村田倫子

モデル業傍ら、お洋服をつくったり、執筆したり。 idem director ☞ https://idem.fun

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    メイク、スキンケア、ダイエット、美容に関する記事です。

最近の記事

昔はちっとも人前で話せなかった 教室で、自ら手をあげることなんてまっぴらごめん。運悪く指名されれば、過度に緊張してしまい、上手く回答もできない。焦りと比例して顔は不本意に赤く染まるし、あぁ恥ずかしい。なるだけ私を放っておいてくれ…。 そんな私が先週、発表会を開きました。ディレクションを務めるアパレルブランド"idem"のはじめてのPopup。 それはもう楽しくて、くらくらする二日間。 昔の自分が今の自分を見たらびっくりするだろうな…。芸能の仕事に携わり、単に人前に出る

    • 多くの「あれ」と手にとった「これ」

      お久しぶりです。 ほしい「あれ」が思い浮かんだとき 数ある「あれ」の中からみなさんが一つの「これ」選んで購入するとき、その理由はなんですか? 口紅、ワンピース、カレーライス。「あれ」の類似品は世の中に溢れていて、今は店頭に赴かなくても、ワンクリックで変えてしまう時代。 idemというアパレルブランドを立ち上げ、次の春で一年。「もの」を届ける環境に携わるようになってから、よくこのことを考えます。 正直に言うと、昔は見た目でした。いわゆる「映え」や、ファーストインプレッシ

      • 不安定で自由でだいすき

        idemのお洋服のデザインは、常に私自身のいいな、着たいな、の気持ちの芽を新鮮なうちに摘んでいる。そして、その摘み取ったアイディアを一緒にすり合わせて、育て、丁寧に“形“として縁取る心強い仲間と共につくっている。 トレンドベースのものづくりではなくて、人の気持ちから派生するものだから、不安定で、そして大いに自由だ。 第一印象の見た目(デザイン)はもちろんだけど 着たときの見え方、色の組み合わせ、シルエットのメリハリ、細かな仕様。 この細部という溢れる“エゴ“をデザイナーと

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        記事

          感謝と、そして忘れないために。

          先日、ディレクションを務めるidemの秋冬がはじまりました。 初日から多くの方がidemをご利用いただき ZOZOTOWNさんの初日売り上げレコードを更新いたしました。 私自身、正直なところ未だに信じられません。 idemのお洋服がランキングに並ぶ様子を目の当たりにして 最近のAIは、ユーザーの気を遣えるくらい発達しとるのねぇ…(idemページを頻繁にチェックしていたので)と呑気に関心していたほど。 でも、嘘ではなかった。 準備にバタバタしてしまい、オープンまでに施策

          感謝と、そして忘れないために。

          駄々漏れ感情

          奮い立つ感情をだせる人は素敵だなと思う。 そして羨ましい。 だって、それは受け止めてもらう先がある。という自信と己から溢れるほどのパッションがあるから出せるのだから。 自分の心をピュアに真っ直ぐに信じてる。 戦う覚悟ができてる。 そこをはき違えて完全なるエゴな人も、まぁ偶にいるけれども その人だって、この気持ちを受け止めてもらえるという前提と安心がどこかしらにあるから、吐露できるのだと思う。 自分よがりのそれは、主張ではなく甘えだけど、誰かに身を任せて甘えられることすら

          駄々漏れ感情

          idem ZOZOはじめます

          さて、お知らせはタイトル通り。 「idem ZOZOはじめます。」 皆さんご存知の大型オンラインモール、ZOZO。 idemのオープンが決まりました。 大海原での挑戦はドキドキですが、より多くの方と出会える場所になると思うと楽しみです。 その一歩に合わせて、商品の数もかなーり(私は正直心配なくらい)ご用意してます。春夏は在庫不足が反省点だったので、今回は多くの方の手に届く手筈を整えています。 そして、今動いている自社サイトはクローズします。 提携している会社がゼロ

          idem ZOZOはじめます

          秋のidem支度と歯痒いこと

          気づけば9月。 夏の鋭い日差しは、ささいなことを色濃く刻み照らしてくれるから、この季節はちょっぴり浮き足立つ。でも今年は、あまり感触がないまま気づけば秋の入り口。少し拍子抜けしてます。 どちらかというと苦手な夏なのに、太陽に恋焦がれたままの秋なんて、はじめてよ。 時は涼しい顔で進む。ディレクションを務めてるidemの秋冬もせっせと進行中。 春夏は本当にたくさんの方がidemの誕生を快く迎えてくださって驚きました…とても嬉しかったです。 驚いたのは、お洋服が手元に届いた

          秋のidem支度と歯痒いこと

          むぎのこと

          最近、というより割りかし前からもやもやと思っていたことがある。 一緒に暮らしている愛犬が、(たぶん)変だ。 私はこれまで犬と直接接する機会はあまりなかった。 実家はマンションで、飼うという選択肢すらなかった幼少期。 しかし、わんちゃんに対する憧れはものすごかった。 ティッシュ箱が空になるたびに、画用紙で耳と尻尾をつけ、マッキーでぐりぐりと大きすぎる目を塗りたくった自作の犬を作っていた。その子に紐をくくりつけて、宅内散歩(引きずり回す)させては、母親に「フローリングが傷

          むぎのこと

          ちょっとぐずぐずぐず

          日常をすくいとるためにはじめたのに さっそくローペースですね…。 ぐるぐるぐる渦の中で、最近は目の前のことに手がいっぱいだったというのが言い訳です。 ここは人間味隠さずに書いてゆこうと思ってます。 少しぽろり

          ちょっとぐずぐずぐず

          とあるお酒のリスタートを

          去年の秋、マネージャさんから「村田さん、こんな依頼が来たのですが興味ありますか?」と聞かれた。 とあるお酒のリブランディングである。 私にとってお酒は日常の良き友であり、楽しいをより色濃く縁取る大切なツール。実は学生時代はまるっと4年間、キャンパス付近の呑み屋でアルバイトもしていた。 私にとってお酒は切っても切り離せない、生活の一部だ。 大好きなことに携わる分、嘘は付けない。一切の妥協も許せないぞ…とメラメラと情熱を燃やしながらスタートしたこの企画。 さて、みなさんこ

          とあるお酒のリスタートを

          美術館日和。

          休日。 美術館へ出かけた。 わたしは、美術館にふらりとよく赴くのだが、絵に対しての知識は疎い。 有名な絵画が来日するから絶対に一目みたい!という熱量はどうも湧いてこないし、そもそもその作品が何だかよく分からない。 でも絵を眺めるのが、なんだか心地よい。言葉がなくても引き込まれる何かを求めて足を運ぶ。 美術館そのものが醸す独特な空気感、圧倒的な視覚情報、何よりその絵が描かれた背景やストーリーを加味した上で鑑賞するのが好きだ。 私はアート自体に興味をもったきっかけは、原

          美術館日和。

          集いの場

          お久しぶりです。 idemの春夏お披露目も少し一区切り。 再再販も終えて、ほっとするのも束の間 今は秋冬の準備に奮闘してます。 徐々にサンプルも最終段階まで進み プレスルームが秋色で溢れてきました。 秋生まれのわたしは、どうしようもなくオータムカラーに首ったけ。新作を眺めては、ほわほわした気持ちに浮かんでます。早く皆さんにお披露目したい。 春夏のお洋服たちも、手にとってくれた方のお部屋に続々と忍び込んでいるようです。 皆さんと決めたオリジナルのハッシュタグ #idem

          集いの場

          はは歯ッーーーー!

          なんだか口の中が痛い。 ずきんとうずく口内、どうやら奥歯の方がご機嫌ななめのようだ。 いやでも、私は自負していた。 マイ歯ちゃんは強靭な武装があるということを…。 遺伝なのか、虫歯になったことは一度もなく、歯並びも悪くはない。 なので、歯医者に通うことがなかった28年間。争いの起こらない、平和な日々…。先日、そんな私のピース オブ トゥースな幻想に火蓋が切られた。

          はは歯ッーーーー!

          鍵つきの日記を。日々をフツウに切り取って

          ふと、日々を残したいと思った。 わたしは面倒くさがりだ。家を出るのも億劫だし、ましては人に会うのも苦手。 仕事となると一転、チャキチャキ物事をこなすことができるのだが(要領は良い方だと思う) それ以外は、ぼーっとするか、次の食事の時間は何を胃袋に詰め込もうか…の脳内提案会に精を出している。そうしているうちに、日は傾いて、夜が来る。 でも、そんな些細でどこへでも転がってる日々があたりまえで、当たり前じゃないと思った。 起きがけの外の空気、失敗したスープの味、愛犬の尻尾の角度

          鍵つきの日記を。日々をフツウに切り取って

          idem idea

          お久しぶりです。少し日が空きました。 前回は、アパレルブランドをはじめる旨をご報告させていただきました。 今日はその続きのお話を…。 idemが生まれてから早1か月。 5月28日。忘れもしないサイトオープン日、嬉しい、悔しい、ありがとう…感情が忙しかった。 本当にたくさんの方がidemのサイトに足を運んでくださり、嬉しかったです。ありがとうございます。 テーマは“日々の恋人“ あなたに寄り添い、満たして、ときめきを与えられるように。 日々の隣に居て、背中を押し、いつもよ