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ひぐらしのなく頃に業 鬼騙し編 梨花・沙都子は誰に殺された? 【考察】

なんかめっちゃ更新してるけど、最近記事書くのが楽しくて仕方ないゾーンに来ているので許して欲しい。

今回も短めのコラム的な更新です。

今回の議題は、4話考察でも触れた“梨花と沙都子の殺人”だ。

これについては、今後どんな世界構造だろうと現段階で推測が可能でなければならない。ここにファンタジー要素が加わったらもう終わりよ。

明日には新編も控えているため、改めて立ち返るのも良いだろう。

以下、鬼騙し編において提示されているキャラのみに絞り、一人一人にフォーカスを当てていく。

本記事においては梨花・沙都子の殺人は事実としてあったものであり、魅音の悪ふざけやブラフでないものとする。

過去記事の掘り返しになる部分もあるが、ご容赦願いたい。

・前原圭一

“レナがあんなことになった”タイミング=圭一の収容された日と仮定すると、犯行は不可能。
詳細は不明とはいえ、梨花達の死亡シーンを発見時とするならば、血液があまり蒸発・凝固しているようには見えないことや、部屋が暗かった事から、少なくとも発見は日の落ちた夜であり、殺害された時刻は早くとも昼過ぎと推測出来る。
故に犯行を行う機会はそもそも存在しないと考えられる。

・竜宮レナ

同上。

良くある説として、“レナが殺害後に前原邸を訪れる”等があるが、上記を見ていただければそれが不可能であることが分かるだろう。

・園崎魅音

そもそもひぐらし全編を通して完全な潔白という稀有な存在。
そもそも梨花やレナが多少怪しかろうが大して干渉もせず、園崎ブラフが崩壊し、沙都子ないしは梨花の疑心暗鬼の対象にならず、発狂後に揉み合いになった結果の殺害等も難しい。

病院にきたのは魅音か詩音か、という話で所謂フラッシュバックという概念が旧ルールX対象者に適応されていた場合、詩音が思い出すのは目明かしでのことと仮定出来る(各々フラッシュバックしたシーンは象徴的なシーンである、という仮定)ため、沙都子の死に対して冷静で居られるはずがないので、その場にいたのは魅音であり、発狂でもしていないかぎり客観的に話をすることは不可能と考える。

・園崎詩音

上記で触れているように、フラッシュバックによりそもそも沙都子の殺害は不可能だが、可能性があるとするならば
梨花が自害をしようとするのを沙都子の止めに入るが梨花により殺害、その後に訪れた詩音により梨花が殺害される。
というシナリオになるだろうか。
細部は違えど詩音が絡む場合は、梨花→沙都子、詩音→梨花の構図になることは確定と言って良いだろう。

・北条沙都子

入江機関の撤退がキーであり、この辺りはまだ梨花の行動という視点的に不透明な部分もあるが、編中の範囲で考えるならば、C120の供給が絶たれることによる発症、そこから暴れ散らして梨花と相討ちだろう。

間接的に鷹野が関わる事が出来るため、過去のひぐらしと同じ対決の状態であるのならば、ある意味鷹野サイドの扱い安い駒といえ、この構造自体に変化がない可能性を示唆しているのかもしれない。

・古手梨花

今までリセマラ説がどうたら言っていたが、冷静に考えると明らかに変容した世界で、すぐに諦めて死ぬのは少し不可解ではないかと考える。

最近は、諦めて簡単にリセットしていては元の木阿弥であり、過去の否定に繋がるのでは?という考えになってきたので、自害、無理心中説は一時的に否定したい。
今後正しい時間軸における梨花と沙都子の関係により、ある程度変動する部分もある。

他殺を強調する辺りはミスリードか否か。

・鷹野三四

鷹野三四の梨花殺害は、はっきりパターン化されており、それに該当しないため行方不明のアリバイ込みでも、犯人に上げることは難しいだろう。

・富竹ジロウ

行方不明を良いことに一番動くことが出来、梨花を殺害することにより、鷹野を論破する意味がある唯一と言って良いキャラだろう。
梨花が富竹と接触を持ち鷹野と逃走した、という説からの派生した私の思考は、“梨花の言葉を曲解した結果富竹が犯行に及んだ”である。

症候群がないことを証明出来る状態であるならば、そもそも入江機関は不要となり一足先に撤退となる。

総括

梨花・沙都子の殺人の容疑者は
沙都子、詩音(条件付き)、富竹、梨花に絞られると予想出来る。

しかし、ここから絞るには材料が足りないため、今後あるかもしれない新ルールや、綿騙し編と鬼騙し編にある共通点等を見逃さずに見ていきたい。

これらの考察や思考は皆様の考察を否定するものではありません、皆様の考察の一助になれば幸いです。

誤字や明らかな矛盾、質問等ございましたら当Twitter(@snails892)までご連絡願います。

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