高校生のキャリア支援中!社会人の皆様ご協力をお願いします!
この春から高校生と色んな取り組みをしました。そして、現在高校生と共にキャリア支援事業を開発中。
そんなお話です。
状況と問題
現在、私は高校生向けのコーチングをやっています。
色んな高校生と出会い色んな目標や悩みを聞いてきました。
勉強、部活、恋愛、家族との関わり方など…
そんな中、コーチングだけではどうして支援しきれないと感じるテーマが一つありました。
それは ” キャリア ” についてです。
問題1:高校生から先は見えない・調べられない
「あなたはサウジアラビア料理で何が好きですか?」
この質問に即答できる日本人は少ないかと思います。
なぜなら、行ったこともないし、考えたことがないから
「今はインターネットもあるし、興味を持てば好きな料理ぐらい見つかるだろう」ともよく言われますが、興味がないことは、調べようとも思わないんです。
小中高と歳は重ねていても、社会との接点は少ないですし、勉強・部活としていたら世界は教室の中から広がることはありません。
高校生に限りませんが、先の未来は想像もつかないし、調べるに至らないのが現状です。
問題2:保護者は子供目線になれない
極端な例かもしれませんが、
大人から見れば、「この子は5年後の将来ではサウジアラビアに行くことが決まっているのに、何でそんなことにも興味を持たないんだ?」と思ってしまうようです。
※サウジアラビアに特に意味はありません
保護者は自分の経験から次にどんなことをした方がよいかイメージできる一方で、子供の目線にはなれず、ずっと心配をしているというのはよくある光景ではないでしょうか。
別のところで出来ている人でも、自分の家族にはできなくなるものかもしれません。
問題3:保護者は「もう高校生なんだから子供がやりたいことを見つけてくる!」と幻想を抱いている
そこで、保護者に
「子供がやりたいならやらせたい」「もう高校生だから自分でそういう事は考えないと」と、何十回も保護者から言われましたが
よくよく話を聞くと「私が勧めてもいうこと聞かないし」「キャリアの話はしたことないからな…」と保護者があきらめているケースが多い気がします。
ちなみに、高校生に聞くと、断られる理由のほとんどは「やってみたいけど親には言えない」自分で払えない額になると親に気を使います。
そういう子に限って、保護者は「子供がやりたいと言えばいくらでもだす」と言います…
まとめると、高校生からは先が見えないが、保護者はなぜ見えていないのか子供目線になれないので理解できず、コミュニケーション不足もあって、
キャリアについては深く話し合ったり、キャリアについて考える機会を提供できていない現状があるのです。
現在の取り組み
ようやく本題に入ります。
現在、上記で書いた問題に対しての取り組みとして
将来を少し考え始めた高校生と社会人をマッチングしZoomで座談会を定期的に開いています。
コンセプトは「キャリア教育を通じて、日本をエンパワーメントする」
高校生が社会人から学び、社会人が高校生から問いをもらうことで
一般の社会人にスポットを当てて、もっと輝く世界をつくる
そんな思いをもって活動をしています。
現在、室谷が興味を持ってくれた学生からヒアリングし、社会人を探し、日程調整し、イベント開催するところまで、すべてマンパワーで行っているのですが、このスタイルだとスケールアップさせることは難しいと感じています…
そこで、ご協力お願いします!
お願いが2つあります。
お願い1:高校生に話をしてくれる社会人協力者募集
この取り組みはプロトタイプ実験中ですが、ご協力いただける社会人の方がいらっしゃいましたら、以下のフォームにご回答いただけますと幸いです。
学生から希望があった場合マッチングし、座談会を開催させていただきます。
お願い2:note購入のお願い
活動資金を室谷のポケットマネー及び時間で捻出しております。
もし、応援していただける方いらっしゃいましたら購入ください。
1名の購入いただくごとに0.5回分の開催費用が賄われます。
※続きは数行しかありません。いただいたお金は全額、本活動に使わせていただきます。
取り組みの今後
現在参加いただいた社会人には、大した謝礼がお支払いできていないのが現状です。
この取り組みを持続的に行えるようにするためにも、どこをどう自動化し、どのようにサービス化するか、高校生起業家と共に試行錯誤しながら進めていきます。
キャリアに対する思い
いつ誰がこの世の中にこんな仕事、こんな働き方があるんだよって気付かせてくれるのだろうか…
高校生の50%は高校生の内にファーストキャリアを決めます。
進学する高校生もこの後4年・6年方向性をよくわからずに決めている現状があります。
自分を棚にあげるようですが、もちろん自分が高校生だった時も将来のことは、手前の大学進学しか見えていなかったですし、今も見えているかといえば見えていないかもしれません。
でも、間違いなく自分の人生の変化点には人との出会いがありました。
コロナ禍でより偶発的な出会いが減った中で
この取り組みを通じて、高校生に人との出会いを提供したいと思っています。
最後に
以前から自分は身の回りの人が幸せになればいと思ってきました。
今でも人生のコンセプトは「関わった人を幸せにする」
これは一つ自分の諦めから考え付いた、自分なりの答えでした。
同世代の起業家のように社会問題を解決するような大きなビジネスは自分には向かないと諦めた時、誰を幸せにしたいかを考え
家族→恩人→友人→同僚→知人と自分に関わってくれた人を幸せにしたいと思いました。
最近、とてもうれしいことが2つありましたので
最後に共有させてください。
知り合いのお茶屋さんのお茶を母親にプレゼントしたら喜ばれたこと
尊敬する人の人材サービスを本業の会社で使い始めたこと
どちらにも共通しているのは、自分の知り合いの自分が良いと思ったものを、別の自分の知り合いに使ってもらえることになりwin-winになっていること。
これはいままでの人生のどんな時よりもうれしい出来事でした。
これからも、自分が動き続けることで関わる人の範囲を広げ、幸せの総量がどんどん増えていくそんな世界観がつくれたらと思っています。
この取り組みもwin-winがつくれるよう活動していきます。
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