小原涼「ココじゃない透明」のMV制作【こぼれ話】を全部語るよ!
全国の小原涼ファンの皆さま、こんにちは。
ライブ仲間から「透明TO(帝王・トップヲタ)」なんて呼ばれるほど「ココじゃない透明(小原涼)」大好きな私ですが、このたび
「ココじゃない透明」小原涼
の非公式MVを作成させていただきました(アーティスト本人やスタッフ様から事前了承済み)
すでに公開済みで、こちらのYouTube動画になります。
今回は、このMVを制作しようと考えたキッカケや目的、ウラ話や選択画像の理由など書き残しておこうと思います。なにかの参考になったら良いかな…と。
厳密には「スライドショー」が正しいと思うのですが、めんどくさいので動画として進めさせていただきます。
およそ4分半の動画ですが間違いなく素敵な曲ですので、ぜひ聴いてみてくださいネ。
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作りたいと思った3つの理由
シンプルですが①自分が見たかったから、まずはこれです。
もちろん、小原涼さん公式のYou Tubeチャンネルはあります。
小原さん、ライブ動画も積極的にSNSに上げてくれるので、こんなnoteも作ってみました。
ただ、
「ココじゃない透明」(CDオリジナル音源)の公式MVは無い
のですよ。
サブスクは解禁されていますし、ライブ動画もたくさんあげてくれているのですが…。
えーい、ならば俺が作っちゃお、というのが今回の真相。
もちろん②広めたいのも理由のひとつ。好きな曲って、もっと世の中に知ってもらいたいですよね。
でも、音楽の好みなんて千差万別、刺さるかどうかなんて誰もわからない。だったら確率を上げるためにも100人より1000人、いや1万人?10万人?
とにかく一人でも多くの人に存在を知って欲しい、キッカケのひとつになってくれたら良いな…とMVを作ってみた次第です。
それと小原さん…現在、ノドの調子がよろしくなくて苦労している…。なんとか乗り越えて頑張ってほしい、そんな③応援の気持ちもありました。
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事前準備
さて、思いついて最初にとったアクションがこれ。
アイデアを小原さんサイドに提案、確認と許諾を頂く
まずは「報・連・相」(報告、連絡、相談)が大切。
こちらはあくまでも「非公式」の立場で「遊び」としてやっているわけですから、しっかり確認や段取りをとっておくべきですね。
(もちろん遊びとはいえ、真剣に取り組んでいます)
ありがたいことに、すぐに許諾を頂けたので2/10深夜からスタート!となりました。
ところが…作業していてすぐに気がついたんです。
これ、明らかに画像素材が足りなくなる、と。
動画のコンセプトと作品集め
この動画、こんなコンセプトで作ろうと考えていました。
手元のメモを書き起こしてみますね(実際のメモは乱筆過ぎて、自分以外読めませんw)
「2小節」で画像一枚(動画パートは4小節)で考えていたのですが、公式からあがっているライブ中の画像だけでは、どうも足りそうにない…。
ライブ動画をキャプチャするという手もありますが、解像度など画質に難がある。
うーん、困った。
自分もオリジナルの画像(掲載許可済み)を何枚か持っていますが、ライブ中の画像はゼロ。
詰んだw
ここは日ごろ写真を撮っている仲間にお願いしてみよう。
藁をも掴む思いで、仲良くしてくださっているファンの方に連絡。考えている企画の趣旨を説明し、お手持ちの作品を使わせて頂けませんでしょうか…と。
これがありがたいことに、快諾を頂けただけでなく、他の仲間にも声をかけてくださったのですよ。
こうして、かなりの作品が集まりました。
なお、作成したソフトは以前作成した「小原涼2023活動まとめ」同様、iPhoneに入っていたiMovie。
本当は他のアプリも試してみたかったのですが、時間的に習得できないと判断してiMovieを使用しました。
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いつから気づいていたの?僕の苦悩に
よーし、いくぞー!
曲や歌詞に合わせて作品を選択、一曲を通じてライブというドラマを作る…
あ。うーん。
作業をしていたら、ひとつ壁にぶち当たりました。
作品のクオリティが高く、なんだかトリミングとかレイアウトするのが…申し訳なくなってきちゃったんですよ。
みなさん、コダワリの機材で渾身の一枚を撮影されているのが作品から伝わってきます。
画角やレイアウトなど1枚の写真の中にその人の思い入れとか気持ちがたっぷり詰まっている。
それを加工させていただく。
例えばですね…You Tube動画は「ヨコ画面」じゃないですか。中には「タテ」で撮影された作品もあり、レイアウトのためには大胆にトリミングをしなければならない。
果たしてこれ、素人の私ごときがやって良いものだろうか?
お借りした作品を拝見しながら、こんな考えに至ったわけです。
動画作品としてはどうしても加工が必要。タテヨコの問題以外にも、動きを表現するためにズームやスライドなども当然あります。
ならば
「このシーンで、なぜこのレイアウトや動きが必要なのか」
単に並べただけでなく、ひとつひとつのシーンに意味を込めてレイアウトさせていただきました。もちろん作品へのリスペクトは忘れずに。
ということで紆余曲折ありながらも、無事完成!
限定公開し、作品提供してくださった皆さま、そして小原さんサイドに報告。
若干の修正や調整をはさみつつ、2/15(木)の22時に公開しました。(公開した日付や時間も熟考した結果です)
改めて、こちらの動画になります。
公開告知のツイートがこちら。
ここが自慢のポイント!
では、ここからは出来上がった動画、特に個人的に気に入っている「ココぞ!」というシーンをいくつかご紹介させてください。
■イントロ
まずはオープニング。
タイトルは当然として、作曲者・作詞者のクレジットも見せたかったのです。(一般的な作詞/作曲ではなく、作曲/作詞という表記に彼女の気遣いも紹介したかった)
次以降、テロップで歌詞が表示されるのですが、歌詞カードのフォント(ゴシック系)に近いものを選び、統一感を計ったつもりです。
■1A(←1番のAメロ、という意味です、以下この形式で進めます)
お立ち台や柵に足を乗せて歌う画、めちゃくちゃかっこいいと思いません?
■1サビ
この曲に決まった振り付けはなかったと思います(決めポーズみたいなものはある)
ここでは飛び出したや翔けの歌詞に合わせて、腕を広げている作品を選んでみました。
ね?かっこいいでしょ?
■2A(動画パート)
ここまで静止画で構成してきましたが、より動きを強調したくて「動画」を差し込みました。
CD音源とライブ動画の動きがシンクロするよう、なんども微調整した箇所。
元のライブ動画の音量は絞ってありますが、もちろん入っています。
それを活かすことも試みましたが、全体バランスを考えて今回はCDの音だけで通しました。
(アドバイスくださった方、ありがとうございました)
ちなみに元となる、この時のライブ動画がこちら。
■2B
これもお気に入りの作品。
彼女から「小さい頃、手が長いことをいじられてたw」と聞いたことがあります。
実際彼女の腕は長く、長身の私と変わらないほど。たまに、ネタチェキにさせてもらっています。
手足が長いのも魅力のひとつで、スタイル良く映りますよね。実際ステージ上での全身を使ってのパフォーマンスに活かされていると思っています。
■2サビ(動画パート)
先ほどの2Aと同じで、ここも動画パートに。
演者(スタッフ)目線のこの画角、ダイナミックでしょ?
ちなみに元のライブ動画はこちら。
赤羽レニーアルファでのクレフェス初登場での「透明」
このライブは特に熱かったので、どうしても使いたい素材のひとつでした。
■間奏(ギソロ)
このパートの主役「楽器隊」をメインにフィーチャー。
ただひとつだけ、マニピのキムさんが収められなかったのが心残り。
いや、ソロの作品はあったのですが、ちょっと曲調と合わなくて…(チアガール?)
■落ちサビ1
このあたりから、エモくなっていきます。
まずはケチャ。これ、水色のペンライトなので、おそらく「ウォーターベル」と思われます。まあ、そこは目をつぶってください。
■落ちサビ2
サムネ候補にしたほどの作品。
コレカラを照らすために力を蓄えているイメージ。
(実際にはDAKEDOだと思われます)
ラスサビ1
いよいよクライマックス。
飛び出した~で天を突き破るようなパワーを感じる作品を選びました。
■ラスサビ2
これもサムネ候補だった作品。
光り輝く明るい未来、そこ向かって歩んでゆく、そんな画を表現したかったのです。
■ラスサビ3
これ、実際にはタオル曲(スプラッシュ?)の作品。
宙を舞うタオルを雲と見立てて、その先の青空をを見つめている、そんなイメージ。
■ラスサビ4
この笑顔、もうラストのここで使うことしか思い浮かびませんでした。それぐらい歌とマッチした表情ではないかと思ってます。
■ラスサビ5
最後の歌詞にはフロアも一緒に入れたかったので、この作品を選択しました。
どうでしょう?
ライブ感、たっぷりでしょ?!
■エンディング1
最後の咆哮で2作品。
■エンディング2
これぞロック!
■アウトロ1
派手髪で肩好きなのは否定しません。
けれども、この華奢な女性シンガーが不安を抱えながらも明るい未来を目指して歩んでゆく、そんなイメージでこちらの作品をアウトロに使いました。
レイアウト(配置)も気に入っています。
■決めポーズ1
■決めポーズ2
■決めポーズ3
最後の決めポーズは3枚で。
ちなみに並び方はシモテ→カミテ→シモテ(からの撮影)でこだわりました。
最後の一枚はハチケーフェス、自分なりのこだわりポイント。
以上です、ありがとうございました。
最後の仕上げ
動画が完成し、最後に選んだのがサムネイル。
初見の人に興味を持ってもらうためにも、サムネイルは重要なポイント。
愛らしい笑顔の写真は(自撮りも含めて)たくさんあるのですが、こちらの作品を選びました。
ポイントは、小原涼のライブで感じること。
ステージからフロアの全て、隅っこや後ろの方まで、全てのお客様に気をかける小原涼。
初見さん常連さん関係なしに、フロア全体を巻き込むところが彼女の真骨頂。
この作品、彼女の目線は右上を向いています。
いつの日か、彼女の見つめるその先が武道館の2階席、それとも、さいたまスーパーアリーナの500レベルになるのか…
そんな日が訪れることを願って、この作品にしました。
オマケ
いったんスイッチが入っちゃうと、我を忘れて進めちゃうんですよ。制作が面白くて楽しくて。
ある程度形になった時に流してみたんですよ。で、こんなツイート。
次の日は外出の用事があったのですが、午前4時w
歌詞を入れたのも正解だったと思います。
完成したこの動画、ここがゴールではありません。
たくさんの人に広まる、強いて言えばそこがゴール。
これからも何らかの形で、広めていきたいと思っています。
なんと言っても「神曲」ですから。
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最後に、作品提供をしてくださった皆さま、今回は本当にありがとうございました。
皆さまの協力無しでは、この動画を完成できなかったと思います。
改めて心より感謝致します。
ありがとうございました。
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