
【今日のnote】風邪っぴきの夜に。
どうも、狭井悠です。
毎日更新のコラム、185日目。
先日から、風邪を引いている仲間が数人いて、『体調には気をつけないといけない』なんて話していた矢先に、早速、自分も風邪を引いてしまった。
今日は大事をとって、最低限の仕事をしながら静養していたのだけど、やはり無理は効かない身体になってきたという印象がある。
ちょっと元気がない内容なのだけど、毎日更新していればこういう日もある。基本的に、この場所では僕はありのままの自分を書く。noteはそういう場所だ。
それにしても、休みという休みを取らない暮らしになってから、もうどれくらい経つのだろう。土日祝日の感覚がないので、意識のある時間はだいたい仕事のことを考えている。
毎日やることがあるし、フリーランスライターの仕事はアウトプットしなければ溜まる一方なので、休んだ分のしわ寄せは当然、翌日の自分に預けられることになる。
だからまあ、とにかく仕事をするしかない。
ただ、最近は身体がまとまった休みを求めているような感覚があり、どんどん増える仕事の需要と、身体を動かす供給のバランスがやや崩れているような気もしている。
風邪を引くというのは、その結果だろう。
あと、お酒をちょっと控え気味にしたいと思っている。今年はもう、大事な仲間と、好きな場所で、気兼ねなく飲むとき以外には、深酒は極力控える。
最近、あまり知らない店でかなり朝方近くまで酒を飲んでいた時に、いくつかの納得いかないことが降り積もって、酒席後に、すごく不機嫌になってしまったときがあったからだ。
ふつうに考えて、心に余裕があれば、怒りなんてわいてこないはずなのだ。もちろん、心に余裕があっても腹が立つものは立つから、いずれにせよ、何らかのアクションはあっただろうけれど、不機嫌さを前面に出してしまうようなことはしないはずである。
しかし、先日の僕はそうではなかった。
僕はどこかで、『なんでこんな忙しい中で(数時間後に仕事をしなければならない過酷な状況で)、時間を割いてわざわざ飲んでいるのに、その上、こんな知らない場所で嫌な思いをしなければならないのだろう』と思ってしまったのだ。
つまり僕は、仕事が忙しいあまりに、遊びの時間ですら、コスト計算(時間とお金をかける価値があるかを吟味すること)の考え方が染み付いていて、貴重なコストをかけるに値しない時間を過ごすことに、ものすごく腹立たしさを覚えてしまう感性になっていたのである。
コストをかけるだけの価値があると思える場所ならば、いくらでも僕はコストをかける。たとえば、僕は大事な仲間にお酒をご馳走するのは大好きだし、懇意にしているお店のためにお金を使うのも大好きだ。
でも、価値が見合わないと思うような場所には、時間もお金も、一切かけたくない。少なくとも、そこにお互いへの礼節や敬意を感じられないような場所に、コストをかけるのはまっぴら御免なのだ。
コスト計算というのは、極めて経営者的な感覚であり、仕事をするにおいては大事な感性だと思っている。
しかし一方で、これを人間関係や遊びの酒席などに毎度持ち込むのは、ちょっと危険なのかもしれない。
なぜならば、誰もそこまで厳しい感性で、酒を飲んではいないからである。酒を飲むということは、何も考えずに楽しむということだ。
僕のように、酒を飲みながらも数時間後にやらなければならない仕事の算段をしているような人間の方が稀なのだ。その特異性を理解しておかなければならない。
だから、自分と同じような思考のレベルを、酒の席の知らない店や知らない人間に求めた途端に、納得がいかないことが出てくるのは、当たり前のことなのである。
とりあえず、最近の僕は、自分に厳しく、人にも厳しいみたいだ。そういう自分が前面に出ている。
それで、結果として、悲しませてしまった人もいるわけである。僕だって悲しいし、誰も幸せじゃない時間というのは、これ以上重ねるべきではない。
どうにも、こうした自分の持つ厳しい感性を止めることができないので、酒を飲むのは、自分のことを十分にわかってくれている気の知れた仲間と、気の知れた店で、気兼ねなく楽しめるときだけにしようと思う。
久しぶりの風邪である。
熱はないけれど、とにかく鼻水と咳が止まらず、ひどくだるい。明日の朝納期の仕事があるので、早朝には起きなければならない。
とりあえず、今日は少し休んで、明日に備える。
今日もこうして、無事に文章を書くことができて良かったです。
明日もまた、この場所でお会いしましょう。
それでは。ぽんぽんぽん。
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