【全文無料】CL札幌直前!ドラパルトexデッキ備忘録(サンプルレシピ付き)
みなさんこんにちは。
Mu(@chanmuro_main)です。
4月26日に新弾「変幻の仮面」が発売され、新しいデッキが活躍していますね。
今回は、この週末に2つの大会に出場し、使用した【ドラパルト】について記事を書きたいと思います。
どちらも予選落ちで結果は残せなかったのと、正直解説記事を書くほどデッキを完成させられなかったので、備忘録として考えたことを残したいと思います。
実際に使ってみて分かったことも多々ありました。CL札幌もありますので、この記事が誰かの役に立てば幸いです。
いつものことながらいろいろ書いておりますので、必要な部分のみ目次から飛んでお読みください。
それでは本文へ。
○大会結果と使用リスト
使用リストは後ほど再掲しますので、構築について読みたい方は飛ばしてください。
●4月27日の大会について
27日は「ドラゴンスター3号店」で毎月開催されている「めざせ!ドラスタチャンピオン!!」という大会に出場してきました。
使用リストはこちらです。
結果は2-3の48位で予選敗退でした。
当日、お店で大会に必要なパーツを買い揃え出場するという、なんともなめたことをしていたので妥当な結果でした。
他のデッキを使用する選択肢も十分あったのですが、練習のために【ドラパルト】で出場することにしたので後悔自体はありませんでした。
全体的にプレイが遅くなってしまったのは反省点です。
また、「ドラスタコラム(@ds_column)」で「週刊きむらのポケ講」執筆されているきむらさん(@k_pokemoncard)と対戦することができたのは、いつも参考にさせてもらっているので個人的にすごく嬉しかったです。
プレイが早く、試合の所作等もしっかりとされていてとても参考になりました。使用デッキもとても面白かったです。(試合はボコボコに負けました)
試合後もいろいろとアドバイスをもらえたのでとても助かりました。本当にありがとうございました。
皆さんもぜひフォローして、毎週コラムを読んでください。本当におすすめです。
●4月28日の大会について
28日は「竜のしっぽ 布施店」で行われたシティリーグに出場しました。
使用リストはこちらです。
結果は4-2の9位で予選敗退でした。
9位での予選落ちは、悔しくないといえば嘘になりますが、2敗しているので仕方がないと割り切ることができました。
それよりも前日ボロボロだったので、しっかりと修正することができた点が良かったです。
また、予選で負けた方がどちらもトナメに進出しており、【パオジアン】の方が優勝されていたのは嬉しく思えました。
私のしょうもない大会結果のお気持ち表明を長々と書いても仕方がないので、ここからは本題の【ドラパルト】について考えたことを書きます。
○27日の構築について
この日使用した構築は、はるnさん(@haruN_poke)が動画で使用していたものです。
前々からの情報や26日のシティリーグの結果を見ている中で、『ネイティオ』軸か『ピジョットex』軸かで迷っていたところ、どちらも採用しており、使いやすそうであると感じたからです。
前回の記事を読まれた方は「お前丸パクリしとるんかい」と突っ込まれそうですが、時にはそれも大切です←
自分で構築したものではないので、基本的な試合の進め方や対戦プラン等がしっかり把握できておらず間違っているかもしれませんが、この構築で自分が感じた強みと弱みを書きます。
●この構築の強み
●この構築の弱み
以上のことが挙げられたので、そもそも【ドラパルト】の強み(強い動き)が何かを考えることにしました。
○【ドラパルト】の強み(強い動き)
【ドラパルト】には主に3つの強みがあると考えました。
この3つの強みを活かして戦う構築が自分には合っていると感じ、考え直すことにしました。
その結果、
の再現性を上げる必要があると考え、デッキを構築しました。
○28日の構築について
この日の構築については全てのカードについてしっかりと考えたので、簡単ですがこの構築の強みと弱み、採用カードの理由等を書きます。
●この構築の強み
●この構築の弱み
●ポケモン
・『ドラメシヤ』4枚
『ドロンチ』4枚
『ドラパルトex』3枚
進化ラインを4-4-3と採用しましたが、2ターン目から〔ファントムダイブ〕を宣言する確率を上げるなら4-4-4でもよいと感じました。
2ターン目の目指す盤面が、バトル場に『ドラパルトex』、ベンチに『ドロンチ』3体であるので、進化ラインの枚数は多いほうが再現性が上がります。
『ドラパルトex』の場持ちがよく、『ドロンチ』を優先して狙われたので、試合を通して2体出せれば十分であると考えて今回は3枚の採用にしました。
1枚サイド落ちするだけで試合のリソース管理が難しくなると感じた場面はありましたが、なんとかなりました。
4-3-3、4-3-4の採用も考えましたが、今回の構築がわりと『ドロンチ』に依存していたので、サイド落ちすると難しい試合になると考え、今回は4-4-3の採用としました。
・『ロトムV』1枚、『ピィ』1枚
『ロトムV』は先攻で《そくせきじゅうでん》を使用する、『森の封印石』をつける、『ピィ』は後攻で〔にぎにぎドロー〕を宣言することで、手札を増やして必要なパーツを揃えて、2ターン目の〔ファントムダイブ〕の再現性を上げることを目的とし採用しました。
『ロトムV』は後攻でも同じ役割をもてますが、『なかよしポフィン』で出すことができません。
手札にもよりますが後攻の場合は『ピィ』の方が使いやすいと感じました。
『ロトムV』はサイドを2枚取られやすいポケモンであるので、しっかりと盤面から『ロトムV』を消すカードも採用する必要があります。
『ピィ』はバトル場からベンチに下げられると、ミラーマッチでは格好の餌食となりますので、ミラーマッチでは気をつけてプレイしたほうがよいです。
・『シャリタツ』1枚
序盤は『ペパー』、『ワタル』に触りやすくなり、上記の2点について再現性を上げる目的で採用しました。
『緊急ボード』をつけることで、バトル場が倒されてから出し、中盤以降もデッキを回しやすくなります。
HPが70と低いので〔ファントムダイブ〕の的にならないように気をつける必要があります。
・『マナフィ』1枚
【パオジアン】、【青ロスト】、【ゲッゴウガex】などベンチ狙撃をしてくる相手の後攻で必須かと思い採用しました。『ドロンチ』を用意しても消されては大変なので現状必要かと感じています。
当たり前ですが〔ファントムダイブ〕は防げませんので気をつけてください。
●グッズ
・『なかよしポフィン』4枚
序盤にとにかくたくさん『ドラメシヤ』を並べたいので最大枚数の採用としました。
『シャリタツ』、『ピィ』、『マナフィ』も並べられるのはとても優秀ですが、不用意にHPの低いポケモンを並べるとミラーマッチで〔ファントムダイブ〕の的になりますので気をつけたほうがよいです。
・『ネストボール』3枚
・『ヒスイのヘビーボール』1枚
『なかよしポフィン』と同様に『ドラメシヤ』につながるカードです。
本当は4枚採用したかったのですが、『ヒスイのヘビーボール』も採用したかったので3-1での採用としました。
枠があれば4枚入れて、序盤の安定感を上げたいところです。
・『ハイパーボール』2枚
4枚採用の構築も多いですが、今回は後述する『ワタル』を採用していることや、『ピジョットex』が不採用の点を考慮し2枚の採用としました。
序盤は地味にコスト2枚も重たい場面が多く使いづらいと感じることもありましたので、今回の構築であればこれぐらいの枚数でも良いかと思います。
主に『ドロンチ』より『ドラパルトex』を持ってくる目的で使用することが多かったです。
・『ふしぎなアメ』3枚
最速〔ファントムダイブ〕の確率を上げるために本当は4枚採用したかったのですが、『ピジョットex』も採用していない点や枠が足りないことを考慮し、泣く泣く3枚に減らしました。
『ピジョットex』を採用している場合は4枚がオススメです。
・『カウンターキャッチャー』1枚
本当は2枚採用したかったカード①です。最速『ファントムダイブ』ができない場合は、大抵カウンター状態でゲームが進みますので、有効な場面が多いです。
『ボスの指令』以外のサポートを使用しながらベンチを呼べるのはやはり強く、〔ファントムダイブ〕で200のせた、たねの「ポケモンV」、「ポケモンex」をベンチに下げ、次の『ファントムダイブ』の60のせで倒すことも容易になります。
今回は最速〔ファントムダイブ〕を狙う都合上、できなかったたきの保険をかけるよりは再現性の向上を狙うために1枚に削りました。
・『大地の器』1枚
本当は2枚採用したかったカード②です。『ネイティオ』や『メロコ』を採用していないので、1ターンで〔ファントムダイブ〕に必要なエネルギーを用意することが基本的にはできません。
なので毎ターン必ず『基本エネルギー』を手貼りしていかなければならないので『基本エネルギー』に触れるカードとして採用しています。
『ペパー』から持って来られる点や2種類の『基本エネルギー』を用意できる点も優秀です。
今回は『基本エネルギー』の現物を多く採用してので2枚から1枚削りましたが、他の枠を削ってでも2枚採用しても良かったなと反省しています。
・『すごいつりざお』1枚
本当は2枚採用したかったカード③です。先攻で順当に回していけば1枚でも十分足りると感じていましたが、後攻で早々に進化ラインを倒されると厳しくなりました。
また『ハイパーボール』のコストで仕方なく進化ラインや『基本エネルギー』を捨てた場合に回収が必要となる場合もあります。(この状況はプレイでカバーできそうですが)
進化ラインがサイド落ちした場合も2枚目が欲しくなりました。
私自身がリソース管理が苦手なタイプなので2枚欲しいところですが、リソース管理がしっかりとできる人は1枚でも十分回せるかと思います。
・『改造ハンマー』1枚
主にミラーマッチの『ネオアッパーエネルギー』を割ることを目的としています。他には『ミストエネルギー』や『ギフトエネルギー』を割ることもできると考え採用しましたが、今回は一度も使うことがありませんでした。
【ドラパルト】の『ネオアッパーエネルギー』採用が減少するなら不採用でもいいかと思います。『シンオウ神殿』の方が場持ちもよく見れる範囲も広くなるので環境次第で変えていきましょう。
●ポケモンのどうぐ
・『学習装置』1枚
先程も書きましたが今回の構築は〔ファントムダイブ〕に必要なエネルギーを1ターンで揃えることが難しいです。そこで『ペパー』から持って来られる擬似エネルギー加速手段として1枚採用しました。
『ロストスイーパー』で剥がされる点は気になりますが、残った場合はエネルギーを散らしておくこともできるので優秀です。
ポケモンのどうぐを複数採用できることは、中盤以降の『ペパー』の価値が上がることにつながるのでその点も高評価です。
・『緊急ボード』1枚
基本は『シャリタツ』につけることが多いです。
『ドラメシヤ』でスタートし、次のターンまでに倒される可能性がある場合はベンチにエネルギーをつけますが、バトル場が生き残ったら入れ替えが必要となります。そういったときにバトル場につける選択もあります。
今回の構築では採用しているポケモンが全部逃げエネ1以下ですのでどこにつけても強く使えます。なので2枚採用でもいいかと思いますが、枠が用意できず1枚のみの採用となりました。
・『デヴォリューション』1枚
環境的に刺さりがよりので1枚採用しました。有効に使うタイミングが難しく、使いこなすには慣れが必要だと感じているので、初心者の人は抜いてもいいと思います。私も使いこなせてません。
〔ファントムダイブ〕で60を散らしてデヴォリューションでまとめて倒すプランもありますので頭には入れた方が良いです。
【ドラパルト】の大流行でHP70の採用が増えているので上記のプランを取る場合は『ルチャブル』や『かがやくフーディン』等の工夫が必要であると考えられます。
・『森の封印石』1枚
『ロトムV』につけることで最速〔ファントムダイブ〕を決めやすくなります。必要なカードになんでもアクセスできるのはかなり強力ですが、『ロトムV』がサイドを取られやすいポケモンであることに気をつけてプレイする必要があります。
序盤で使わない場合は、終盤の詰めの場面で使用することもできますし、手札に余裕がある場合は、序盤から『ロトムV』につけてあえて使わずに『ロストスイーパー』の的にすることで『学習装置』を通すプレイもできます。
『ロトムV』とセットのカードとなりますので、枠が足りない場合はこのセットを抜く選択肢も考えられます。
●サポート
・『ペパー』4枚
《ていさつしれい》で手札を補充することができるので、特定のカードを持って来られるのは評価が高いと考えています。
デッキコンセプトの、序盤から『ドラメシヤ』をたくさん並べるために必要な『なかよしポフィン』にアクセスできることや、『大地の器』経由で『基本エネルギー』を用意できる点も優秀です。
ポケモンのどうぐも採用しているものはどれも優秀なので、多くのタイミングで『ペパー』を強く使えます。
序盤に引けば安定感も上がりますので、素引き、シャリタツで触りやすくするために4枚採用としました。
・『ナンジャモ』3枚
2進化ポケモンが主体のデッキとなりますので、初動ではなく進化先等を大量に引き込む可能性があります。そういった場合に一旦デッキに帰ってもらいながら初動を引きに行くことを目的とし採用しました。
サイドレースが進んだ中盤から終盤では手札干渉としての役割もありますが、その頃には自分の盤面に『ドロンチ』があまりおらず、自分の手札も厳しくなりがちですので、手札干渉としては『ツツジ』の方が優秀であると考えています。
序盤は『ペパー』や『ワタル』にサポート権を使用したいので最大枚数から1枚減らした3枚の採用となります。
・『ボスの指令』2枚
『カウンターキャッチャー』でも書いたように、先に60のせたベンチのたね『ポケモンV』、『ポケモンex』を呼び出して、200のせたポケモンと同時に倒すことができます。
〔ファントムダイブ〕のダメージが200とめちゃくちゃ高いわけではないので、『ロトムV』や『ネオラントV』等のHPが低けサイドを2枚取ることができるポケモンを優先して倒したいときにも使用します。
基本は他のサポートにサポート権を割きたいので、サイド落ちを考慮して2枚採用としています。環境によっては増やすことも考えられるカードではあります。
・『ワタル』3枚
今回の構築のキーカードであり、序盤の安定感を底上げしているカードです。初ターンに『なかよしポフィン』等でしっかり『ドラメシヤ』を並べ、2ターン目に『ドロンチ』を複数体用意できれば試合を押し切れる可能性がぐっと上がります。
後攻であれば『ワタル』で『ドラメシヤ』を持ってくることもできるため、デッキコンセプトの再現性をかなり高めているカードであると言えます。
中盤以降は役割が持ちにくく、手札で腐りやすくなる点は気になりますが、最速〔ファントムダイブ〕を決めたい一心で3枚採用しました。正直2枚でも十分であると思いますし、構築次第では抜けていくカードであると言えます。
・『フトゥー博士のシナリオ』1枚
『ドラパルトex』が高耐久である点を活かすことができるカードとして採用しました。基本的には『ドロンチ』から進化しているので強く使える場面が多くの試合でありました。
しかしサポート権を使用してしまうのは辛く、『ペパー』で持って来られるかつサポート権を使用しない『ポケモン回収サイクロン』の方が優秀です。
『ドラパルトex』以外にも、終盤負け筋になりえる『ロトムV』などを盤面から消す役割もあります。
●スタジアム
・『シンオウ神殿』1枚
【ルギア】、『ミストエネルギー』、ミラーマッチの『ネオアッパーエネルギー』対策として採用しました。
自分の『ネオアッパーエネルギー』にも影響することから使うタイミングは限られますが、幅広く「特殊エネルギー」を対策できる点や、スタジアムのため場持ちが良い点は評価が高いです。
相手が先に使用した『シンオウ神殿』を剥がすことができないので、採用している「ACE SPEC」が『ネオアッパーエネルギー』の場合は、このカードを採用しない方が良いと考えています。
【ルギア】デッキの分布数や、『ネオアッパーエネルギー』の採用の有無などで採用枚数を変更してください。
・『崩れたスタジアム』1枚
主に序盤に使用した『ロトムV』を盤面から消す目的で採用していますが、他にも相手のスタジアムを剥がす役割などもあります。
序盤の安定感を求めるなら、この枠を『ボウルタウン』や『テーブルシティ』などに変更するのもよいです。
必須のカードではありませんので、採用カードと相談して枚数を決めてください。
●エネルギー
・『基本超エネルギー』4枚、『基本炎エネルギー』4枚
『ネイティオ』や『メロコ』を採用していないので、1ターンで〔ファントムダイブ〕に必要なエネルギーを用意することができません。
よって、1ターン目から毎ターンエネルギーを供給し続けなければなりません。初手にどちらでも良いので1枚は引きたいカードとなります。『大地の器』、『ネオアッパーエネルギー』と合わせて10枚は採用したいと考え、それぞれ4枚ずつの採用となります。
欲を言えば5枚ずつぐらい採用したいところですが、枠の関係で今回は削りました。
・『ネオアッパーエネルギー』1枚
1ターンで〔ファントムダイブ〕に必要なエネルギーを供給することができる唯一のカードとなります。
最速〔ファントムダイブ〕を決めるためには重要なカードであり、貴重な「ACE SPEC」の枠を割いてでも採用したいカードであると考え採用しました。
しかし、メタゲームがしっかりと回り出し、対策もされるようになってきたので、これからの環境ではあまりおすすめはできないカードとなります。
他の「ACE SPEC」も優秀ですし、エネルギー供給については構築次第でいくらでも工夫ができますので、必須のカードではないと考えられます。
○入賞リスト等を見ていて合性が良さそうだと感じたカード
・『ネイティ』、『ネイティオ』
エネルギーを供給しながら、手札の補充まで行えるカードです。
今回の構築では、エネルギー供給と手札干渉の弱さが課題として挙げられますが、その2点を解決することができます。
今回は、『ネイティ』がHPの低いカードしかなく、ミラーマッチの後手や『デヴォーション』に弱い、また枠が足りないと考え採用を見送りました。
しかし、今後は採用を検討できるカードであると考えています。
・『カルボウ』、『グレンアルマ《ひおくり》』、『マグマの滝壺』
エネルギー供給問題を解決してくれるカードになります。
『カルボウ』はHP70が存在し、『グレンアルマ』はHP130であるので、どちらも〔ファントムダイブ〕1回、2回では倒されることがない点も優秀です。
『マグマの滝壺』と合わせれば、手札に『基本炎エネルギー』がなくても、エネルギーを供給することができますが、ダメカンが20のる点は気をつける必要があります。
・『テツノツツミ』
〔ファントムダイブ〕の200では倒すのにあと少し足りないポケモンや、〔ファントムダイブ〕の60で倒したいのにバトル場にでてきたポケモンをベンチに下げることで、一気にサイドを複数枚取り進めることができる点が優秀です。
ベンチも圧迫しませんし、自分からトラッシュへ行くのでミラーマッチで的になる心配もありません。
・『ルチャブル』
メタゲームが回り出して、HP70のポケモンの採用が増えてきました。《フライングエントリー》でもう10のせてやることで、サイドレースを進めやすくなったり、状況によっては試合をそのまま押し切れる可能性もあります。
ベンチを圧迫する点やHPが70と低い点は気になりますので、採用する際はその点も考慮してください。
・『かがやくフーディン』
〔ファントムダイブ〕でバトル場に乗せた200を後にのせることで、サイドを複数取りやすくすることができます。
バトル場を180+200で倒し、ベンチを60+20+60で倒すことが可能になるので、ベンチの『かがやくゲッコウガ』やHP140ラインのポケモンまで一気に倒すことができます。
わざとダメカンを散らして、カウンター状態を維持したり、『ツツジ』をケアしながら終盤の『デヴォリューション』などで一気に取り切るプランなども採用できます。
・『かがやくリザードン』
『基本炎エネルギー』を無理なく採用できるので、終盤の高火力サブアタッカーとして検討できます。また〔ファントムダイブ〕でダメカンを調整しておけば、HP340のポケモンでも倒し切ることができます。
逃げエネが重く、序盤はアタッカーとして機能しない点からスタートするポケモンになった場合が気になりますが、そこを割り切ることができれば強く使用できるポケモンであると考えられます。
・『ガチグマアカツキex』
『かがやくリザードン』と同様に、終盤の高火力アタッカーとして優秀です。リザードンよりも火力が出る点や、『基本エネルギー』の色を選ばない点、サイド数によってはエネなしでも攻撃可能な点が高評価です。
序盤については『かがやくリザードン』と同様のことが言えますし、サイドを2枚取られる点は要注意であると言えます。
・『イキリンコex』、『ゼイユ』
2ターン目からアメ進化をし、最速〔ファントムダイブ〕を必ずきめるという覚悟を持つ場合は、序盤から必要なパーツをしっかりと確保するという観点から、デッキを回すために採用しても良いと考えています。
今回の構築のように、『ドロンチ』を重く見る場合は、2進化のための必要パーツを大量にトラッシュする恐れがあるので、採用は難しいと思います。自分のデッキコンセプトにあわせて採用を検討してください。
・『ポケモン回収サイクロン』
役割としては『フトゥー博士のシナリオ』と同じになります。サポート権を使用せず、またポケモン以外も同時に回収できる(特に『基本エネルギー』)点はかなり評価が高いです。
『ドラパルトex』の高耐久であるという強みを活かして受け回すような戦い方ができると考えられます。
・『アンフェアスタンプ』
『ドラパルトex』は高耐久ですが、進化ラインやその他のポケモンはすぐに倒されます。また、後攻に課題があるデッキとも感じますので、このカードを使用して形勢逆転を狙うのもよいのではないでしょうか。
最速〔ファントムダイブ〕を決めた際に、バトル場を無視してベンチのポケモンを倒された場合に使用すれば、そのまま試合を押し切ることができる可能性もあります。
他の『ACE SPEC』も優秀なものが多いので悩ましいですが候補の一つになるのではないでしょうか。
・『ハイパーアロマ』
サポート権を使用せずに『ワタル』と同じ働きがるできます。また、グッズであることから『ペパー』で持ってくることができる点もよいです。
『ドロンチ』以外にも『ネイティオ』も持ってくることができるので、『ネイティオ』軸の構築には相性が良いと考えられます。
・『まけんきハチマキ』、『げんきのハチマキ』、『こだわりベルト』
〔ファントムダイブ〕で倒しきれないHPラインのポケモンを倒すために採用が検討されます。特にHP210、230ラインのポケモンを1回で倒せるようになるのは優秀です。
もちろん、あえて倒し切らずに次のターンに入れ替えて倒し切るプランもあるので必須というわけではありません。
『こだわりベルト』については、たねの「ポケモンV」をサイド数に関係なく先攻から倒すことができるようになるので、環境次第では十分に採用を検討できるカードであると考えます。
・『メロコ』
エネルギー問題を解決できるカードになります。強みとしては、ポケモンではないので、『ネイティ』のように〔ファントムダイブ〕で倒される心配がない、『シャリタツ』で触りやすいなどが挙げられます。
また、終盤の手札干渉に対しても強いという点も評価できます。
サポート権を使用することや、序盤は使いにくいという点が気になるので、採用しても1〜2枚程度であると考えられます。
・『スグリ』
〔ファントムダイブ〕の打点補助が主な役割となりますが、入れ替え札としても役割をもてる点が優秀です。
初動になるわけではないので、使用できる場面は限られていますが、『テツノカイナex』などを1回で倒せるようになるのは魅力的です。
・『ジャミングタワー』
相手のスタジアムを剥がしつつ、HPを上げる道具や『ハンディサーキュレーター』のようなこちらを妨害してくる道具を止められる点が優秀です。
また、採用されている構築が少ないので、相手のスタジアムを剥がす役割も持てます。
自分の『緊急ボード』や『学習装置』も止まる点が気になりますので、採用する場合は構築に気をつけたり、プレイでカバーするなどが必要です。
・『ルミナスエネルギー』
〔ファントムダイブ〕の要求エネルギーが高いので、これを用いることでその要求を下げることができます。
しかし、『ネオアッパーエネルギー』や【ルギア】のメタに巻き込まれる可能性があるので、今はあまりおすすめできるカードではありません。
○サンプルレシピ
ここまで、実際に使用したり最近の入賞リストなどを見て感じたことを書き殴ってきましたが、それらを踏まえて考えたサンプルレシピをいくつか載せておきます。
世の中に素晴らしいレシピがたくさん公開されている時代ですので、役に立つかわかりませんがよければご参考ください。
【ポケモン回収サイクロン採用構築】
【ネイティオ軸構築】
【アンフェアスタンプ採用構築】
【ハイパーアロマ採用構築】
【かがやくフーディン採用構築】
【かがやくリザードン採用構築】
【ガチグマアカツキex採用構築】
【テツノツツミ、ルチャブル採用構築】
【イキリンコex、ゼイユ採用構築】
○おわりに
さくっと書くつもりが気がついたら無駄に長々と書いておりました。いつものことながら申し訳ありません。
まだまだ発展途上のデッキであり、次のCLでもきっとすごい構築が生まれるだろうと予想しています。
デッキは選ぶ時代と言われることもありますが、自分であれやこれや考えるのも楽しいのでぜひみなさんも考えてみてください。
記事の内容についての質問や不明点等ありましたらコメントで質問していただくか、X(旧Twitter)の私のアカウント(@chanmuro_main )までDMしてください。感想でもかまいません。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた次の記事で。