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【今日のnote】「何のために稼ぐのか?」
どうも、狭井悠です。
毎日更新のコラム、176日目。
激動の1ヶ月が終わった。
通常の業務以外に、特殊な動き(ジョーブログのインフルエンサー事業関連の顔合わせ、オンラインサロン運営など)があったこともあり、いつもの月とは、業務の密度が全然違った。
そして12月は、僕のフリーランス人生の中で、もっとも仕事の多い1ヵ月となることは間違いなさそう。
初旬から数日間にかけて、大規模な取材案件があり、並行して大手企業からの大型コンテンツマーケティングの発注が決定し、しかも、ありがたいことに、継続案件はひとつもクローズせず、そのまま続く。代理店さんいわく、まだまだ、新規案件も増える見込みらしい。
たぶん、一塊のフリーランスライターが、ひとりで稼げる限界に近い業務量に挑戦することになると思う。
そんな中、これは贅沢な悩みなのかもしれないけれど、自分の中ではっきりとした答えを出しておかなければいけないことがある。
それは、「何のために稼ぐのか?」ということである。
何度かこの場所でも語っていることだけれど、お金というのは、あくまでも手段であって、目的ではない。
生活するためにはお金が必要だし、社会でナメられないためにも稼ぎという名の結果を出すことは大事だけど、ほとんどの場合、一般的な収入よりもある程度稼げば、あとはもう、青天井のようにびっくりするくらいお金を持っている人たちが雲の上にいるだけなので、そういう人たちに張り合って稼ぐなんて、到底無理なことが、特に都心にいればわかる。
結局、フリーランスは個人事業主であり、請負労働者なのだ。
どれだけ個人の出来る範囲で稼いだとしても、それは自らの時間とトレードオフの労働収入なのである。資本家とはわけが違う。人材や資本を動かして、億単位を稼ぐ人たちとは比べようもない。
村上春樹さんがエッセイに書いていたエピソードで、友人の資本家に「ベストセラー作家はどれくらい稼いでいるのか」と聞かれ、正直に収入を答えたら「そんなもんなの?」と言われた、という話があるくらいである。資本家は桁が違うのだ。つまり、際限のない稼ぎのレースなんていうのは、実にとんでもない世界なので、参戦したって、そもそも敵いっこない。
だから、やはり「何のために稼ぐのか?」を考えるのが大事なのだ。
怒涛の師走を迎えるにあたり、この点は、自分の中でしっかりと答えを持って、行動していきたいと思う。
みなさんは、何のために稼いでいますか?
今日もこうして、無事に文章を書くことができてよかったです。
明日もまた、この場所でお会いしましょう。
それでは。ぽんぽんぽん。
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