ICL(眼内コンタクトレンズ)手術をやってみる。
視力0.02前後、乱視あり。
目のプロ「小学校3〜4年生頃から眼鏡をかけ始めて、中学生の頃に今ぐらいの視力で落ち着いて今に至るって感じですよね?」
私「え!?何で私の視力変遷を知っているのですか?」
目のプロ「視力の低下は身体の成長と連動しているので、殆どの人がそんな感じなんですよ。」
そうなんや・・・知らんかった。
上記はICLと呼ばれる、眼内にコンタクトレンズを入れる手術を受けるための事前検査時の会話です。そうそう、小3ぐらいから目が悪くなって眼鏡かけ始めたのですよ。
当時はフレームの選択肢も少なく、3〜5万円ぐらいしたような。
その後も順調に視力は低下&乱視もトッピングされていき、定期的にメガネを買い替えつつ、15〜16歳頃からは色気付いてコンタクトレンズへ。それも最初はハードレンズで痛い思いをしてからソフトレンズへ。ソフトもずーっと使うタイプのメンテを疎かにして眼病になったので2weekタイプ、最終的には1dayタイプへ移行して今、という感じです。
20代後半の時に一度レーシックの手術を受けるために検査に行ったのですが、角膜が薄くて無理と言われ、一生コンタクトとメガネ生活か・・・と諦めていたところに彗星の如く現れたのがICL(眼内コンタクトレンズ)。
視力が元に戻ってしまう可能性があるというレーシックのデメリットを完全に打ち消す、何かあったらレンズを取り出せば(悪い視力へ)元通りという仕様。不可逆だったものが可逆になったことで、俄然やりたい!と思うようになりました。
Googleトレンドもこんな感じで、徐々に認知は広がってきています。
ただ、費用がそこそこかかるのは良いとして、術後の対応が結構面倒臭い&かなり気を付けて過ごさないといけないという点に引っかかっていました。第2子(私個人としては3人目ですが、ああややこしい!)の計画があり、生まれてきたらそれどころじゃないのでその時は見送り。
その後、無事に産まれたMy Sweet Baby(第2子)も1歳半を過ぎたので、いざ!
病院を探す
口コミの精査など、ここで結構時間がかかりそうだなーと思いきや、すぐに終わりました。というのも、症例数が多いに越したことはないので、個人医院ではなく全国展開している医院という条件で絞ると、私が居住するエリアでは実質2件のみ。片方は口コミ激悪、もう片方は良レビューばっかり。良レビューにサクラがどれだけ仕込まれていたとしても、口コミ激悪のところには行けないので病院はすぐに決定。
検査予約
WEBからでも申し込めましたが、色々と聞きたいこともあったので電話にて。対応はややうーんでしたが、まぁ可もなく不可も無くの範疇だったので良しとすることに。検査前は1週間コンタクトレンズを外しておく必要があるので、電話した日の10日後に予約決定。
適応検査
2時間はかかると言われていましたが、実質1時間ちょっとで終わりました。最初に眼圧や視力などを一通り検査して、目のことはめっちゃ分かってますみたいな人が出てきてICLについて説明。
開口一番、
目のプロ「全くメガネをかけない生活になるわけじゃないんですよねぇ。」
私「え!?どういうことですか?」
目のプロ「いや、室木さんは年齢的にこれから老眼がどんどん進みますし、実際に今かけておられるメガネもちょっと老眼への対応が入ってますよ。」
私「し、しらなかったです・・・」
目のプロ「近視を矯正するということは、遠くのものは見えやすくなりますが、近くのものが見えにくくなる老眼の症状が強く出てくる傾向があるので、よくお考えになった上で決めていただければと。」
ゴリゴリのクロージングトークをされると思いきや、殆ど止められてる?
私「じゃ、じゃあ!それって実際にはどんな見え方になるんですかね?」
ということで、細かい見え方を実際のレンズ(レンズを入れ替えまくるやつね)で説明してもらいました。その結果、今のメガネやコンタクトレンズほど良い視力を出そうとしないのであれば、今の段階で老眼がそこまで気になることはないでしょうという話に。
私「手術、します!」
クロージングトーク
仕事出来ますオーラ漂う女性が、その後の流れや手術の費用関係などを丁寧に説明。ここでも、老眼によって思うような見え方にならない可能性がありますということを念押しされる。そういうクレームが多いのでしょうね・・・
私「先ほども丁寧に説明を受けたので大丈夫です!やります!」
ということでこの日は実際のレンズ度数を決定する最終検査の日程を予約して終了なのですが、何と3週間後しか空いてないとのこと。初回の適応検査の予約はすぐ取れましたが、その後の日程決めは手術日も含めてかなり混み混みでした。実際、いつ行ってもお客さんは多かったです。
ちなみにこの日は検査のために瞳孔を開く点眼をされたのですが、昼間だったこともあり、目を開けてられないぐらい眩し過ぎて帰り道は大変でした。
最終検査(レンズ度数の決定と手配)
この日は実際の見え方をどうするかという点を、目のことはめっちゃ分かってますみたいな人の親玉みたいな人(でも優しい)が出てきて、
・実際の見え方を検証すると、乱視が無くてもいけそうなので、乱視対応レンズじゃなくて普通の近視対応レンズで行きましょう。
その方がレンズの手配が早いので手術もすぐに出来るとのことでしたが、手術費用も安くなるんですよ?そんなことを向こうから勧めてくるなんてあります!?
こういう医院とかクリニックはとりあえず一番高いプランをゴリ押ししてくるイメージしかないので(偏見)、安価なプランを勧めてくれるなんて良心的(単純)。
・視力は当初の話通り、強過ぎずほどほどに。
最後に支払いの確認と手術日を確定して終了。手術も混んでいるそうで、手術日は最終検査日から約1ヶ月後(!)。
最初の適応検査も2回目の最終検査も、コンタクトレンズは1週間前から外しておかないといけないので、それだけが面倒だったかな。
手術
これをUPした日の前日に、手術自体は無事に終わっています。実際の手術がどんな感じで、見え方はどうなったのか・・・は、また来週!