ヒップヒンジ系種目まとめ
運動に適した姿勢であるアスレチックポジションが取りやすくなったり、正しい股関節の使い方が自然とできるようになるというメリットがあるヒップヒンジ系種目。この記事ではこれまでに紹介したヒップヒンジ系種目をまとめています。ぜひご覧ください。
家庭にあるものでもできるヒップヒンジ種目
ヒンジ タオル・アイソ・ホールド
バスタオルさえあればできるヒンジ タオル・アイソ・ホールド。この種目は全てのヒップヒンジ系種目を行う前にしてほしい種目です。なぜなら、この種目で正しい動作ができなかったら、他のヒップヒンジ種目もうまくできないからです。ヒンジタオル・アイソ・ホールドは必ず最初にしましょう。
リア・フット・エレベート
リア・フット・エレベートは家庭で行うヒップヒンジ系種目の中でもっとも負荷が大きい種目です。ベンチ台がなくても、椅子で代用が可能です。
シングルレッグデッドリフト
シングルレッグデッドリフトはヒンジ タオル・アイソ・ホールドとリア・フット・エレベートがある程度できるようになってから行うようにしましょう。トレーニング初心者がいきなりこの種目をやっても効果を実感しづらいからです。
ゴムバンドでできるヒップヒンジ種目
ゴムバンドがあるだけで可能なトレーニングの種目数は大きく変わります。ゴムバンドのメリットは、安価で手に入ることと、家の中のスペースを取ることがないことです。ゴムバンドがあるだけで家庭でさまざまなトレーニングが行えるようになります。
バンドデッドリフト
バンドデッドリフトは、その名のとおり、ゴムバンドで行うデッドリフトです。バンドデッドリフトは、他のデッドリフトと違ってかがんだポジションのときがもっとも負荷が小さいという特徴があります。なので、バンドデッドリフトは自体重のほかに負荷があるデッドリフトの中でもっとも怪我のリスクが少ないデッドリフトといえます。
ダンベルでできるヒップヒンジ種目
ダンベルデッドリフト
ここからはトレーニング施設で行うようなヒップヒンジ系種目の紹介になります。ダンベルデッドリフトはバーベルを使って行うヒップヒンジ系種目よりも胸が張りやすいという特徴があります。胸が張りやすいということは胴体をまっすぐにした状態が作りやすいので腰への負担がかかりにくいことを意味しています。
ただ、ダンベルデッドリフトではダンベルをコントロールするために上背部の筋肉が多く使われてしまうので、下半身に集中して刺激を与えたい人にとってはあまりおすすめできない種目でもあります。
バーベルでできるヒップヒンジ種目
バーベルデッドリフト
トレーニング施設に通うことができる部活生であれば、バーベルデッドリフトを行うようにしましょう。バーベルデッドリフトはヒップヒンジ系種目の中でもっとも高重量を扱うことができる種目です。なので、体に与えることができる刺激も他の種目とは桁違いです。
ただ、バーベルデッドリフトは高重量でできるぶん、全身や握力が疲れてしまうといったデメリットもあります。
ローバースクワット
ローバースクワットはバーベルデッドリフトと違い、バーベルを握る必要がないのでバーベルデッドリフトよりもトレーニングメニューに入れやすいのですが、肩まわりの柔軟性が求められるというデメリットがあります。
グッドモーニング
グッドモーニングもバーを握ることなく股関節周りを鍛えることができるヒップヒンジ系種目ですが、使用重量の範囲は上のバーベルデッドリフトやローバースクワットよりも狭くなります。なので、グッドモーニングは筋力アップには適しません。
あなたの環境に合ったヒップヒンジ系種目はありましたか?まわりの環境に合ったトレーニングを選んで、できることを増やしていきましょう。応援しています。