漫画紹介③ 文豪ナツメは料理人が嫌い
一言ジャンル
闇鍋レビュアー
簡単なあらすじ紹介
偏屈な小説家「夏目潤一郎」は有名作家ではあるが
趣味でおいしいのに潰れそうな料理屋を探すのが趣味だった
そんなナツメの所に出版社からグルメコラムの依頼が来た
しかもその内容は「なぜか繁盛していない激うま店」という
自身の趣味と完全に合致した内容だった
初めてのコラムで訪れた店……想像通り問題を抱えていたが
料理人はその原因を理解しておらず
おいしい食事と、料理人の絶望という最高のスパイスを楽しみ
口が軽くなり、担当編集に饒舌に自分の本性を語ったナツメであったが
担当編集は自身の作品の病的なファンであり
全ての会話は録音されていた
弱みを握られたナツメは本意ではないアドバイスをコラム店にする羽目になる……
見どころ
料理を題材にした漫画なので、どの料理もおいしそう……
ではあるが、この漫画の魅力は何といっても登場人物全員が
人格破綻している所であろう
ファンだから? という謎の名目で行われる犯罪紛いの数々
その対応に苦悩するどういう事かメイン登場人物で一番まともなナツメ先生
基本的に1話完結でしっかり落ちのある本作は気軽に読めるのも魅力の一つだと思います。
孤独のグルメなど、グルメ系漫画が好きでしたら結構楽しめると思います。
好きなキャラクター
如月伶果(きさらぎれいか)
一応本作のヒロイン
表紙の⇒に映っている女性ですね
料理を食べている表情がとても魅力的なんですよね
ごはんを美味しそうに食べる女の子は見ていて心がほんわかします
それとは別ベクトルでナツメを脅している表情もたまらなく好きです
最後に
3巻完結作品ですので、気軽に読める作品が良い!
グルメレビュー系漫画が好き!
という方にお勧めの一冊です。