球場で飲むビール。
野球観戦にはビールが付き物。
様々なビールの売り子さんがスタンド内を歩き回る光景は、試合を見る上で欠かせない存在である。
『球場で飲むビールは美味い』
このセリフを何度も聞いた。
球場のビールは今1杯800円する。
スーパーなら180円くらいで買えるのにだ。
"なぜ高いのに飲むんだ?"
と、ビールが飲めなかった頃は疑問しか湧いてこなかった。
だが、今ではこの価値がとてつもなく理解できる。
1つは球場の雰囲気。
観客動員数の制限がなくなり、スタンドを埋める人々。
それに応えるように選手のプレーが光り、合わさる事で球場は大きな熱気に包まれる。
さらに、今は声出し応援が解禁になった。
声を出せば、自然と喉が渇く。
熱さを冷まし、喉を潤すのにビールはピッタリである。
酒の力を借りていつもより声援に力が入る、
なんて人も中にはいるんじゃないだろうか。
もう1つは早さ。
酒飲みからしてこんなに嬉しい事はない。
ビールの泡が新鮮で、尚且つ冷えている。
売り子さんから買えば、これが注がれてから3秒以内で飲めるのだ。
居酒屋で働いてるからこそ言える事だが、
店では"サーバーが机に直で繋がってる"って特殊な事が無きゃそのスピード提供は出来ない。
"サーバーを繋げた樽を背負っている"売り子さんでしか実現出来ないクオリティーだ。
球場にはビールをさらに美味しくするおつまみも充実しているし、試合日の中に"ビール半額デー"を組み込んでいるところがほとんどだ。
これだけの理由があれば、ビールを飲まずにはいられない。
ちなみに私がよく飲むのは
ベイスターズが球団オリジナルで出している
『BAYSTARS ALE(ベイスターズ エール)』。
口当たりがスッキリしていて非常に飲みやすい。
球団オリジナルビールは他にも、ベイスターズラガーやベイスターズホワイトが常時販売されており、期間限定でベイスターズポーター(黒ビール)も出た事がある。
これらは全てハマスタでしか販売されてないので、お越しの際はぜひとも飲んでいただきたい!
だが、最後にこれだけは伝えておこう。
楽しくなって飲み過ぎるとお金もかなり消費して色んな意味で帰りに頭を抱える事になりますよ。
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