛威をふるい、経済は冷え込むばかり。
自分が出来ることは何もない?
何かあるはずと思いながら、フリーランスや副業で生計を立てている方の発信を読み漁る日々。
そこで目に飛び込んできたのが「オンライン秘書」だった。
それは8月の出来事。
ゆりえもんさんとの出会い
きっかけはTwitterだった。
Twitter鍵垢歴10年。
何か新しいことを始めたいと開設した、鍵がついていないアカウント。そこでゆりえもんさんが名乗るオンライン秘書というワードを目にして、興味を持った。
オンラインで、秘書。ほう。
そんなことできるんか。
何が出来るのかを知りたくて、メルマガに登録。
7つのミッションをクリアするごとにフィードバックがあり、すべてクリアすると、1時間のzoom面談を受けられる。
ゆりえもんさんが提供するオンライン秘書の教科書を読めば、欲しい情報は大体得られる。けれど、どんな方なのか興味が湧いたので、全ミッションクリアする前に面談を申し込んだ。
あの頃の自分に、ちょっと落ち着けと言いたい。
面談は、あっという間だった。
緊張していたはずなのに、何か話さなきゃと気負うこともなく、時間は過ぎた。終盤、オンラインサロン開設の準備をしていることを知る。
9月21日の出来事。
はじめてのオンラインサロン
オンラインサロンというものに、多少の戸惑いはあった。
もともと腰が重く引っ込み思案、どちらかというと人の輪を遠巻きに眺めているタイプ。まさか自分が輪の中に入るなんて思わなかった。
でも、入ってからの変化の方が大きかった。
変化①発信が楽しくなった
【Twitter】
アカウントを開設してから、ポツポツと呟いてはいた。
内容は主に読んだ本に関すること。幸いにも、読書好きな方と繋がることができて、オープンな環境で発信する免疫はついてきた。
そこに、オーナーゆりえもんさんをはじめ、サロンメンバーの皆さんから「いいね・リプライ」の起爆剤が投下される。
反応を貰えることが嬉しい。
気づいたら、ふと感じたことを下書きにメモり投稿したり、嬉々としてリプを送りつける自分がいた。
【note開設】
移住する前にあった出来事や、引越し後に感じたことを残しておきたいと思いつつ、なかなか手を出せずにいた。
ところが、このサロンにいると「何か始めないと損」と思えてしまうのだ。誰かしら見てくれそうだし、あわよくば反応もくれるだろう。
自分は背中を押してほしかったのだと思い知らされた。
実際、背中を押された後のフォローまである。
それが分かっていたから始めることができた。
変化②淡々と積み上げる大切さを知った
毎日、日報を書き込む。出来たことだけでなく、出来なかったことも。
他のメンバーさんの投稿を見ると、作業量の多さに驚くことがある。
成果として出来上がったものから推測することしか出来なかった裏側を知れて、積み上げってこういうことかと思い知った。
変化③縁がないと思っていた世界を知れた
サロン内では、様々な講座が開催されている。
動画編集、エクセル、ボイトレ、ラジオ配信。
一見、秘書業務とは関係なさそうなものもあるが、もしこれらがクライアントの業務だったら。
そんな発想が無かったので、まずそこから勉強になった。
難しそう、自分には遠いと思っていた分野の入り口に立つことが出来た。
変化④giveとは何か考えるようになった
同じサロンで活動しているとはいえ、入会した動機や持っているスキル・経歴は様々。
それでも、「誰かをサポートすることを仕事に」「コミュニティ内でオーナーとメンバーの橋渡しになる」という理念を持ったゆりえもんさんのもと集まったメンバーである。
まあコミュニケーションがすごい。
質問すれば親身な反応が返ってくるし、発言したらスタンプがついてくるし、ひたすら褒めてくれる部屋まである。
ここは家か…?と思ったら、そういえば「おうち」秘書サロンだった。
そんな温かさがある。
だからこそ、自分も何かしたいと思った。
とはいえ人に教えられるスキルは思い当たらない。
そこで、自分にもできそうなことを探してみることにした。
その1 メンバーさんの発信に反応したり、感想を送る
自分もタメになることが多い。giveになってるのか不安になる。
でも、飯テロも潜んでるのでお腹にくるときがある。
その2 講座の内容をまとめてサロン内で公開する
学生の時から、ノートだけは綺麗なタイプだった。
講座をリアタイ出来なかった方、復習したい方の役に立てそうだと思い議事録を作成。いくらかは貢献できただろうか。
それでも、やはりというべきか、みなさんの反応が温かすぎてやや調子に乗り、こんなツイートをしている。
なんか、giveしたつもりでいて速攻お返しを貰ってるような気がしてきた。
10月を終えて
これまで漫然と過ごすだけの生活だったのが激変。
旅行中も毎日ツイートするようになるとは思わなかったし、これからについて考える機会も多くなった。何より、活動を共有できる仲間ができた。
まだ「自分が出来るオンライン秘書業務とは」の答えは出せていないけれど、11月も考えて挑戦することを続けていきたい。
10月の挑戦は、まあ良かったんじゃないかな。
長々と書いてしまいましたが、ここまでお読みくださり有難うございました!
Vielen Dank !
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