サークル後ろの志群(シムラ)(アサオミ志群さん)の同人誌「妹母乳でスクスク性活」レビュー「本作は…キミはボクの…100%味方で…完全で…完璧で…最高な…『それ以上そのミエッミエの替え歌を歌っちゃいけない!』漫画なのである…」
大学受験に3年連続で落ちた「お兄ちゃん」は
引きこもりのニートと化したが…
そんなお兄ちゃんに…
生活能力ゼロの生まれたばかりの赤ん坊を見出した
当時×学生の妹の乃音(ののん)ちゃんは…
母性本能をくすぐられて…兄に献身的に尽くし…
その身を捧げ…お兄ちゃんは妹ちゃんの胸を揉み続け…
5年間に渡って「育乳日記」を記録して行く(またあ!?)…。
いつしか妹ちゃんの胸から母乳が出る様になり…
お兄ちゃんにとって妹ちゃんは…
100%オレの味方で…
完全で…
完璧で…
最高な…
オレの…
「それ以上その…」
「オタク丸出しの…」
「ミエッミエな替え歌歌ったらいけない!」
的存在に昇華されて行くのだが…。
昨年(2024年)末の冬のコミックマーケットで…
アサオミ志群(シムラ)さんの「義妹育乳日記。」を拝読し…
あんまりぶったまげて長文のレビューを書かせていただいたのだが…
僕が「何」に驚いたかと言えば…
50頁を越える義妹の「育乳」描写であって…
一体…何があったんや…アサオミ志群さんの人生…
との感慨を抱いた次第であるが…。
「義妹育乳日記。」の丁度1年前(2023年)…
年末の冬のコミックマーケットで…
アサオミ志群さんは本作…「妹母乳スクスク性活」と言う…
実妹の「育乳」を5年かけて行い…
その全てを記録に残す引きこもりのニートの兄…
を既に世に問うていたと本日知った次第である…。
「義妹育乳日記。」では妹の「育乳」を行う義兄を…
「フランケンシュタイン博士も斯くやの…」
「何度やっても『育成』に失敗する…」
「マッドサイエンティスト気質のオトコ」
と結論した僕であったが…。
本作に於いては妹を「地下(アンダーグランウンド)アイドル」に育成して…
動画配信して収入を得ようと言う…
「プロデューサー気質のロクデナシ」として描かれている…。
ロクデナシらしく…5年間働きもせず…
親の好意に寄生してタダメシを食うゴクツブシであり…
その無敵のゴクツブシが妹を地下アイドルに育成しようとする…
ある意味リアリティに溢れた造り…。
リアルアイマスと言うか…リアル「推しの子」と言うか…。
妹ちゃんはこのロクデナシにベタ惚れしていて…
兄のプロデュースを受けるコトを歓びに感じているのだ…。
お兄ちゃんは…
1.妹と中出しセックスしたい…
2.けれども赤ちゃんや新しい家族は要らない…
3.けれども妹がピル飲んで避妊対策を立てるのは許さない…
という…「難しい性格」であり…妹ちゃんから見れば…
「どうすりゃいいっちゅうねん…」
と文句のひとつも出ようものである…。
最終的に妹ちゃんはお兄ちゃんの子を孕んでハッピーエンドなのだが…
先に解説した通り…お兄ちゃんは赤ちゃんは要らないと考えていて…
本当にコレは…ハッピーエンドなのか…?
と首を傾げる結末となっている…。
お兄ちゃんは…ただ妹ちゃんの「献身」のみを受け取り…
「出産に伴う面倒」は受け取らないと言う…
徹底的に身勝手な人物として設定され…
こんなオトコに惚れた妹ちゃんの今後の苦労が慮られるのである…。
妹ちゃん的にお兄ちゃんは…
「図体のデカい赤ん坊」であり…
親が子を育てるのに…
苦労を苦労と思ってないのが唯一の救いである…。
とは言え…本作は「暗い内容」ではなく…
お兄ちゃんも妹ちゃんもシアワセで楽しそうで…
ただ…御両親の頭痛のタネのみが…
無限に広がる大宇宙の如く増大しているのである…。
まあ…あんな息子と娘の御両親なのだから…
「深く悩まない性格」
であれと願うばかりである…。
アサオミ志群さんの御本は…「義妹育乳日記。」以外の既刊は
絶版状態だったのだが…極僅かに再販され…脊髄反射で購入し…
全ての御本が無事購入出来た…。
無論電子書籍でも購入出来るが…
僕は紙媒体の方が…ずっとずっとずっと付き合いが長いので…
ソコまで電子書籍に信が置けないのである…。