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グローバルで大活躍!ムラタの海外駐在員のお仕事紹介☆
こんにちは!
突然ですがみなさま、ムラタグループの会社が世界中にあるのはご存知でしょうか?👀
ムラタグループは、国内外に約90社の関係会社があり、拠点数は150を超えます。
そして総勢7万人以上の従業員がムラタグループで働いています!
その中にはもちろん、日本で採用された後に海外へ出向し、異なる文化での勤務経験を積んでグローバルに活躍している海外駐在員がたくさんいます。(2022年11月現在は、600人以上が海外出向中!✈ ※社外派遣・若手実務研修を含む)
今後はさらに日本以外でも、他拠点での勤務経験を持つ人材を増やし、多様な人材がグローバルで連携する機会を促進することで、新たな価値創造を目指しています。
今回のムラタのnoteでは、そんな海外駐在員のお仕事を一部ご紹介します!✨
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海外駐在員紹介その①
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お仕事紹介
私の仕事は「技術スカウティング」です。技術スカウティングとは、新しい商品をつくるのに必要な技術を他の企業や研究機関から獲得することです。具体的には、ヨーロッパ各地の企業・大学・研究所にお邪魔し、欲しい技術を持っているかどうかについて、技術者の方々と直接議論しています。今やインターネットで多くの情報が入手できますが、想定している用途で本当に使える技術かを見極めるためには、現場を見てじっくり話し合うことが非常に重要です。とても広範な技術的知識が求められる仕事であり、勉強の毎日です。
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海外駐在で苦労したこと
1つ目は「時差」です。「〇〇について日本メンバーに今すぐ確認を取りたい!」と思った時、日本はすでに夜中になっていたりします。翌日まで回答を待つしかないので、計画的に仕事を進めておく必要があります。また、ヨーロッパ・日本・アメリカの3者で会議する際、必ずどこかが早朝(または夜中)になってしまうので、会議の時間設定に苦労しています。2つ目は「将来の引き継ぎを想定して働くこと」です。現在行っている仕事は、いつか他の人に引き継ぐことになります。引き継ぐ相手は、もしかするとヨーロッパで採用されたメンバーかもしれません!将来誰が引き継いでも問題のないように、いきあたりばったりではなく、しっかりと手順を明文化して仕事をするようにしています。
海外駐在を通して学んだこと・身に付いたこと
この仕事をしていると、海外の研究機関と協働して革新的な研究をしている先輩社員と話す機会があります。そのなかで「仕事はグローバルな視点で進めるべき」と実感をもって学びました。例えば、以前私はセラミックスの新しい使い道を考える仕事をしていましたが、いいアイディアを出せず苦労しました。活躍している先輩社員と比較すると、海外の情報も積極的に取り入れるという視点が欠けていたと感じます。私もグローバルな視点をもって活躍する人物になれるよう、海外駐在という貴重な機会をより一層活用していこうと考えるようになりました。
休みの日の過ごし方
毎週末、健康のためにバスケットボールをして体を動かしています。オランダに来てすぐに、アムステルダムのバスケットボールチームに加入しました。チームメンバーは日本人が多いですが、年齢や職業に関わらずいろいろな人がいます。最近は現地メンバーが増えており、チームのグローバル化が進んでいます!また、海外駐在中は周辺の国々を旅行する絶好の機会です。私の場合、EU圏内であれば気軽に移動できる上に、アクセスが悪い観光地も車を運転して行くことができます。最近ではオーストリア旅行に行きましたが、豪華かつ荘厳な建物の数々にただただ圧倒されました!
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今後の目標
直近の目標は、「ヨーロッパにある技術をムラタに取り入れて新商品を開発すること」において、「これはうまくいった!」という実例を作ることです。それができたら、その方法を広く社内に共有し、同じ方法で継続的に成功例を出せるようになることがその次の目標です。さらに、より大きな目標として「真にグローバルな技術スカウティングができるようになること」が挙げられます。具体的には、今私はヨーロッパに強く焦点を当てていますが、中東やアフリカへも視野を広げる必要があると考えています。加えて、アメリカなど他の地域にいるメンバーとも連携し、世界で最も有望な技術を首尾よく見つけられるようになることが理想です。
海外駐在員紹介その②
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お仕事紹介
「中華圏のステークホルダー*に対して、ムラタの企業文化と信頼を届ける」ことをミッションに、主に中華圏における生産拠点の広報機能統括組織の立ち上げ業務を担っています。社内外のステークホルダーとの信頼関係構築に向けて、情報発信・地域貢献活動・危機管理など本社広報での経験を活かし、現地のニーズに合った広報サポートを行っています。
*顧客、仕入先、株主、学生、従業員、地域社会の方々など、企業活動においてムラタを取り巻くすべての方々
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海外駐在で苦労したこと
周囲に日本語もしくは英語を話すことができる人が必ずいるとは限らないため、コミュニケーションをとることに苦労しました。初めは日本語が得意な現地メンバーに毎回助けてもらいながら仕事を進めていましたが、さすがにこれではいけないなと思い、中国語の勉強を続け、私生活でも中国語を積極的に話すようにしました。最近になってようやく、同僚や社外の方々とも中国語でコミュニケーションがとれるようになりました。以前と比べて交流できる人が増えたことで、視野も広がり仕事をしやすくなったので、これからも積極的に中国語を活用していきたいと思います。
海外駐在を通して学んだこと・身に付いたこと
本社勤務のときは担当者の一人に過ぎなかった私ですが、海外勤務になった途端にチームリーダーになり、部下を持ちながら成果を出す役割となりました。また、自分が詳しくない分野の仕事が舞い込むこともあるので、日常業務を進めながらも調べたり人に聞いたりして、毎日勉強の日々です。さらに、中国では仕事のスピードが速く、急な対応や変更なども頻繁にあります。新しい情報をすぐに吸収し、素早い判断を行いながら部下の業務進捗を管理するという力は、まだまだ修練する必要がありますが、若いうちに経験できる環境はありがたいと思っています。
休みの日の過ごし方
中国は地方によってさまざまな特色のある郷土料理があり、同僚と一緒に食べに行くのが一番の楽しみです。私が赴任している無錫(むしゃく)市の料理は甘いのが特徴で、朝から肉まんや酸辣湯(サンラータン)など色々な中国の料理を楽しんでいます。私が一番好きなのは無錫市の郷土料理でもある「玉兰饼(yu lan bing)」です。外皮がパリパリ、内皮が餅のようにやわらかく、中に甘みのある肉が入っていて美味しいです。
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今後の目標
赴任して約1年間が経ちますが、ムラタに対して「こんなに素晴らしい製品をつくっているのか」「中華圏ではこんなに良い活動を行っているのか」といった気づきを、さまざまな活動を通じて改めて実感しています。しかし、ムラタは中華圏ではまだまだ認知度が低く、特に電子部品メーカーであることから専門的な内容が多いため、ステークホルダーにまだムラタの魅力を十分伝えきれていないと感じています。中華圏にあるムラタの拠点が、ステークホルダーから期待される良い会社であることを多くの方々に知っていただくために、今後もさまざまな方面で広報力を強化し、ムラタの認知度向上に貢献していきたいです。
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海外駐在員のお仕事紹介はいかがでしたでしょうか?👀
ムラタでは、日本国内から海外への出向だけでなく、海外で採用された従業員が日本に出向することもあります!
日本駐在員紹介
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お仕事紹介
私はもともと、タイにあるムラタの製造工場で8年間、製品の品質管理を担当していました。そこでプロジェクトマネージャーや、製造現場や製造技術のリーダーなど、さまざまな業務を経験しました。そして2022年からは来日し、本社で電源関連製品の商品設計を担当しています。現在の業務は私にとって新しい経験にあふれており、これが絶好のチャンスかつ大きな挑戦であることを日々実感しています。
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日本駐在で苦労したこと
出向前に日本語を勉強しましたが、初めは職場でのコミュニケーションが一番大変でした。しかし、周りの方々から親切なサポートを受け、簡単な日本語とジェスチャーを交えたコミュニケーションで、業務を行うことができました。さらに効率的なコミュニケーションを行うために、周りの方々から日本語をたくさん教えてもらい、また私は英語を教えることで、日々お互いに学びを得ています。最近は仕事の内容だけでなく、日常生活に関しても深く話をすることができるようになりました。これは私にとって 「ギブ・アンド・テイク」 を体感できた素晴らしい経験のひとつです。
海外駐在を通して学んだこと・身に付いたこと
私は日本に来るまで、タイの製造工場で12年間働いていました。そして、日本に来て、商品設計という新たな経験を通じて、私たちには知らないことがまだまだたくさんある、と実感するとともに、たくさんの学びを得ることができました。ここで生み出されたイノベーションや課題を研究することにいつもわくわくしています。将来必ず役立つ新しい知識や学びを得ることができるこの機会に感謝しています。
休みの日の過ごし方
休日は、いつもタイ人や日本人の友達と新しい体験をしてリフレッシュする大切な時間です。浴衣を着たり、観光、ハイキング、BBQなどさまざまなアクティビティを通して、休日を満喫しています。桜や花火、紅葉など、日本ならではの美しい景色もたくさん堪能しました。すべて感動的で忘れられない経験です。この素晴らしい機会に感謝しながら、これからも日本での生活をできる限り楽しみたいと思います。
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今後の目標
2023年末まで日本で働く予定です。タイに帰国後は、お客様へのさらなる価値創造のため、日本で学んだことを「見える化」してチームのメンバーに共有したり、日本の商品設計メンバーと連携することで、チーム全体のスキルを高めたいと考えています。また、企業・組織として存続していくために、学んだことをスキルとしてそのまま伝えるだけでなく、「チャンスを見つけること」や「果敢に挑戦すること」の大切さを次世代にも伝えたいと思います。
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最後に
このようにムラタグループは世界中で、たくさんの優秀な人材が活躍しています!
ムラタではグローバルで将来の経営人材候補を発掘・育成するために、選抜型の育成プログラムを継続的に実施し、グローバルリーダーの継続的な育成に注力しています。
今後も、すべての従業員が安心して働き、多様な働き方ができる環境を構築し、オールムラタで一丸となってグローバルNo.1電子部品メーカーを目指していきます。
次回のムラタのnoteもお楽しみに♪