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35歳、初めての転職

長かった。転職活動が迷走、長期化してしまいました。8月から新しい職場で働き始めるので、働き始める前に初めての転職についてnoteを書きたいと思います。

このツイートからだいぶ時間がたってしまった。。。

1.転職活動を始めた経緯

 現在、大手SI企業勤務の13年目。現職で担当している業務は社内公募に合格して担当しており、リーダーとして案件全体の管理、調整などある程度自由にやっていました。
 もともと社内公募を一度やってから転職するかどうかを決めることにしていました。結局、今の会社で定年まで働く未来が想像できず、死んだ魚の目をして働いている姿を子供に見せたくなかったというのが始めた理由です。

2.転職活動結果

 転職活動は迷走しました。日系大企業リーダークラスの転職活動の難しさを身をもって体験しましたね。要は、外からみると中途半端な人材(ポテンシャル採用ができる年齢でもなく、管理職やPM経験もない。)なのに給与が高い。管理職やPMの経験があるとスムーズに進んだのかもしれません。

不合格理由の大半は以下のものでした。
・年齢的なもの
・扱っている技術が実務未経験であること
・現職と同レベルの給与ではマネージャーや役員クラスになること




【活動期間】
2020年5月~2021年4月(長かった。。。。)

内定企業数:4社
受けた企業数:55社
 →ベンチャー企業、事業会社を中心に受けていました。

内定時期と業種
1.2020年6月 ベンチャー企業のデジタルマーケティング部門から内定
2.2020年8月 クラウド専業SIerから内定
3.2021年3月 外資系コンサルから内定
4.2021年4月 ヘルスケア系外資企業から内定
→総合的に判断し8月からヘルスケア系外資企業へ

 上記1,2の企業からのオファーはどちらも100万以上年収が下がるもので、かなり悩みましたがどうしても入社するイメージがわかなかったので辞退しました。
 家庭の事情で9月は転職活動を中断し、10月から再開しました。その後もなかなかうまくいかず心が折れそうになりましたが2月に入ると徐々にうまく進むようになり上記3,4の企業から内定をもらうことができました。「科学的な適職」に記載された手法を用いて客観的に比較し最終的にヘルスケア系外資企業に入社することにしました。

3.利用した転職エージェント

リクルートキャリア
クライス&カンパニー

 リクルートキャリアは説明するまでもなく業界最大手のエージェントですね。
 クライス&カンパニーはハイクラス転職を売りにしているエージェントです。私の場合はマネージャー経験もなかったのでハイクラスの求人はなかったです。
 今後のキャリアについて相談したいと思えるようなエージェントには残念ながら出会えませんでした。なかなか出会えるものではないと思いますが。

4.利用した転職サイト

ビズリーチ
Wantedly
Green

 ビズリーチは以前から登録していました。今回の内定4社のうち3社はビズリーチ経由での内定です。 
 WantedlyやGreenも今回から登録して使ってみましたが、企業から連絡がくるものの私はうまく選考を進めることができませんでした。

5.コロナ禍での転職活動の変化

 面接はすべてリモートでした。ただ企業によって使うツールがバラバラです。ツールとして主要なものをほぼ網羅したかも。

Zoom
Skype
Teams
GoogleMeet
AmazonChime

6.カジュアル面談

 エージェント経由でない企業との選考では、今の流行りなのか選考前にカジュアル面談がありました。選考のミスマッチをなくすことが目的なようですが、中にはカジュアル面談に不慣れな企業もあり担当者が手探りでやってるような企業もありました。
 あと、これはほぼ選考でしたね。職務経歴書が共有されてないのか、面談後に選考見送りとかあって、そのような企業は採用担当と現場で本当に欲しい人材のイメージが擦り合ってなさそうな感じでした。ある意味、カジュアル面談が正しく機能していたってことですかね。

7.活動の参考にした本

以下の2冊を参考にしました。

 やりたいこと・やってみたいことをベースにして転職活動をしていましたが、今できることから転職を通じてどのように成長、転職先に貢献できるか、私だけではなく家族もHappyになることを念頭に置いて転職活動をしていく方針に切り替えました。
 転職サイトでオファーしてくる企業は匿名の経歴に興味を持ってくれているということなので少なくとも企業からみてスキル面でのミスマッチは少ないものだと思ったので転職サイトでオファーが来た企業と面接をしていくことにしました。

8.オファー面談で印象に残っていること

内定をもらった4社には最大限評価していただいたと思っていますが、印象に残っているのは、外資系コンサルのオファー面談で言われたことです。

異論のある人もいると思いますが、私はすごく納得してしまいました。この企業は辞退したんですが。。。

9.最後に

 最後まで読んでいただきありがとうございました。35歳の転職に関する現実が少し伝わったでしょうか。私自身思いつきでエージェントに連絡して転職活動をはじめてしまったところがあったので、転職活動自体が迷走してしまいました。
 やりたい事を仕事にとか好きを仕事にとかよく言われていますが、私としては科学的な適職に書かれていた考え方に出会えたのが良かったです。この本を読んでいなければ、転職を諦めていたかもしれません。
 考え方、進め方は人それぞれだと思いますが、人生一度きりなので納得のいく転職活動をしてください。

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