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サークル糖質過多ぱると(只野めざしさん)の同人誌「雪国の溶熱 昼下がりの無防備人妻を抱く」レビュー「悩みも葛藤も因果地平の彼方に追い遣り…ただひたすらにアレに特化した作りが…僕には嬉しかったです…」

夫と共に雪国に転居してから最初の冬が来て…
仕事柄帰宅が午前様になるコトの多い夫に代わって雪かきに苦戦する
本作の主人公「飯田(めしだ)さん」は…炊き立てごはんに目がなく…
(もしやとは思うが…名前は「ごはん」じゃあるまいな…いやいや…
「セーラームーン式命名法」と「ドラゴンボール式命名法」を
アタマから追い出さねば…)ごはんを食べているトキが一番の幸せ。

ごはんちゃん(仮名)はごはんを食べていると…新陳代謝が活発化し…
大量に発汗し…食欲だけでなく性欲も旺盛となり…
食欲&絶倫魔人と化す特徴があり…

今日も今日とて雪かきを手伝ってくれた
「西村さん」というおじいちゃんに
ごはんをお呼ばれされたものだからもういけない…。

基本チョロさの化身のごはんちゃんはホイホイついて行き…
案の定ごはん食べてる最中に新陳代謝が活発化して
発汗と共に女性ホルモンが大分泌して西村のおじいちゃんを惑わし…
アレを始めてしまい…最初は嫌がっていたごはんちゃんも
途中でスイッチが入り…絶倫魔人と化し…
ごはんを御馳走になっただけでは飽き足らず…
西村のおじいちゃんも御馳走になろうと言うのである…。

イヤー イナカ ノ ヒト ハ タイリョク ガ アルナー

…が素直な感想で…
昼過ぎから始めて…
夕方にごはんちゃんのスイッチが入ってから…
更に12時間ぶっ通しで明け方まで励んで…
少し仮眠してまた雪かき手伝って…
また朝まで励もうと言うのである…。

絶倫魔人と化しても
スマホに文字入力出来る程度の理性は残ってるんだ…
ごはんちゃん…。

てっきり「田舎帰りのお手伝い」の世界線の延長で…
カーズ様みたいに悩むのを止めた主人公ちゃんが…
田舎を舞台に手当たり次第にアレしまくる話かと思ったら…
どうも世界線は別で…
「田舎に暮らし始めて間もない若奥さんがアレにハマる」
サーガの一環の様だ…。

とは言え…ごはんちゃんはあんまり悩まない性格らしく…
「アナタゴメンナサイ…」
的辛気臭さは意図的に排除されている様で…
寧ろコミカルな内容で悲壮感皆無。

なので「NTR」的展開は最初だけで…
ごはんちゃんのスイッチが入って以降は…
暴走機関車も斯くやのごはんちゃん無双が…
12時間ぶっ通しで朝まで続くのです…。

きっとごはんちゃんの好みの男性は…
「ごはんをスキなだけ食べさせてくれるヒト」
なんだろうなあ…。

悩みも葛藤の因果地平の彼方に追い遣って
たッだッひッたッすッらッにッ
アレに特化した作りが僕には嬉しかったです…。
「辛気臭い」のが苦手なので。


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