コーヒーで死亡リスク低下 国立がん研究センター
◾︎国立がん研究センター 多目的コホート研究
「コーヒー摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について」
https://epi.ncc.go.jp/cgibin/cms/public/index.cgi/nccepi/jphc/outcome/index
※2015年5月の研究結果
◾︎簡単にまとめると
・コーヒーを1日3~4杯飲む人の死亡リスクは、全く飲まない人に比べ24%低い
・がん死亡の危険度には有意な関連がみられなかったが、心疾患死亡、脳血管疾患死亡、呼吸器疾患死亡については、コーヒー摂取による危険度の有意な低下がみられた。
◾︎なぜコーヒー摂取で死亡リスクの低下が見られるのか
第一に、コーヒーに含まれるクロロゲン酸が血糖値を改善し、血圧を調整する効果がある上に、抗炎症作用があるといわれている。
第二に、コーヒーに含まれるカフェインが血管内皮の機能を改善する効果があるとされています。また、カフェインには気管支拡張作用があり、呼吸器機能の改善効果があるのではないかと言われています。これらの効果が、循環器疾患や呼吸器疾患死亡につながる危険因子の調整に寄与しているのかもしれない。
コーヒー好きには嬉しい研究結果です!
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