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【全文無料】ヨノワールデッキ案(スタン)サンプルレシピあり

みなさんこんにちは。
Mu(@chanmuro_main)です。

5/21に発表された『ヨノワール《カースドボム》』、『サマヨール《カースドボム》』、『ヨマワル』が面白い性能だなと思いましたので、簡単な解説とデッキ案をまとめてみました。

これから研究されていくカードなので、その内の一つぐらいで気軽に読んでいただければと思います。

それでは本文へ。

※本記事では以下のように分類しております。

『○○』・・・カード名

【○○】・・・テーマ、デッキの種類

《○○》・・・特性

〔○○〕・・・わざ

「○○」・・・その他

○《カースドボム》について


●『ヨノワール《カースドボム》』
 『サマヨール《カースドボム》』



きぜつした後、相手のポケモン1匹に『ヨノワール』はダメカンを13個、『サマヨール』はダメカンを5個置きます。

シンプルで強力な《カースドボム》は、以下のような役割を持つことができると考えています。

①サイド複数枚取り
②打点補助
③サイド枚数の調整
④バトル場を空ける
⑤盤面形成の補助

それぞれもう少し詳しく書きます。

①サイド複数枚取り

『ヨノワール』は13個ダメカンを置くことができるのでHPの低いポケモンなら倒すことができます。
相手のポケモン1匹にしか置くことができないので、HP70と60をまとめて取ると言ったことはできません。

《カースドボム》でサイドを取りつつ、バトル場
のポケモンでもサイドを取るという意味の複数枚取りです。

また、あらかじめダメージを与え、残りのHPを《カースドボム》圏内に入れておいて、《カースドボム》を連発するなどできれば、HPが130以上のポケモンも倒すことができ、サイドを3枚以上取ることも可能となります。

『ヨノワール』+『ヨノワール』で260なのでたねのポケモンV・ポケモンexは大体倒すことができます。

『ヨノワール』+『サマヨール』は180なので『ネオラントV』や『イキリンコex』を倒すことができます。

相手にもサイドを取られるので、このカードだけでサイドレースを有利にできるということはありませんが、うまく組み合わせて使えば試合を有利に進めることはできます。

②打点補助

『ヨノワール』まで進化させなくても『サマヨール』の《カースドボム》で、技のダメージが250、260といったあと少し打点が欲しいポケモンたちが300超えの打点を出すことができるようになります。

『スグリ』、『こだわりベルト』、『元気のハチマキ』、『まけんきハチマキ』、『マキシマムベルト』等と組み合わせれば330〜340のHPラインのポケモンも倒すことができます。

『サマヨール』であれば1進化で済みますので、そこまで要求値は高くなく、2進化exの高HPポケモンを倒しやすくなります。もちろん、『ヨノワール』まで進化させれば、200〜210打点のポケモンでも、330〜340のHPラインのポケモンも倒すことができます。

③サイド枚数の調整

《カースドボム》を使用する際、『サマヨール』や『ヨノワール』はきぜつしますので、相手がサイドを取り進めることになります。相手のサイドのみが一方的に減ることで、カウンター状態(『カウンターキャッチャー』や『リバーサルエネルギー』が使用できる状態)になります。

能動的にカウンター状態にすることは、そのターンの要求を満たしやすくなる、相手のサイドの枚数によって使用できるカードが使いやすくる等の利点があります。また、『リザードンex』等のサイド枚数を参照して打点が上昇するポケモンなどにも有用です。

サイドを取らずにLOを狙うデッキタイプやコントロール系のデッキタイプにも、一方的に『カウンターキャッチャー』等を使用させないという意味では強く使えるのではないでしょうか。

④バトル場を空ける

一旦バトル場に出してから、《カースドボム》を使用することで、擬似的に入れ替えの役割を持たせることができます。

『エレキジェネレーター』や《アカシックセンス》のような効果の対象がベンチポケモンであるカードや特性を働かせたうえでバトル場に出したい状況などがあると思います。

その際に、入れ替えのカードや逃げるエネルギーが0のカードを採用していない、または手札にない状況であっても、能動的にバトル場を空けることができると、必要なエネルギーを供給した状態でバトル場に送り出すことが可能となります。

また、次のターン技を使えないなどの制約が働いている場合も、一度ベンチに下げてから再びバトル場に送り出し、技を使用することが可能となります。

⑤盤面形成の補助

〔げっこうしゅりけん〕や〔ロストマイン〕等を通したい場面で、『キャンセルコロン』を採用していなくても、《カースドボム》で『マナフィ』や『ジラーチ』を倒すことができれば、一気に試合を有利にすることが可能となります。

また、『ベラカス《スフィアシールド》』や『ミストエネルギー』がついたポケモンでも、《カースドボム》は特性であることから、倒すことが可能となります。

他にも、バトル場を倒しつつ、ベンチで準備しているポケモンや、次のターンに進化しそうなポケモンなどを倒すことで、盤面を有利にすることが可能になります。

《カースドボム》を使用するので、必ずサイドレースは一気に有利になるということでありませんが、有利な盤面形成ができれば、試合をそのまま決めてしまう可能性は高いです。

○デッキ案


ここまで、簡単ではありますが、『ヨノワール』、『サマヨール』について書いてきました。ここからは、いくつかデッキ案を載せたいと思います。

『ヨノワール』、『サマヨール』、『ヨマワル』につていたはそれぞれ新カードと置き換えて考えてください。

また、今から紹介する構築は、あくまでコンセプト重視で組んでおり、環境を意識しておりません。実際に組まれる際は、環境を考慮し、必要に応じてカードを入れ替えてください。

●【ヨノワグマ】


『ヨノワール』ラインを早々に進化させて、相手の盤面を崩しながら手札にも干渉していきます。
『ヒーローマント』をつけた『ガチグマアカツキex』を押し付けることでサイドを一気に取り切ります。

『ヒーローマント』でなくても、『ゆうきのおまもり』をつけた『ガチグマアカツキex』を『ポケモン回収サイクロン』や『チェレンのきくばり』、『ボタン』などで使い回すのもありです。

2進化exポケモン、たねexポケモンのどちらにも対応しやすい点がよいですが、エネルギーを渋ってる点や、中盤以降の相手の手札干渉に弱いのが気になります。

●【ヨノワリザ】


『リザードンex』の序盤足りない打点を《カースドボム》で補いつつ、能動的にカウンター状態となることで『カウンターキャッチャー』等を使いやすくしています。

ミラーマッチ、たねのポケモンexが主体のデッキ、LO系統のデッキに対して強く出れるのではないかと考えています。

●【ヨノワサナ】


『ヨノワール』が《カースドボム》を使用する以外にも、アタッカーとして役割を持ちます。

《サイコエンブレイズ》を使用した際に乗るダメカンをマシマシラで相手に乗せたり、《カースドボム》で打点補助をすることで『サーナイトex』が高HPアタッカーとして活躍します。

『ヨノワール』がアタッカーとなる場合は、『サマヨール』の《カースドボム》でも
180+50+60=290
(《アドレナブレイン》2回使用の場合)
とポケモンVSTARラインは倒すことができます。

また次のターンに《アドレナブレイン》が使用できれば、『ヨノワール』が倒されたとしても2進化exも倒すことが可能です。

《カースドボム》や《アドレナブレイン》が使用できなくても、『サーナイトex』で攻撃することができれば後続も問題ありません。

『ヨノワール』が生き残った場合は、《カースドボム》を使用した後、再度《アドレナブレイン》が使用可能となりますので、かなり有利な盤面形成ができると考えられます。(サイドは取られるので要注意)

ベンチがカツカツなので、サイド落ちをしっかりと確認しながらゲームプランを決める必要があります。

●【ヨノワマン】


『イルカマン』を『イルカマンex』に進化するために一度ベンチに下げ、アタッカーとして使用する場合に再びバトル場へ送り出す際に、《カースドボム》を使用することで、入れ替え兼打点補助の2つの役割を持てる点が魅力です。

『サザレ』を採用することで、手札にきた『イルカマンex』を必要な『ヨノワール』ラインのカードへ変換できるのもよいです。

基本的に要求値が高いので、デッキをしっかりと回るように組む必要があるのが課題ですが、少し打点が足りなかった『イルカマンex』が高HPのポケモンを倒せるようになったのはいいと思います。

●【ヨノオーガ】


《カースドボム》で『マナフィ』を盤面から消しつつ〔げっこうしゅりけん〕や〔ダイナミックウェーブ〕を通すプランです。

能動的にカウンター状態になることで、『カウンターキャッチャー』で相手を縛りつつ、《カースドボム》で〔ダイナミックウェーブ〕の打点を上げベンチのサイド2枚ポケモンを倒すことも可能です。

《きょくていおん》が使えないと試合にならないので『セグレイブ』は多めの採用にしているのと、『デヴォリューション』対策に『セゴール』も採用しています。

リソース管理が難しいのと要求値が高いのが課題です。

●【ヨノワデナグル】


『ヨノワール』をアタッカーとして採用した構築ですが、《カースドボム》を使用しすぎると後続が続かないので『ガチグマアカツキex』もアタッカーとして採用しています。

『ゴージャスマント』をつけた『ヨノワール』が相手の攻撃を耐えたなら、《カースドボム》を使用することで『ゴージャスマント』のデメリットを回避することができます。

カウンター状態の場合は『リバーサルエネルギー』をつけた『ヨノワール』で技を使用し、カウンター状態でない場合はエネをつけた『ガチグマアカツキex』で技を使用します。

中盤でも『ガチグマアカツキex』が技を使えるように『ダブルターボエネルギー』も採用しています。デメリットで打点が-20される点も《カースドボム》が補ってくれるのでそこそこいい打点になります。

●【ヨノワカビ】


基本的にLO(ライブライアウト)は狙わずにサイドを取り切ることを目指す構築です。試合の展開によっては、LOを狙うこともあります。

カビゴンで縛っている間に『ヨノワール』を育てつつ、『ビワ』などで相手のリソースを枯らします。
準備が整ったら一気にサイドを取り切るために、『ヒーローマント』をつけた『ガチグマアカツキex』を押し付けます。

ほとんどないと思いますが、『ダブルターボエネルギー』を4枚採用しているので『カビゴン』で殴ることも可能です。
その場合は『ヨノワール』の《カースドボム》を打点補助として組み合わせると、そこそこの打点が確保できます。

●【ヨノワクチ】


基本的なコンセプトは先ほどの【ヨノワカビ】と同じです。こちらもLOではなく、サイドを取り切ることを目指します。『クチート』で相手を縛っている間に準備を進めます。

『カビゴン』と大きく異なる点は、〔あまいわな〕によって打点が+90されるので、《カースドボム》をサイドを取る役割に回しやすくなります。
また、特製ではなく、技の効果で縛るので、『ハバタクカミ』等で解除される心配はありませんが、『ミストエネルギー』がついているポケモンは縛れないので要注意です。

『ダブルターボエネルギー』をつけた『ガチグマアカツキex』でも打点が+90されると310まで出すことができますし、『サマヨール』の《カースドボム》を組み合わせると、HPが310以上のポケモンも倒すことが可能となります。

中盤以降は『ヒーローマント』をつけた『ガチグマアカツキex』を押し付けて、試合を決めてしまいましょう。

●【ヨノワブジン】


『ヨノワール』の《カースドボム》を使用することを狙うと要求値が高くなります。そのため『ヨノワール』ではなく、『サマヨール』の《カースドボム》を強く使えるように構築しました。

《タキオンビット》と《カースドボム》を組み合わせることで、HPの低いたねポケモンを倒しやすくなります。また、『テツノブジン』をアタッカーとしても採用していますので、少し物足りない打点補助にもなります。(その場合は『ヨノワール』の《カースドボム》のほうが良いです。)

サイドを2−2−2と取られやすいのが『テツノブジン』の弱点でしたが、《カースドボム》のおかげで序盤から『ナンジャモ』を強く使いやすくなりました。手札干渉を積極的に行い、相手の盤面が完成する前に試合を有利に進めていけば、サイドレースも逆転しやすくなると思います。

エネルギー加速の手段を『ネイティオ』に頼り切っているのが課題ですので、他のエネルギー加速手段も採用するか、『ネイティオ』ラインを増やしてもよいと思います。

●【ロストヨノ】


X(旧Twitter)で話題になっているロスト軸で組んだ構築になります。すでに良さげな構築が流れていたので、かなり引っ張られていますが、自分で組むならこうかな〜といった感じで組んでみました。

『ヤミラミ』だけでは打点が少し物足りないので、小回りの効く『ウッウ』も採用しています。『かがやくゲッコウガ』もアタッカーとして運用できるように『基本水エネルギー』も採用していますので、〔げっこうしゅりけん〕も積極的に狙っていきましょう。

とにかく爆速でロストがたまりますので、うまく回れば相手の盤面が整う前に試合を決めてしまうことも可能であるとかんがえられます。

●【ロストヨノ(封印石採用型)】


『シークレットボックス』がかなり強く使えるデッキであると思いますので、少しでも触りやすくできるように『森の封印石』を入れてみました。
ベンチ枠がカツカツなので、《スターアルケミー》を使用後はベンチを空けられる『ピジョットV』と組みわせたギミックを採用しています。

●【ロストヨノ(アクロマ不採用型)】


『アクロマの実験』に頼らなくてもロストゾーンが溜まっていくギミックを採用していますので、思い切って抜いてみました。また、『アクロマの実験』を採用しなければ、新弾で登場する『キュレム』の影響を強く受けることもありません。
《カースドボム》をしっかりと使用できる再現性をあげることを狙います。

○おわりに


 簡単ではありますが、『ヨノワール』等についてまとめさせていただきました。書きながら、新弾のカードをあまり考慮していなかったなと反省しております。

 まだまだ、未発表のカードもありリストの発表が楽しみなところではありますが、この記事が誰かの役に立てば幸いです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた次の記事で。

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