「自信を持つ」とはどういうことだろう?【新・群れラジオ番外編 #1】
先日、新・群れラジオ#30のまとめとして下記の記事を公開しました。
前回の記事はラジオの様子をまとめた内容でしたが、今回は番外編ということで、マシュマロに投稿いただいた「集団(スラム)の仲間に入りたいのに、劣等感からそれができない」「集団の中で存在が明確になっている人に嫉妬してしまう」というお悩みをベースに「自信をもつとはどういうことか?」について考えてみたいと思います。
自信をもつとはどういうことか?
いきなり結論で恐縮ですが、それは「自分の行動に納得感をもたせること」であると考えます。
人がなにかしら行動するとき、そこには必ず行動した結果が生じます。
そしてこの結果に対し、自分の理想を突き合わせることで答え合わせをするわけですが、思うような結果が出なかったときにはやはり残念な気持ちになるものです。
例えば、「友達をつくろう」と決意してオフ会に参加したのに、結果として「誰とも会話することができなかった」となれば、悲しいですよね。
この時、悲しい気持ちを処理する方法は色々あるかとは思いますが、どうせならば前向きに消化して次に繋げたいものです。
ひらたく言えば、失敗を「まあ、しょうがないか!」と思える力が必要なのではないかということですね。そしてそれさえできれば(それができるとわかってさえいれば)、行動を起こすことそのものも怖くなくなるのではないでしょうか。
つまるところ自信を持つということは、ある行動をする(=そこから結果が生じる)ことに納得している状態であると考えられます。
あなたの納得感はどこから?
では納得感を持って行動するためにはどうしたらいいのでしょうか?
月並みな答えにはなってしまいますが、まずなにより自分を知ることが大切なのではないでしょうか。
あなたにとって、心地いいものとはなんでしょうか。不快なものとは。
何に突き動かされて、何から逃げたいでしょうか。
あなたはあなたをどう評価しているでしょうか。周りからの評価と同じでしょうか、違うでしょうか。
昔から続けているものはありますか。
許せるものはなんですか。許せないものはなんですか。
・・・
自分がどのような人間かを客観的に把握することさえできれば、あとは自分の認知にあった行動を取ってあげればいいわけですから、自分で自分の背中を押してあげることができそうです。
今回ラジオにゲスト参加していただいたかとうさんは、スラムでは行動力の化身として有名ですが、かとうさんは「自分ルールを守ること」を大切にしているのだそうです。
「○○をやる」と自分が決めたからやる。その行動の結果がたとえ失敗だったとしても、「自分ルールを守る」という目的は達成できたわけなので、それはそれでOKですよね。
またよくあるパターンとして、無意識のうちに自己評価にこだわりすぎた結果沼にハマってしまってるということもあるよね、みたいな話もラジオの中で登場しました。
自分を過大(過小)に評価してしまうと、現実をありのまま受け入れるのは難しそうです。失敗しても、案外他人からしてみれば大したことではないものです。自己評価にこだわりすぎず、自分には得意なことも苦手なこともあるということを受け入れることが自信を持つための第一歩になるのではないでしょうか。
鏡を利用しよう
さて、そうは言っても自分自身を客観的に評価するということはなかなか難しいものです。
人生はゲームと違って、自分のステータスが可視化されていわけではありません。どれだけ注意して内省したところで、基準とするものが「自分」以外にないのであれば、無意識のバイアスから逃れる術はありません。なにかいい方法はないでしょうか。
ひとつの有効な方法として、三ツ星スラムでは「自分の"鏡"として他人を頼ろう」という考え方が推奨されています。
自分を客観視したいのであれば、他人に見てもらえばいいじゃない。というわけですね。スラムの中では比較的浸透した概念だと思いますので、スラムに加入することで、鏡になってくれる人と出会えるかもしれません。
ただし、この方法も決して万能ではありません。
なぜなら「そんなことできたら苦労しねェー!」と思う人も少なくないからです。
この問題は「自分を知るためには鏡が必要だが、鏡が必要な人は鏡を得ることが難しいから自分を知らない」という構造的なジレンマを抱えがちなんですね。
そんな人は、鏡を見つけるアプローチを少しずらしてみるのはいかがでしょうか。
例えば、”鏡”は買うこともできます。 (例:プロ奢ラレヤーに奢る 等)
関係性の中に経済を挟み込むことで、心理的なハードルをクリアできる方もいるようです。
ラジオでは、逆転の発想で「とにかくたくさんこなしてから考えてみてもいいのでは」という意見もありました。やらざるを得ない環境を無理やり作り、とりあえず行動してみろ!ってことですね。やや乱暴ではありますが、体力・精神力が十分にある人にとっては案外近道なのかもしれません。
まとめ
若干三ツ星スラムとプロ奢のステマになってきたところで話をまとめようと思います。
なんだか怪しい自己啓発記事みたいになってしまいましたね。まあ、怪しい組織なのでよしとしましょう。ハハハ。
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それでは!
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