蕎麦屋でワインをガブガブ飲む会

私こそが源太郎そばライターのらんむろである。言うだけならタダ。

今日は仕事が休みであったが、わざわざ春日まで赴いて夕方にピットイン。何故って、そこにワイン飲み放題があるから……!

飲み放題のシステムだ。まず券売機でワイン飲み放題(500円)と、おつまみ(100円or300円)を購入。おつまみは値段ごとに二品のうちから選べる。

カウンターにて券をもぎってもらい、しばらくすると頼んだおつまみと小さなグラスがやってくる。

カウンター手前には氷水の入ったバケツにワインが突き刺さっているので、そこから勝手に取って好きなだけ飲めということだ。マッドネス!

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ということで、30分でワインをできる限り体に流し入れる修行が始まった。

おつまみは「枝豆ペペロン」をオーダー。少し固めの枝豆が、ペペロンチーノ風味のパンチのある味付けにマッチしている。酒の進む逸品だ。しかしなにより、みんなが蕎麦をすすっているなか、私だけが狂ったようにワインを飲んでいる様こそが一番のチェイサーではなかろうか。

はじめに赤ワインを飲む。ドナ・ティントというらしい。酸味がありつつもスッキリ飲みやすい。
つづいて白。こちらはヴィーニョヴェルデだそうだ。普段白をあまり飲まないのでよくわからないが、これ、めちゃくちゃうまい!フルーティーで飲みやすく、甘い!すげー好き。これは二杯飲んだ。

合計三杯飲んだところで声をかけられた。飲み放題終わりなので下げてくださいとのこと。私自身もこれ以上ワインとタイマンする根性はなかったし、これくらいでいいのだ。600円でワイン三杯とおつまみが来たと考えればかなり安いのではないだろうか。値段はともかく、この日私は源太郎そばの新たな一面を知ったのだ。それだけで十分だろう。これからも訪れて、知らない顔を見てやろうじゃないか。