千尋とハクの兄弟説を否定してみる
千と千尋の神隠しで千尋とハクが兄弟である説というのが出回ってるそうで、どういうことかというとかつてのおさない千尋が川遊びをしていたら溺れてしまい兄であるハクが助けることで千尋は助かったものの、ハクはそのまま入水してしまったそうである。幼かった千尋はそのことを覚えておらず、母親はそのことを根に持っていたため千尋に冷たいのだそうな…が私はそれは違うのではないか?と思ったので今回はそれを否定してみようと思う
①苗字が違う 千尋の本名が『萩野千尋』に対し
ハクが『ニギハヤミコハクヌシ』であり名前が全然違うことは明らかである
②兄弟にしては顔が似ていない。
『となりのトトロ』のメイとサツキと父親
『魔女の宅急便』のキキと母親のコキリと父親のオキノなんかは分かるのだが、今回の千尋とその両親に対しハクはかなり精悍な顔立ち、全くの別人のように思われる。
③ハクと千尋の両親が面会することがない。
いくら両親が豚になっていたとはいえ、ハクと千尋の両親が顔を合わせることも、一言の会話さえも無いものであり、生き別れの息子というにしてはそうしたシーンが一切ないということはあまりに情緒が感じられないように思える。またハクが死んだ千尋の兄であることに対し、両親にその感情の表現が全く感じられない
④宮崎駿は恋愛要素が好きなのではないか?
キキとトンボやアシタカとサン、パズー
とシーダ、ハウルとソフィー、ポニョと宗介等
恋愛におけるハッキリとした描写こそしないものの
たいていの作品に男女間の要素を入れるのが好きなのではないだろうか
ということでこれらの要素からハクと千尋は兄妹ではないといえるハズ