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マーケティング入門:X(Twitter)でのエンゲージメントとは?

最近、マーケティング関連の書籍をを読んでいた際にSNSでは「エンゲージメント率が重要」と書かれていました。

エンゲージメントとは何を表す指標なのか?よくわからなかったため調査しましたので記事にまとめてみました。

エンゲージメントとは?

X(旧Twitter)でのエンゲージメント数は、投稿(ツイート)に対してユーザーがどの程度関わったかを示す指標で、具体的には以下のアクションが含まれます。これらのエンゲージメントは数値として集計され、投稿の効果測定や改善に役立てることができます。


Xでのエンゲージメントの主な指標

  1. インタラクション(直接的なアクション)

    • いいね数
      ユーザーが投稿を気に入り、ハートマークを押した回数。
      → 共感や興味の指標。

    • リポスト数(リツイート)
      ユーザーが投稿を自分のタイムラインに共有した回数。
      → 拡散力の指標。

    • 引用リポスト(引用ツイート)
      投稿を引用してコメント付きで共有した回数。
      → 関心が高く、意見や反応を示すユーザーがいる指標。

    • コメント数
      投稿に対してユーザーがリプライをした回数。
      → 会話の活性度を示す。

  2. エンゲージメント率(関わりの割合)

    • 投稿がどれだけユーザーの目に触れ、どの程度反応が得られたかを示す割合。
      エンゲージメント率は以下の数式で求められます:

      $${ \text{エンゲージメント率 (\%)} = \frac{\text{エンゲージメント数(合計)}}{\text{インプレッション数(表示回数)}} \times 100 }$$

      例えば、エンゲージメント数が100、インプレッション数が5000の場合、エンゲージメント率は以下のように計算できます:

      $${ \text{エンゲージメント率 (\%)} = \frac{100}{5000} \times 100 = 2 \% }$$

  3. 表示回数関連(間接的なアクション)

    • インプレッション数
      投稿がユーザーのタイムラインに表示された回数。
      → リーチの広さの指標。

    • プロファイル訪問数
      投稿を見た人が投稿者のプロフィールページを訪れた回数。
      → ユーザーが投稿者に興味を持った度合い。

  4. リンククリック・メディア関連

    • リンククリック数
      投稿内のリンクがクリックされた回数。
      → 外部サイトや商品ページへの誘導効果を示す。

    • 画像クリック数
      投稿内の画像がクリックされて拡大表示された回数。

    • 動画再生回数
      投稿内の動画が再生された回数(3秒以上再生されたものがカウントされる)。


エンゲージメント数を高めるポイント

  1. 投稿内容の工夫

    • ユーザーに有益な情報や興味深い内容を提供する。
      例)攻略情報、ノウハウ、トレンドに沿った投稿。

    • ビジュアルコンテンツ(画像や動画)を活用することで注目度を上げる。

  2. ターゲットの明確化

    • ペルソナに合わせた言葉遣いや情報の選定を行う。
      → ゲーム系ならプレイヤーの関心にマッチする内容に特化。

  3. タイミングと頻度

    • ユーザーのアクティブな時間帯に投稿する。
      → 朝通勤時や夜のリラックスタイムなど。

  4. ハッシュタグの適切な使用

    • 関連するハッシュタグを使用して投稿の発見率を高める。

  5. 投稿後のインタラクション

    • コメントや引用リポストへの返信を積極的に行い、エンゲージメントをさらに高める。


まとめ

Xでのエンゲージメントは、いいねやリポストなどの直接的なアクションだけでなく、インプレッション数やリンククリック数といった間接的な要素も含まれます。これらを総合的に把握し、エンゲージメント率を高める工夫をすることで、投稿のパフォーマンスやアカウントの影響力を向上させることが可能です。

SNSを伸ばしたい方は、戦略を立てる際にぜひ参考にしてみてください。

また、以下の記事でSNSを使って効率的に副業収益を増やす方法についても解説していますので、あわせてご覧ください。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。

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