ベンチプレス ナローVSワイド
ベンチプレスでの質問で本当によく聞かれる質問が、ナローとワイド(通常)ではどちらのほうがいいのか?というものです。この記事で、それぞれのベンチプレスの特徴を理解し、みなさんが自分で判断できるようになれば幸いです。
ナローグリップベンチプレス
ナローグリップベンチプレスは肩幅程度の広さで行うベンチプレスのことです。普通のベンチプレスと比べると肩幅程度の広さは狭いグリップといえるので、肩幅程度の広さのグリップで行うベンチプレスをナロー(狭い)グリップベンチプレス といいます。
ナローグリップベンチプレスは通常のベンチプレスと比べて肘関節がよく動くので、上腕三頭筋という二の腕の筋肉に強い刺激が入りやすいという特徴があります。また、ナローグリップベンチプレスは本来のスポーツの動作に近いという理由でアスリートのトレーニングによく採用されています。
ワイドグリップ(通常)ベンチプレス
ワイドグリップベンチプレスという表現は、主に上記のナローグリップベンチプレス との比較のときに使われる表現です。この記事でのワイドグリップベンチプレスは肩幅の1.5倍ほどのグリップで行う通常のベンチプレスのことを指します。
ワイドグリップベンチプレスでは、ナローグリップベンチプレスと比べて肩まわりの関節がよく動くので、大胸筋という胸の筋肉に強い刺激が入りやすいという特徴があります。また、大きな筋肉を中心に刺激が入るので、ワイドグリップベンチプレスは体を大きくしたい人に適したベンチプレスでもあります。
ナローグリップベンチプレスとワイド(通常)グリップベンチプレスの違いについてわかっていただけましたでしょうか。以上のことを踏まえて、ベンチプレスをやり込んでみてください。応援しています。
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