バウル公演 ぬばたまの黒い鳥:シャーム・シュク・パキ
屋上劇場
2018年11月17日(土)
佐藤友美パロミタ 楽器:エクタラ・ドタラ・ドゥギ・グングル
時間 開場7:00pm 開演7:30pm
料金 2000円(1ドリンク別)
場所 ムリウイ
飲食 劇場時はフードの提供ありません
予約 tomomi.paromita@gmail.com(佐藤友美)
その鳥を見なかった?
その鳥の冠は孔雀の羽根
そして額には
ラーダーという
名前が書いてあるの
(パルバティ・バウル)
バウルとは:
歌・舞・奏を一人で同時にこなす。
インドの西ベンガル州及びバングラデシュ(ベンガル地方)の放浪の吟遊詩人、とも呼ばれる、遊行の行者。独特の哲学を反映した詩を歌い、舞い踊る。その精神的な祖先は、8世紀の仏教遊行僧の詩集、「チャリャー・ギーティ[遊行者の歌]」にも認められ、仏教やイスラーム神秘主義、ヒンドゥーなど、様々な伝統の影響を受けながら、どの宗派宗教にも属さず、師弟相伝で受け継がれて来たといわれる。アジア初のノーベル文学賞受賞者であるタゴールの詩に影響を与え、彼によって世界に紹介された。2005年にはUNESCO無形文化遺産に登録。
クリシュナの暗い海を泳いで渡れ
ただし足を濡らさずに
ああラーダー 水に浸らずに渡れ
雌蛇の頭の宝玉を取る時には
噛まれないように
この秘密の全ては
誰にも語ってはいけない
クリシュナがいても
そちらを見てはいけない
(ショシャンコ・ゴシャイ)
佐藤友美パロミタ 略歴
バウル行者、画描き、五行歌人、翻訳家。
1986年、埼玉県生。幼少時から画を描く。4—10歳をオーストラリアとシンガポールで、十代を日本で過ごす。
オーストラリア国立大学にてサンスクリット語と言語学を学んでいた折、サンスクリット詩の詠唱から歌に興味を持ち、2008年に南インド古典音楽にふれ、2011年よりまじめに学び始める。ケーララ州にて就職中の2013年パルバティ・バウルに出会い、バウルの道に入る。2017年より師に公演を許され、活動を始める。2018年6月に師匠の来日公演ツアー「バウルの響き」を実行委員会と共に企画・主催。現在は修行のため、日印を行き来する生活を送る。@Tomomi_Paromita