【ひぐらしのなく頃に業】沙都子実行犯仮説・鬼騙し~祟騙し編【考察】
久しぶりの小噺記事です。
村神都並です。
今回は鬼騙し編~祟騙し編の三編において「沙都子を実行犯」として仮定した場合の挙動の記事となる。
鬼騙し編
猫騙し編4話において鷹野富竹の挙動が明かされた他、H173による発症がキーであることが示唆されている。
羽入不在という観点からも、既存のルールによる発症と考えるのは難しいため、沙都子の挙動を簡潔にまとめると
6/20昼頃の番犬によるアタッシュケース回収(共通ルート?)までにH173の奪取
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6/23下校中~圭一宅へ向かう準備をするまでにレナにH173の投与。間宮リナの件を把握していれば脅迫等により可能か?(事前投与は首の傷の観点から不可能とする)
↓
6/24梨花を殺害した上で自殺。
と考えられる。
沙都子は恐らくレナをあらかじめ襲おうと思案していた訳ではなく、猫騙し編の証言から梨花に対するアンチ的な行動を取ると思われるため、梨花が圭一に接触した事に対応してレナを仕向けたと思われる。
この事から「沙都子は複数回ループしている」もしくは「沙都子も梨花と同様に過去のカケラの記憶を保持している」「黒幕Xに記憶を植え付けられている」状態の可能性が高い。
襲撃対象が不規則である場合、梨花へのダメージを考慮すると少々難しいと考えられる。
綿騙し編
梨花の襲撃は沙都子で確定だが、問題となるのは魅音と詩音のどちらにH173の投与が行われたかだろう。
個人的にはのちに祟騙し編によりフォーカスされたことや、お魎公由の殺害、魅音は直ぐに会合に向かう等の観点から詩音が妥当と考える。
綿騙し編では沙都子が明確に迷子であることが描かれた際、原作にはありアニメにはない描写として話題になったが、H173奪取という問題が提示された今、ここを疑うのは重要になると言って良いだろう。
このタイミングでH173奪取と詩音への投与を行えば、翌日に起きる公由失踪イベントも達成出来る。
詩音に投与する際は祭具殿への侵入を盾に出来る他、ねーねーとして接することにより達成可能である。
その後に御三家の当主を潰せば助かると吹き込めば、お魎公由を殺害し井戸に隠すだろう。
それが魅音にバレ詩音の発言から梨花を疑うことに発展、詩音を殺害し井戸に落とし登校。
(この段階で魅音は症候群とは別に狂化)
沙都子は校内で梨花を殺害、アニメ・漫画で死亡場所が同じであるため確定でいいだろう。
沙都子はその後、詩音の動向確認に向かい魅音と相討ちになる。この際に転がっていた銃は沙都子のものと思われる。
アニメ版で圭一が最後に見た山狗とおぼしき連中は猫騙し編から考えるに番犬であり、アタッシュケースの捜索をしていると考えるのが有力だろう。
故にこのシーンは考慮する必要はない。
祟騙し編
そもそも鉄平による拘束力は祟殺し編、皆殺し編に比べ明らかに低い。
故に児相や大石も厳重注意程度に収められ、鉄平も病気の観点から在宅していると考えられる。この際に児相や大石の連絡先を得る。
圭一の反撃により鉄平は死亡後に気を失う。
その後に沙都子はこの事を受け大石に連絡をとり、死体捜索の隙を付き投与。
大石の銃声が多い事に関してミスの可能性もあるが、投与された大石が一緒に駆けつけた警察官を殺害し銃を奪うことにより達成出来る。
というかこれくらいしかタイミングがない。
その後に沙都子は圭一による鉄平殺害は古手家の陰謀によるものであると大石に吹き込み祭に向かわせ、梨花の死を確認し自分もループするために大石に向かう。
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H173が一本行方不明という点を軸に進めたが、投与の隙を付くという問題を除けば概ね達成出来るのではないだろうか。
特に綿騙し編の迷子の件りは、如何にも逆手に取ってきそうな辺りなので注目したい。
これらの考察や思考は皆様の考察を否定するものではありません、皆様の考察の一助になれば幸いです。
誤字や明らかな矛盾、質問等ございましたら当Twitter(@snails892)までご連絡願います。
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