今週の活動(5/8~14)
みなさんこんにちは!
岩手県一関市室根地域 地域おこし協力隊青木です!
今週の活動をピックアップしてお伝えします!
小野寺寛さん訪問
室根で活発に活動している12区
その地区に住んでいらっしゃる小野寺寛さんを訪問してきました!
来月開催予定の
森は海の恋人植樹祭
と
矢越かぶとひこばえ食工房
について色々お話していただきました!
森は海の恋人植樹祭
今年は6月2日(日)に行われる
森は海の恋人植樹祭
そのルーツなどをお聞きさせていただきました!
詳しくは↓で書いていますので読んでみてください!
矢越かぶ
室根の12区にあるひこばえ食工房は、
主に道の駅むろねに加工品を提供していて、
その中で名物なのが
矢越かぶふかし
その名物の誕生や、矢越かぶを育てるようになった過程をお話しいただきました!
森と海の恋人植樹祭のおかげで、矢越地域に来ていただく方も増えてきました。
ただ、来ていただくが、名物になるようなものが無く
何かないか!?
と探し続けていたそうです。
そんな時、気仙沼市大島の奥さんの実家で、あるおこわに出会ったそうです。
そのおこわが、
カブふかし
そのおこわに入っているカブは元々矢越かぶと言われていた、というのを知ったそうです。
戦後に、改良されたお米や、サツマイモの普及によって矢越地域で作られなくなっていったそうです。
ですが、大島で細々とですが作られ続けていたそうです!
矢越かぶのルーツ
矢越かぶは、
明治頃に矢越地域に来た種屋さんからキャベツの種を買った時に、
カブの種が混ざっていて、
その種を大切に取って、矢越かぶと名付けたそうです。
矢越かぶの特徴
矢越かぶはアブラナ科の植物で、菜の花の仲間になるそうです。
大根、カブも同じアブラナ科なので、親戚にあたるようです。
身は黄色く、食物繊維が豊富で歯ごたえがあって、甘みも強く、
煮込み料理に適しているそうです。
カブふかしの商品化
矢越かぶ栽培に取り組んでいた6人のお母さん方の団体
ふるさとの味伝承の会
を設立して、矢越かぶ商品の開発をしていったそうです。
最初に作ったのは、やはり大島でも作られていた、カブふかし
作り方を改めてレシピ化したそうです。
そのカブふかしをおにぎりにして、森は海の恋人植樹祭などで振舞ったところ、一躍脚光を浴びるようになったそうです。
矢越かぶの正体
矢越かぶを商品化し、首都圏のシェフの方々に県産食材をPRするイベントに参加したそうです。
矢越かぶを見たシェフの方で、
「ルタバガに似ている」
と複数におしゃる方がいたそうです。
種屋さんからの種の中に混ざっていた矢越かぶですが、
その種屋さんは、海外からの種を販売する種屋さんだったそうで、
おそらく輸入された野菜種の中に混ざっていたのではないかとのことでした。
※ルタバガは別名スウィードという名前だそうです
小野寺さんのお話を聞いて
小野寺さんとお話をして、
室根に名物ができないか、盛り上がることができないかを、
熱心に活動されている方でした!
現在、矢越かぶは小野寺さんだけが作っているそうで、
栄養素も豊富で、元々海外の野菜なので、カブふかし以外にも、
洋食などにも相性が良いようでしたので、
多くの方に知って貰えれば、全国に向けて生産する室根名物になるのではないかと思いました。
冬に道の駅にも矢越かぶが並ぶそうなので、実際に料理して食べてみたいと思います!
春キャンプIn南股地区センター
GCM(Group Camp Meeting)が主催する。
春キャンプIn南股地区センター
のお手伝いと、出店をしてきました!
詳しい内容は↓にありますので読んでみてください!