hive登壇者から学ぶ七英雄の失敗とは


CybozuDays2024に行ってきた

早速ですが先週11/7~8に幕張メッセで開催された「CybozuDays2024」に行ってきました。ぼくは2日間終日でドップリと参加してみようと思い、宿泊予約もして向かったのですが、1日目の途中で急遽MTGが入り、そこでメチャメチャ大きな案件をご発注いただける話になりまして、その関係で途中から離脱しつつ、宿泊施設に缶詰め状態で仕事してましたw

まぁ案件もkintone絡みということで、CybozuDaysがもたらした幸運かも知れませんし、2日目のkintonehive決勝戦は観戦しつつ、大きなお仕事の下調べも出来たので収穫としては「短時間に最大」と言えたので良かったと思ってます。

本当は懇親会とかに参加して色んな方とお話したかったのですが、それも叶わず、Xを見るとなんとも寂しい気持ちにもなってましたが、どちらにしろ人見知りな性格なんでね。これもこれで良しとしましょう。

そして最近ハマっているもの

時期同じくして、最近プライベートでハマっているものは、そう。ロマサガ2リメイクですねー。これは面白い。面白過ぎて寝る時間が惜しいと思えるゲームに出会えたのは何十年ぶりだろう?と思いました。

たぶんですが、ロマサガ2リメイクの前に「寝る時間が惜しい」と思ったゲームは、1998年にセガサターンから発売された「街」というサウンドノベルゲームですかね。あれも本気で寝る時間を削りました。

今回のテーマはネタです

ということで、CybozuDaysとロマサガ2がぼくの中のトレンドなので、今回のテーマはこの2つを合わせてみようかなと思いました。
CybozuDaysで印象的なのは、やはりkintonehive決勝ですね。kintonehiveに関するnoteは以前にも投稿したのですが、今回は「ぼくなりの見解」で語る、「hive登壇者と七英雄の大きな違い」というのを考えてみたいと思います。

hive登壇者はkintoneユーザーであれば説明不要ですが、kintone導入ユーザーが自身の成功・失敗談をプレゼンする機会を「kintonehive」と言って、全国各地で開催され、各所で6~7組がプレゼンをして、エリア毎の優勝者を決定します。
そしてCybozuDaysではエリア代表者が集まって決勝戦を行うというイベントなんですね。hive登壇者は自社のkintone導入や、kintoneの社内浸透、社員の育成に寄与しつつも、各社それぞれ簡単にはいかないというエピソードがあったりします。

一方、今回比較する対象の七英雄は架空のキャラです。ロマサガ2に登場する、敵方のボスにあたります。この七英雄もロマサガ2を語る上では欠かせない超人気キャラですね。
過去に世界から脅威を救った七人の英雄ですが、脅威を救ったのちに姿を消し、長い年月を経ると、世界はまた争いやモンスター強襲などの脅威が訪れます。やがて帰ってくるであろう伝説となった七英雄は、帰ってきたのですが、モンスターの姿に形を変え、逆に世界を脅かす存在になっていました。そんな七英雄を千年以上の歴史に渡って討伐せんとする物語がロマサガ2となるのですが、そんな七英雄とhive登壇者を比較してみようという、何を考えているか、これを書いている時点でもわからないことをしています。

ネタバレ注意です

先に伝えておくと、今回はロマサガ2リメイクで新たに触れるお話にも触れてしまいます。七英雄の過去のお話もしてしまうので、まだロマサガ2リメイクをやっておらず、ネタバレ厳禁という方はここで読むのを止めてください。

kintonehiveは既に終了していますし、細かいエピソードに触れるつもりはありませんので、そこは大丈夫かなと思います。

また、kintonehiveのレポートだと思ってこの投稿を開いてしまった方には申し訳ないのですが、そういった類のものではなく、かなりふざけた投稿になると思うので、気を悪くされる前に閉じていただくのが良いと思います。

先に七英雄の話から

七英雄ってもはや怪物なので、そんな怪物とhive登壇者を比較するなんて失礼な話ですよね。そう思います。

でもね、七英雄も過去は怪物じゃなかったんです。世界に脅威が訪れたとき、それに立ち向かうためにモンスターの力を吸収することで強くなり、脅威を討伐して英雄と呼ばれるようになりました。世界を救うため、国民を救うために自らが犠牲となってでもという思いがあったのでしょう。
そこで集まった七人にもそれぞれの理由があります。ただただ兄と一緒にいたいという理由で命をかけた者もいました。

七英雄が脅威の討伐に向かう前から怪しい予兆はありました。ある人物が七英雄たちを失脚させるために暗躍していたんですね。結果的に七英雄は別世界への転移という技術で世界から追放されてしまいました。

この恨みをはらすために、異世界でも生き延びて、さらに力をつけ、そして現世界に戻ってきたが、自分たちを異世界に追放した民族は既に別世界に移住していたため、復讐をするために世界各地を調べていた。しかしその方法は国を支配したり、モンスターを放ったり、麻薬を栽培したりと、世界にとってはけしからんことをしていたので、現世界の人類にとっては敵となってしまっていたんですね。

結果的に七英雄の復讐という願いは叶うことなく、現世界の皇帝(主人公)によって討伐されるというものです。

そしてhive登壇者のお話

さぁ、ここからhive登壇者のお話になりますが、どうやって七英雄と結び付けようか、まだ見えてませんw
hive登壇者は基本的には自社にkintoneを導入して業務効率化を叶えようと努力した推進者です。会社にも大小ありますので、入口の部分から色んなエピソードがあります。kintone導入時点で苦労される会社もあれば、kintoneという存在に気付けるまでに紆余曲折あった会社もあります。

そしてkintone導入後も様々なストーリーがあります。
一番多いのは「今まで紙でやってきた仕事をkintoneでやりたくない」といった、いわゆるハレーションってやつですね。慣れ親しんだ仕事の方法を他人の横やりで変えさせられるというのは、面白くないものです。

そんな現場との意識の乖離をどうやって攻略するか、というところに各社様々なストーリーがあって面白いんですよね。どのように現場にkintoneを使ってもらえるように工夫しているか。こういう事例が聞けるのがkintonehiveの良いところです。

で、hive登壇者はほぼ全員、現場のハレーションを食らっています。嫌な言葉を叩きつけられることもあったでしょう。登壇プレゼンには描かれない、さらにエグいエピソードもあったんじゃないかと察します。

見えてきた共通の敵

規模は全然違うし、現実と空想のお話をごちゃまぜにしてはいけないと思いますが、今回はネタなので敢えて共通点を見つけるとすると、七英雄もhive登壇者も自分たちのためではなく、周りのためにできることを模索しているんですよね。

でも大きく何かを変えようと思ったとき、少なからず抵抗勢力があります。この抵抗勢力に対してどのように対応してきたかが、七英雄とhive登壇者では異なるのかも知れません。

七英雄はどちらかというと、「強行手段」のように脅威の討伐に向かいました。でも抵抗勢力のほうが考え方としては間違っていたんですね。「多少の国民が犠牲になっても我ら上級国民さえ助かれば結果的に世界は救われる」という考えを持っていたのに対して、七英雄たちはその考えに反対し、脅威を討伐する選択を取りました。正義はどちらにあるか?と言えば七英雄だと思います。

一方、hive登壇者たちの抵抗勢力と言えば「今までのやり方から変えたくない」という人たちですが、それもまた「自分たちのことしか考えたくない」といった人たちなのかなと思います。それに対して会社全体の利益や労働環境の改善等、自分たちだけではない、みんなも救いたい気持ちを持って、kintoneの導入や推進を行ってきた人たちです。

そういう意味では七英雄もhive登壇者も思考は一緒で、全員英雄ですね。

七英雄は何が間違ったのか

さぁ、共通点が見えてきたところで比較していきましょう。ようやくゴールが見えてきて安心していますw

七英雄が失敗したのは、抵抗勢力の謀略に抗えずに世界から追放されてしまったことですね。
これをhive登壇者に置き換えると、kintoneの導入には成功したが、重大なエラーの責任を押し付けられて懲戒免職になってしまった。みたいな例があったとしたら、七英雄の境遇にかなり似ていると思います。

実際にそんな事例の会社があるかはわかりません。なぜならその人がhive登壇することがあり得ないからです。無いと思いたいですが。

さてここでhive登壇者たちがなぜ七英雄のような境遇にならなかったのか。現代社会でそんなことがあり得ないから・・・と言ってしまうと話は終わりますけど、でも半沢直樹みたいなエピソードは実際にあってもおかしくないので、現代社会でもあり得るという仮定でいきましょう。

hive登壇者たちと七英雄との大きな違いが、「抵抗勢力に歩み寄っているか否か」だと思います。反対している人がいたとして、反対している人を無視して強行したら、それは反発があってもおかしくないです。
そこに対して徹底的に歩み寄っている。サポートする。もしくはインセンティブを付けるといった方法で、大きなハレーションを起きないように考えているのがhive登壇者たちのすごいところですね。

これが七英雄と同じように強行してしまうと、「権力を持っている反対者」がいたら危ないことになっていたかも知れません。
今年優勝されたプレゼンでは、「麻雀と飲みでたらしこんだ」というようなエピソードがありましたが、これもめちゃくちゃ優秀な策ですよね。

やはり国でも会社でも一番の脅威が「謀反」だと思います。安心しきっているところを「背中からブスリ」が一番怖いですよね。

七英雄はそこが迂闊だった

ということで、hive登壇者はちゃんと味方を「真の味方」にしているという点が七英雄よりも優れている点なのかなと思います。七英雄はそこが甘かったですよね。せめて謀反を起こすものに側近でも付けておき、情報が得られる状態にしておけば手を打てたかも知れません。

自分だけで何でもできるわけではありません。
革命を起こすためには、出来る限り味方を増やしていくことで、安全性を上げることも重要です。

ということで、今回の考察で結果が出ました。
「七英雄がCybozuDaysに行っていれば本当の英雄になれた」
ということにしておきましょう。

むすびます

はい、ということで本当にふざけた考察ですいません。
今回の考察では七英雄を「迂闊」とか「もっとこうすれば良かった」みたいな言い方をしていますが、これはネタですからね。

ぼくは七英雄が大好きです。今回のリメイクでさらに好きになりました。
なんといっても最終戦で7人全員が出てきたときの演出、あれはかっこよすぎるし、7人連携も痺れました。「ロマサガ2に連携システム」は蛇足じゃね?」と思ってたんですが、最後の7人連携を観たときに「これのためにこのシステムがあったのか・・・」と感動して泣きましたね。

ロマサガ2のラスボスである七英雄は「RPG史上最強のラスボス」という代名詞が付いていますが、今回のリメイクではあの7人連携が「RPG史上最強のラスボス必殺技」になったことは間違いないです。かっこよすぎて絶望的すぎます。しかし、7人連携が来る前に倒そうと思うのではなく「7人連携に耐えてから倒す」というマインドにさせられる。これぞまさにロマンシングです。

はい、熱が入ってしまいましたw
そのくらい七英雄が大好きということが伝わればと思いますが、まぁロマサガやってる人で七英雄が好きじゃない人はいないでしょうし、このようなアホな考察をしても暖かい目で見てくれる人が多いんじゃないかと思っています。

この投稿で、
・kintoneユーザーだがロマサガ知らないって人がロマサガに興味を持った
・ロマサガ好きだがkintone知らないって人がkintoneに興味を持った
なんて人がいらっしゃいましたら、まぎれもなく変態です。

もとい、仮にそんな人が一人でもいたら嬉しいですね


いいなと思ったら応援しよう!