小原涼ワンマンライブ「PUZZLE」そこにあったのは「喜」と「楽」だった
2023年1月7日(土)、小原涼さんのワンマンライブに行ってきました。
帰宅してから感想をツイートしたのですが、まとめと補足を語っていきます。
少々長いのですが、おつきあい頂けると幸いです。
え?見事な晴天だよ?!
数日前の天気予報では「(ライブ当日の)土曜日は雨、所によっては雪も」でしたが、当日は朝から見事な晴天。
さすがサンシャインガール、天候に恵まれているんだよなぁ、この推しちゃんは。
日中にいろいろ細かい家事や通院などを済ませて、準備完了。
ここ最近は「ライブ=Tiget予約→当日支払い」に慣れているので、紙チケットを忘れないようにチェック。
もし忘れたらバカ扱いwされてしまいますので、注意が必要です。
夕方に現着。
当日は渋谷駅の改修で山手線の一部が運休。避けて移動したのですが、迂回路線はいつもより混雑していた印象です。
いよいよ開場。
狙っていた最上手(かみて)の最前列を確保できてラッキーでした。ここなら、今回ギター担当の眞鍋さんのプレイを思う存分堪能できるはず。
足元のエフェクター・オペレーションもバッチリの位置。
りょんちゃんのバンドセットは優先して足を運んでいますが、眞鍋さんギターの編成を観るのは、実は今回が初めて。こちらも楽しみでした。(いつも配信を楽しませてもらってます、ありがとうございます)
上手(かみて)側配信カメラの辺りにスタンバイ。(右の四角いのがモニターです)
上の写真のピンクの棒は宣伝部から配られたリングサイリウム。
こうした小原涼宣伝部の「一緒にライブを創りあげる」活動には、本当に頭が下がります。今回は多忙で協力できなかったのですが、本当にありがとうございました。
このリングサイリウム、ひとりで手首に装着するのが難しいのですが、フロアのあちこちで協力している光景が。うん、やはり温かい現場だなぁ。
ライブスタート!
オープニングムービーに続いて流れてきたSE。
初めは「あれ?このSEは初めて聴くなぁ…」でしたが、よくよく聴くといつもの出囃子の新装アレンジ。こちらも新たに創ったのですね、またひとつ進化!
オープニングは代表曲の"Good day!!"、記念となるワンマンの幕開けは、もうこれしかないでしょう。会場では配られた白のサイリウムでお出迎え。
"オンリーワンダーランド"で軽く体をほぐすフリコピがあって、続いては…
ベーシストHIROTOMOさん作の”step!step!step!”披露、サビのジャンプで会場も華やかに。
少し前の上野音横丁でのライブ、その時のセッションパートでも使われた”step!step!step!”ですが、この曲のライブバージョンは良いなぁ。
その際も感じていたのですが、EDM系統の曲なので、音源の方が向いていると思っていたこの曲、ライブだと躍動感が増しますね。新たな発見でした。
"Sunny ship"では安定のバナナ投げ(フロアには飛ばなかった)
MCでギタリストの眞鍋さんに無茶ぶりも(眞鍋さんの無駄使いw)
フロアも一体になる流れ
ここからフロアの動きもいっそう一体になるよう、みんなで盛り上げる的なミッションが仕掛けられました。
なにしろ…この並び!
フロアを左右に行進させる"フォレストアドベンチャー"、最上手(かみて)にいたので、圧縮されそうでした(笑)
いつも以上にフロア中央に大きな輪が出来た"全力!ジェリーフィッシュ"、
新しいタオル曲の"RAKUYOU SPLASH!"、当日はNEWタオルも販売されフロアも一層カラフルに!
"POP STEP 脱兎"、ウサギの如く動き回るこの曲、ライブで聴くのは久しぶりのような気がしました。この曲聴くとキャス配信を連想するのは私だけでしょうか。(BGMでの使用率が高い?)
そして、ここからは圧巻!
次のミッションは、超ハイスピードのシャッフル曲"サークルゲーム"でのぐるぐるバット。りょんちゃんが手にして来たのは、なんともデカい空気バット。
毎度おなじみサイズが想定外だったのは笑えますが、これもまた一興、面白ければ勝ちです。
ところが
MCで伝えられたのは、なんとフロアにいる人でじゃんけんに勝ち残った人がぐるぐるバットを出来る!という鬼ルール。
私は残念ながら一回戦で負けてしまったのですが、これは悔しかったなぁ。
結局、勝ち残ってぐるぐるバットの栄冠を手にしたのは…これはビックリ!宣伝部の重鎮、Yまちゃさん。
りょんちゃんもYまちゃさんも持ってますね。落ち着くべきところにきちんと着地。しかも何度か「あいこ」を繰り返すという奇跡。
もちろん事前打ち合わせとか演出は一切ありません。偶然とはいえ、ホント凄いな。
ミッションを無事に終えてマニピュレータのキムさんから声がかかります。
キムさん、演奏だけでなくいつもステージ演出や時にはスタッフ業務まで幅広くフォローしてくださる心強い存在。
そのキムさんから手渡された宝箱。その中には…
当日リリースされたフリー後、初となるアルバム「PUZZLE」
これ、贔屓目なしに良くできたアルバムです。詳しくは改めて後日に語りますね。
恒例の楽しいメンバー紹介プチセッションからの"One punch punish!"。
エンディング前リフレインでの眞鍋さんによる「おかわりパンチ」コールもちゃんと聞き逃しませんでしたよ。
そして…来た。
ついに来た。
実はワンパン終わり直後の暗転で、ここだ!と確信できてました、"ココじゃない透明"。
セトリに対して希望とか要望を伝えるのは好きじゃないので基本待つだけなのですが、やっぱり今日も感慨深かった。
近くの方からも気遣いを頂いて「より楽しめる場所」を譲っていただけました(ありがとうございました)
「透明」で湧くことは間違いないのでメガネを外したのですが、りょんちゃんからアイコンタクトもらえたような気がするんだよなぁ。うん、そういうことにしておこう。
続いて、透明と同系統ロック曲の"DAKEDO"がここで炸裂、まさか続きで来るとは!体力ゼロなのに(笑)
ビートが激しい一曲ですがドラムの眞田将至さんのプレイ、とにかく歯切れが良く聴きやすかったです。
叩いているお姿も拝見したのですが、余裕すら感じさせるプレイ、めちゃくちゃ安定してました。
メタラーとしては当然大好物、これからも育って欲しい一曲です。
透明とDAKEDO、ここが自分的なハイライトになるのかな?と考えていたのですが、
これが…とんでもなかった。
さらに凄いものを、このあと魅せてもらうことになるとは。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
いよいよ新曲披露、これは!
最終ブロック。ここで新曲"PUZZLE"が初披露。
事前のトレーラーではイントロのみ公開されていましたが、
これが文句なし!に良い曲。メジャーキーの明るく緩やかなテンポの曲なのですが、これがマジで泣ける。
「歌詞を届けたい」りょんちゃんの計らいで、バックドロップの映像に歌詞が表示されたのですが、これ読んだら…さらに泣くわ。
たかだか2年しか追いかけていない私ですら涙がこぼれているのに、もっと前から応援していた人は号泣ですよ、これは。
会場からのいつもより長い拍手に包まれて、きっといい景色だったのではないでしょうか。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
そして、個人的に強い思い入れのある"ウォーターベル"。
というのも、理由がありまして。
全国でpieceを集めてファイナルのエイジアでPUZZLEが組みあがって完成、というコンセプト。これ良いコンセプトだなぁと思っていたのですが、さらにツアー先で一曲ずつ新曲を披露するという素晴らしいアイデア。
元々「じゃ、ピースのひとかけらになるか~」と小原初遠征を決めた先が「名古屋編」で、そこで披露されたのがこの曲、ウォーターベルだったのです。
初の小原遠征で初披露の場にいた。もちろん曲としてもスケールの大きさを感じる一曲で気に入っているのですが、個人的な思い入れで、さらに大きい存在になりました。
その時のツイートがこちら。
歌詞の感想がこちら
最後に"テンションノート"で大団円を迎えました。
狙ったわけではないでしょうが、本編の締めにピッタリの1曲。暖かい気持ちになるのと同時に、そろそろ終わりを迎えてしまうのか…という、ほんの少しの寂しさが混じった複雑な心境を感じつつ、本編はお開き。
アンコールに突入します。
え?!またやるんすかw
アンコールの手拍子を聞きながら、事前に宣伝部から預かっていたピンクサイリウムを周りに配布。
程なくして落ちる客電。いよいよアンコールスタートです。
流れてきた映像、そこには見覚えのある配色のロゴ。
え?!こ、これは…
キターw
マジかーw
今年も迷フェスやるんすか!
もう笑うしかないですね。会場からもこのサプライズに笑いが。
合わせて発表されたのがこちら!
おおおおお!なんと赤羽レニーアルファで生誕ワンマンですよ!
5/3って仕事が恐ろしいほどの繁忙期(多分一年で最も忙しい時期)ですが、私のホームとも言える赤羽!(いや、単に近所なだけ)
これは何とか調整します。というか現場先行特典で、もうチケットは物販の時に押さえちゃった(笑)
いよいよクライマックスへ
宣伝部からのサプライズで盾が贈られました。これはゴールドディスクを模したものでしょうか。
CDが本格的に羽ばたくのはこれからになりますが、それだけの価値ある1枚だと思ってます、真剣に。これもまた、後日語らせてくださいね。
りょんちゃんが涙ぐむとバックドロップに表示される「小原は泣いています」的な画像が大写しに。スタッフのなもさん、いつも良い仕事してくれますw
アンコール明け1曲目は”リングリングソング”。
フロアはこちらも宣伝部から配られた指輪型サイリウムが満開。
手を振るシーンが曲中にあるのですが、きっとこれ、キラキラしてステキな景色だったろうなぁ。
ラストは”キミ色「happy piece」”でお開き。
ここでは小原涼パーソナルカラーのピンク・サイリウムが会場を染め上げ、まさに会場は小原一色に!
気がついたらフロアのあちこちに風船が!
はて?どこから?と何気なく横を見たら、盟友なおたすさんが袋から風船を取り出して投げてましたw
最高の笑顔でしたよ。
セトリのピースの綴りがpeaceではなくてpieceになってるのは、りょんちゃんのコダワリなんでしょうね。
セトリ最後の最後にpieceがここで揃って、見事にPUZZLEが完成ということなのでしょう。
これ、考えたなー、やられた。この隠れた仕掛け、正直あっぱれ!
打ち上げも凄かったんですよ
終演後の物販は例のごとく、よく覚えていませんw
新曲良かったよー!なんて話とか透明の時にメガネ外してたよね〜、なんてやり取りだったと記憶してます。
さて、物販を終えて「小原涼被害者の会」(もちろんネタです)の名のもと、打ち上げが行われました。
これも凄かったw
リアルタイムで実況ツイートを投げていたのですが、あとでまとめたのがこちら。
とにかく、たくさん食べるのが小原涼。それに合わせたかのような大盛りの食料。(大根サラダ、枝豆、ポテトフライ、唐揚げ、焼きそば…飲料はピッチャーも可)
打ち上げも見事な「小原リスペクト」になっているところは、さすが宣伝部ですね。素晴らしい演出でした。
ついつい楽しくて長居してしまい、終電乗り遅れ。あー、推しに似るってこういうことなのかなーと。
あ、でも乗換案内を駆使して、遠回りになりましたが無事に帰宅できましたよ。ちょっと予定より歩きましたけれどね。(翌日休みで良かった)
落ち着いてからの感想ツイート。140字は無理なのでリプに繋げました。つーか4時過ぎw
まとめと感想
約半年の月日をかけた壮大なプロジェクト「PUZZLE」、改めてステキなイベントでした。
最後に感想を。
過去見たワンマンを軽く超えました。さすがです。
2年前、路上で初めて見た小原涼。その時は事務所を辞めた直後で曲が無い状態でカバーを歌っていましたね。
それが今では、たくさんの、しかも魅力的な曲が揃いました。
それだけではありません。
初めてライブハウスで観た時、歌の上手さに気がつきませんでした(ごめんなさい)。あとで聞いたところ「フェイクが得意じゃない」なんて話をしたのを憶えているかなぁ。
でも、いま"リング~"で聴かせてくれるフェイク、とても良いじゃないですか。心に染み入ります。
ひとつずつ、着実に進んでますよ。たまーに道に迷いますが。まずは洗濯機にいろいろ投げ込むのを注意しましょう(笑)
そして。
人間の感情として「喜怒哀楽」があります。
しかしこの現場、いや、違うな、もっと広い範囲で小原涼のまわりにあるのは「喜び」と「楽しさ」だけでした。
日々、生きていればいろんなことがある。でも、ここに居たら楽しい、もうそれだけで大勝利でしょう。
今回のコンセプトの先にあるもの
小さなたくさんのpiece(ファン、楽曲…etc)が揃って、そこで初めてPUZZLE(小原涼)が完成する。ひとつでもピースが欠けたら、それは完成しない。
もしパズルを大きくしたいなら、ピースの数を増やせばいい。いくらでも大きくなれる。
そのひとつが
CD「PUZZLE」の500枚完売、それと、これなんでしょうね。
赤羽レニー、300枚ソールドが目標。
the journey never ends
小原涼の旅はまだまだ終わらない。
(迷フェスかー、まじかーw)