ひぐらしのなく頃に業7話の考察話(綿騙し編3話)
後半もうギャグパートでしょこれ。なんでシリアスなのに笑えるシーンしかないんだ。
村神都並です。
後半ずっと笑ってたけど、大事なシーンが多いのでいつも通り相違点の解説、考察をしていこう。
前記事もご覧戴けると幸いだ。
・祭具殿のオヤシロ様の破損箇所が頭部に変わっている
そもそも従来の像から反転していること自体が問題というか、OP通りに反転と腕の損傷が無いのがどれだけの意味を持つのかは、他の方々が考察しているので今回は省略させていただく。
ここでピックアップしたいのは、損傷箇所が頭部になっているということだ。
そもそも腕がなかったのは、沙都子が幼き日に壊してしまったことが原因なのだが、今回は頭部に変わっているということは、沙都子の幼少期になんらかの、従来とは違うことが起きていたのではないか、という推論が立つ。
これは恐らく、悟史が露骨に名前すら出ないことにも関係していると思われる。
頭部の破損であるということも気がかりなポイント。
そして、壊された頭部は人間の部位で一番シンメトリーに近い形にであることも、反転の説になんらかのヒントが与えられたのではないだろうか。
・足音がない
これにより、羽入が前回以上に干渉出来ない状況である、と見て間違い無いこととなる。
羽入の不在により、そもそも詩音や富竹が感染しているかが、我々にマスクされてしまっている。
もしかしたら雛見沢症候群が存在しない、もしくは治療が確立している賽殺し編に近い世界なのかもしれない。しかし、鷹野の名前が鷹野であることから、なんらかの類似する要素が存在はしているのだろう。
・綿流し当日に富竹や鷹野の行方を聞かれる
綿流し編だとこの１日後に問われる質問なのだが、これは明らかな不審行動を取る二人が目撃されたことに由来している。
本来は魅音に詩音以外を問われるのは綿流しの翌日、大石からは学校から帰宅後に図書館にて、詩音からはその後の電話、という流れだったが、それが失踪の目撃により前倒しになっている。
大石の園崎家に対する態度が少々温く感じられるのも、ルールZの瓦解説に拍車をかけている。
ちなみにTwitter上で沙都子の迷子が話題だが、該当シーンで沙都子が迷子ではないのはアニメのみ。
他各メディアでは迷子なので注意したい。
軽トラのシーン、ぶっちゃけ富竹が時報やってるより遥かに面白いと思うんだけど、皆様はどうですか？
・富竹や鷹野の失踪に梨花が直接関わっていない
鬼騙し編時点で囁かれていた有力な仮説が瓦解した瞬間だった。梨花が無能過ぎて可愛い。
まだこの段階では、梨花が入江に協力を仰いでいない可能性は捨てきれないのも大切な点だろう。
入江にのみ進言し、その結果二人が急遽移動した可能性もまだ残っているだろう。
・綿流し後の詩音からの電話が園崎本家からかけられている
綿流し編では会合があり、魅音も詩音もこの時間帯なら本家にいることになっているが、公由の失踪下で会合が行われる訳がなく、詩音が本家にいることに疑問が残る。公由の失踪にあたり呼び出された？
この電話主は本当に詩音なのだろうか。
・公由の失踪が１日前倒しされている
この失踪には詩音が無関係である可能性が生まれた。
そもそも公由の失踪の原因は、詩音に対して悟史を貶すような発言をしたことに由来するのだが、この段階で詩音が公由に相談する理由が少ない。
祭具殿に入ったこと自体を悔いて、即座に相談するくらいしか猶予もないので、この説を考えるのには材料が足りない。
悟史の名前が上がらないことも問題であり、悟史がいなければ詩音による犯行の可能性は低くなる。
祭り前日から姿を眩ませている可能性は低く、仮にそうであるならば祭り中に話題にならなければおかしい。
通院であれど、わざわざ祭り付近に予約をするのか？という疑問もある。
・梨花が匙を投げる
最早ギャグシーン。遊んでるだろ。
ちなみに、猫の例えを綿流し編で最初に言い出したのは、他ならぬ梨花である。圭一が不憫で仕方ない。
ここの発言から、富竹や鷹野に直接協力を仰いだりしていないことも分かり、皆殺し編や祭囃し編で重要人物である富竹を軽視するような発言が見られ、富竹が重要でない編でループを抜けた可能性、もしくは富竹が死亡していない世界も、この反応になる程度には存在している可能性が生まれた。
鬼騙しの記憶がない、もしくは失踪を死と捉えていた？
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今回はここまで、暫定後１話なんだけどマジでどうなるんだ………？
詩音と足音の奇妙な共同生活が無いならば、だれが狂化するのか？全く読めない。
これらの考察や思考は皆様の考察を否定するものではありません、皆様の考察の一助になれば幸いです。
誤字や明らかな矛盾、質問等ございましたら当Twitter(@snails892)までご連絡願います。