国内外の編み物・手芸サイトをゆるくディグる-その2
前回記事
その2-croccha (読み:クロッチャ)とは
日本国内向け、ハンドメイド好きのためのSNS。
個人的には作り方やその過程を共有するというよりは、完成品を共有するという使い方がメインだと感じた。とはいえ、公式クリエイターなどが「レシピ動画」や「マガジン」で作品の作り方を紹介している。
リリース日:2018/09/18
crocchaの特徴
アプリの他にWebサイトからも利用可能
「公認」の存在(公認ショップ、公認クリエイター)
頻繁なコンテスト開催(2022年は9個)
1.アプリの他にWebサイトからも利用可能
両方からアクセスできるのは便利ですね。
2.「公認」の存在(公認ショップ、公認クリエイター)
3.頻繁な(?)コンテスト開催(2022年は9個)
●2022年のコンテスト一覧
1 「2022新春投稿キャンペーン」の作品 348件
2 「バレンタインコンテスト」の作品 189件
3 「卒業&入学おめでとう作品投稿コンテスト」の作品 89件
4 「桜の作品投稿コンテスト」の作品 75件
5 「母の日作品コンテスト」の作品 53件↓
6 「レジン作品コンテスト2022」の作品 765件↑
7 「海の作品コンテスト2022」の作品 311件
8 「秋の作品コンテスト2022」の作品 426件
9 「クリスマス作品コンテスト2022」の作品 285件
5の「母の日作品コンテスト」で応募数が少なかったのは、作品のアイデアが浮かびにくいというのが原因の一つではないかと思った。しかし次の「レジン作品コンテスト2022」では最高件数を記録している。この件数の多さはレジンの手軽さが理由だと予想。これ以降は「海の作品コンテスト」や「秋の作品コンテスト」などテーマを限定しすぎないことを意識しているようにも感じる。応募数も順調だ。
AppleStoreには確か作品数が「30000件(三万件)以上!」と書かれていたが、これらのコンテストの影響力は大きいだろう。
マネタイズ(勝手に予想してみた)
公式ショップの売り上げ(ハンドメイド用品の販売)
アフィリエイトリンク
さいごに
crocchaは、日本のハンドメイド界のインスタグラムのようなサービスだった。実際、一部UIはインスタグラムに似ている。ハンドメイドサイトは、作り方を投稿するイメージがあったが、完成形だけの投稿が多いのは新鮮に感じた。
また、定期的に質のいいコンテンツ(動画や記事)を生み出してくれるコンテンツの流動性の点で、「公認クリエイター」の存在は大きいと感じた。
追記:「作家のためのレジン」作ってたってマジ?
「作家のためのレジン」、聞いたことがあったけど、crocchaが生み出した製品だとは初めて知った。これによる売り上げは大きそう。
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