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<えのブログ>2021年6月第4週|ネズミの自分を生きるか、ミッキーの自分を生きるかの分かれ道
みなさんこんにちは!
声のメルマガ
服部みれいのすきにいわせてッ
編集部員の榎本かおりです。
6月最後の声のメルマガは
もうおたのしみいただいたでしょうか?
濃密な5日間のオンラインイベント、
「佐々琢哉展」の熱冷めやらぬタイミングでの収録となり、
みれいさん、福太郎さんそれぞれの感慨と
高まるエネルギーを感じるような配信回です。
おふたりそれぞれに
あたらしい景色を見据えているような
そんな印象も受けながらわたしは聴きました。
今週も声のメルマガならではの
オープンすぎる夫婦話芸は全開!
リスナーさんからのご質問、ご相談に
たっぷりとお答えするコーナーもありです。
相談のご本人のみならず、自分のことに照らし合わせて、
考えてみたくなるようなヒントや、
あたらしい時代に向けた智慧が今回も満載です!
*この回のトピックスはこちらでご覧いただけます。
さてさて、
エムエム・ブックスのWebショップ
マーマーなブックスアンドソックスは
<mmbs 夏>リオープンに向けた準備期間として
6月30日(水)までおやすみをいただいています。
<mmbs 夏>は7月1日(木)より
1ヶ月限定でリオープン!
ご不便をおかけすることもあるかもしれませんが、
さらにあたらしく生まれ変わっていくmmbsの展開を
一緒にたのしんでいただけましたらさいわいです。
さてさて!
今回の声のメルマガは、
あの濃密にして豊穣な
佐々琢哉展終了直後ということで、
大変な充実感とともに、
おふたりには連日のおつかれも
あったことと思います。
福太郎さんの声はややローギアに
感じられたかもしれません。
が!
その内容はキレキレ!
妖精度が高まりすぎて、
「妖精おじさん」というより、
「おじさん妖精」となってきているのでは……、
と思うほど(笑)
(ちなみにみれいさんの声はいつも通りにキラッキラ。
5日にわたる佐々琢哉展に続いて、
朝日カルチャーセンターの講座などもあったため、
服部みれい30人説を唱えたくなるわけです)
今回のご質問コーナーでは
シャンプーが苦手な小学生の娘さんについての
ご相談がありました。
シャンプーいらずで8年目の
福太郎さんのお話、
みれいさんからの提案、
配信でお届けしておりますが、
noteのコメント欄にもリスナーさんからの
森の魔女さんへのメッセージが続々と!
(じ〜ん……)
ちなみにわたしは、
スタッフは全員お母さん、という、
職場で働いていたことがあるのですが、
(お孫さんがいるような先輩母さんから、
ごく若いお母さんまで幅広い年代の
お母さんたちが働く場所でした)
「身だしなみや日常のことで
子どもに憶えてもらいたいことがあるけど
なかなかうまくいかない」
ということが話題となったとき、
今回みれいさんが提案していたような、
「たのしみや心地よさから
導いていく」という意見と、
「自分も子どもの頃は
片付けとか全然できなかったけれど、
実家を出て必要に駆られるようになったら、
やむを得ずやるしかなくなって、
身についていった。
本人にとって必要になったら
自らやろうとするだろう」
という意見に
大体まとまったことを
思い出しました。
「シャンプー問題」は実は
森の魔女さんから見たら「問題」に見えても、
娘さんにとっては実は
問題ではないのかな?
と思えたりもします。
「問題は好機」
みれいさんの読者さんの名言だったかと思いますが、
このことは娘さんのことのようで
森の魔女さんが自分のことを知る
大チャンスだったりしそうですね。
実は、森の魔女さんはわたしと同じ埼玉県にお住まいで
セッションなどで何度かお会いしたことの
ある方なんです。
壮絶ともいえる環境で育った森の魔女さん。
「娘には自分と同じ思いをさせたくない」
という思いも感じます。
自分がきれいにしてもらえなかった記憶というか、
過去の自分を否定する思いが
シャンプー問題を浮上させているのかもしれない……
森の魔女さんもまいちゃんも
そのままでうつくしいです!
他者の目や、こうあらなくては、
ということで、
自分や娘さんを
否定しないであげてくださいね!
娘さんは森の魔女さんへの
メッセージをくれているだけなのかなと思います。
森の魔女さんは森の魔女さんが満足するように、
自分をうつくしく、
いいにおいにしてあげてみてください。
そして、自分もまいちゃんも
そのままでうつくしいこと
100万回伝えてあげてくださいね。
みれいさんがいっていたように、
女の子はときがきたら、
身だしなみのこと勝手に
やりはじめるのかなと思います。
わたしの娘の話なのですが、
中学生のころ、
朝、一応寝ぐせを直してから出かけていくのですが、
わたしから見ると「それでいいの?」と思うほど
寝ぐせがそのままだったりして、
(たぶんみんな「髪の毛命!」のお年頃のはずなのに)
ある日、よっぽど髪がはねていたのか
同級生の男の子に
「スーパーサイヤ人みたいだな」
といわれたといって帰ってきて、
さすがに傷ついて、
今後気にするようになるのでは?
と思って話を聴いていたら、
本人が気にしていたのは
「スーパーサイヤ人は悪の人なのかどうなのか」
ということ(笑)
「悟空もスーパーサイヤ人だと思うから
悪というわけではないんじゃないの?」
とよくわからないながら答えると、
「だったらいいか」と
スーパーサイヤ人といわれたことを
受け入れていました。
(「そこ!?」と、つっこみたいところでしたが、
わたしも本人がいいならいいかと……)
そんな娘も高校生ともなると、
コテ? ヘアアイロン?
みたいな道具で髪型を整えるように
なっていて、
(ふつうのことなのでしょうけれど、
わたし的にはびっくり!)
その子のタイプと
タイミングってあるんだなあと
しみじみ感じます。
今も朝起きてくると
パジャマにしてるTシャツが
裏表逆、さらに後ろと前も逆!
みたいなときがあって、
衝撃だったりするのですが、
小言はつい口をついてしまうものの、
いったところで本人のスイッチ次第なんだなと、
あまり気にしなくなってきています。
娘にいわせたら
わたしのほうが遥かに人間として
問題があるようですし。
(家族にはついことばが雑になったり
要点をストレートにいいすぎて
きつくなったりすることがありますが、
最近は娘にその点を指摘されます。
確かにおっしゃるとおりと思う……)
相手の何かを変えたい!
そうすることが相手のためともなる!
ということがもしあったとしても、
自分がまずやることは、
自分のことなんだなというか、
それしかできないんだなということ、
子育てを通して
わたしも学ばせてもらっています。
リスナーまめ子さんの
お便りについても、
会社の人間関係から、
ご自身の親との関係がひもとかれていって、
出来事を「自分のための情報」
と真摯に向き合われていることが
伝わってきました。
パワハラというワードも登場していましたが、
100%自分の記憶、
という視点からずれないことが
問題からの解放に向けた
いちばんの近道になるのだと
わたしは思っています。
そうはいっても
理不尽なことってありますよね。
10人に話したら、
10人が自分に同情してくれるようなこと。
ここで、相手に非があるのだからと、
対立のストーリーを選ぶのか、
自分に何かを気づかせるための
自分からの情報として活かすのか、
ここはとても大切な分かれ目なのだと
思います。
もちろん、
みれいさんがお話されていたように、
「自分はこう感じました」という、
アイメッセージをきちんと表現することは
とても大切ですよね。
理不尽をのみ込む
ということではないです!
でももし、
「相手を変えたい」
「あやまってほしい」
「相手に非があるのだから
それをみんなに周知したい」
といった思いがあるとしたら、
それこそが、
理不尽な体験を創造する種と
なってしまうかもしれず、
その種の手放しのために
その方はその役をやってれている
かもしれない。
出来事を、
自分の外側の物語として
体験するのか、
自分の内側の物語として
体験するのか、
二極化、多極化というのは
そういうことでもあるのかなと
感じたりもします。
今回の配信では
「自分を理解して、特性を発揮していく」
「もう、ふつうのふりはやめて、変人を極めるのだッ」
という、みれいさんのお話が激アツでした!
わたしたちは鋳型工場のような
学校教育を受けてきたため、
どこかが欠けていたり、
どこかが飛び出ていたりする、
自分の特性を、
欠点と捉えてしまいがちかと
思うのですが、
鋳型目線からまったく自由に、
自分の特性、
得意なこと、苦手なことなど
理解してあげること、
そして、
その自分に合わせた、
暮らしかた、
働きかた、
人間関係に
自分らしく整えてあげること、
これからますます
サボれない仕事に
なっていきそうです……。
いわゆる発達障がい的な傾向も、
短所ではなく自分のひとつの個性なのだ
ということ、
みれいさん、福太郎さんがお話されていましたが、
たとえばなのですが、
ミッキーマウスって、
ネズミですよね。
ネズミと考えると
黒い耳に顔が肌色って
実は大分気持ち悪いかもしれない。
では、
もしミッキーが
「僕ってネズミだし……」
「しかもキモいし……」
って、思っていたとしたら
どうでしょう……。
特性を活かしていなさすぎて
残念すぎますよね!
ミッキーはミッキーである
自分を理解して
「ハハッ!」とかいって、
二足歩行で、
巨大な手を振っていたら、
それだけでなぜだか人がよろこぶ。
「自分は標準とかけはなれているし……」
というのが
どれほどナンセンスなのか
というお話です。
ミッキーの自分を生きるか、
異形のネズミの自分を生きるか、
ここも大きな分かれ目なのかと!
いずれにしても!
声のメルマガは今週も熱いです。
声のメルマガ今こそ聴こまい!(岐阜弁)
さてさて、
ここからはたのしいおしらせをたっぷりと!
****************
<エムエム・ブックス新刊情報>
『いよいよはじまる、皇の時代 天繩文理論はどのように生まれたのか』(小山内洋子=著)
7月7日(水)いよいよ発売です!
声のメルマガでは何度も話題となってきた、
『大転換期の後 皇の時代』
(小山内洋子=著 しあわせ村=刊)
の続編となる一冊。
リスナーさんがみれいさんにこの本をおすすめしたことから、
この本が生まれたという経緯にも感動です!
ご予約はありませんが、
7月よりお申込みをおまちしております!
****************
<服部みれい新刊情報>
『自分をたいせつにする本』(筑摩書房=刊)
発売日 7月8日(木)
みれいさんが高校生・大学生むけに書き下ろした、
「自分をたいせつにする」方法の本が
ちくまプリマー新書から発売です!
みれいさんのこれまでの本のエッセンスが
わかりやすく詰まった一冊でありながら、
その骨子の部分がしっかりと届けられるような
はじめての一冊のようでもあるとのお話に、
高校生・大学生に限らず、
買いに走りたくなります。
7月1日より、リオープンとなる
mmbsでももちろん販売いたします。
*mmbsでお求めの方には特典として
みれいさんのサイン入りでお届けとのこと!
わたしはまさにドンピシャ世代の娘がおりますため、
そっとプレゼントしたいなと思っています。
****************
福太郎さんは「妖精おじさん」か「おじさん妖精」か……。
(配信では「妖怪おじさん」説も出てましたね|笑)
ぜひその目でおたしかめください!
****************
濃密ですばらしい時間の連続だった
「佐々琢哉展」
マーマーチャンネルでは
インスタライブのアーカイブが
おたのしみいただけます。
佐々琢哉ロスの方はぜひ!
****************
みれいさんが話していた、
ライ麦収穫時のお話、
「その場にあるものでなんとかする」
という瞬間をインスタでシェアしてくれています。
ライ麦をうつくしく括って、肩にのせるまでの流れに、
全人類がうっとりするのではないでしょうか!
(インスタ5枚目)
1枚目のみれいさんのかわいさがすごい!
2枚目のしろまさんもかわいい!
(iaiのドレスのうつくしさ!)
そして、この葉っぱたちが
あの甘美なサラダとなったのでしょうか???
(もはや官能的ですらあった佐々さんお手製のサラダのお話は
今回の大きな聴きどころのひとつです!ぜひ本編で!!!)
*mmbsは現在夏ショップに向け準備中。
ご注文は7月1日以降におまちしております!
****************
7月は配信日となる
木曜日が5回ありますため、
月4回配信の声のメルマガは
1週お休みとなります。
配信の予定についてはまたあらためて
おしらせをさせていただきますね!
7月の声のメルマガもどうぞおたのしみに!
<今週のピンポイントでここが聴きどころ>
先にも触れましたが、佐々さんお手製のサラダの話。
感動した食べもののお話をするときの
みれいさんの表現力もすごいですし、
出てくる食材ひとつひとつになんだか
うっとりしてきます……
聴いているだけで甘美な料理って!
(声のメルマガ編集部 榎本かおり)
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