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ルイヴィトン擁するLVMHが高級旅行会社を買収

簡単にまとめると

LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトンは、イギリスの高級旅行会社ベルモンド(BELMOND、旧オリエント・エクスプレス・ホテルズ)を26億ドル(約2912億円)で買収した。グループの全世界におけるホスピタリティー事業の拡大とファッションやレザーグッズ、高級ワインにとどまらないグジュアリー業界をけん引する企業としてのポジション強化が目的だという。

ベルモンドってどんな会社?

1976年にロンドンで創業したベルモンドは世界24カ国で33のラグジュアリーホテルと6つの豪華列車、2つのリバークルーズなどを経営し、チリの世界遺産マチュピチュに唯一のホテルを構えていることでも知られている。売上高の87%をラグジュアリーホテル事業が占める。
あの有名なオリエント・エクスプレスを持っている会社です。
ベルモンドHP(https://www.belmond.com/ja/about_us

今後のラグジュアリーホテル事業の市場規模はどうなる?

ユーロモニター(EUROMONITOR INTERNATIONAL)は、13年に393億ドル(約4兆4016億円)だったラグジュアリーホテル事業の市場規模が18年には535億ドル(約5兆9920億円)まで増加し、17〜22年の年間成長率は4%で加速すると予測している。「消費者の贅沢な旅への関心が衰える兆しは見えないが、旅行の目的は裕福さのアピールよりも、自身にとって意味のあるものであることが重要になってきている」と同社ラグジュアリー部門の調査責任者フラー・ロバーツ(Fflur Roberts)は語る。

HISは超高級志向の別会社を設立
阪急交通社も超高級志向の旅行プランあり

日本にも、超高級志向の旅行会社があるのか調べてみると、HISが100%出資しているビジネス&ファーストクラス専門デスク「CLASS ONE(クラスワン)」があった。その他には、阪急交通社の最上ブランドで「ロイヤルコレクション」があった。どちらの会社もプライベードジェットや海外の豪華列車・クルーズなどが手配できるなど、高級志向の内容だった。

個人的な感想

旅行業界は全体としては下降中の業界だが、今回の高級旅行会社の買収のニュースをみていると、ラグジュアリークラスの旅行は今後も需要が伸びていくのだと思われる。HISは専用の会社まで設立しているので、さすが動きが早いなと感じた。。

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