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5.観戦しやすい単複馬券

レース観戦中、こんな経験ありませんか?

馬連、馬単、3連複、3連単の馬券を握りしめて、いよいよレースも残り200m、壮絶な最後の叩き合い!

よーし、そこだ、①!キタキタキタキタ
そのまま!そのまま!

あ、ヤバい②、違うお前じゃない、お前は来るな

お!大外から来た③、差せ差せ差せ!でも先頭には来るな!(2着の方が配当が高いらしい)

あー、違う違う、ウチからスルスルの④!お前は来なくていい!あ、でも3着ならオッケー!

ぎゃー、ピンチ!先頭の①がタレてきた、ヤバい残せ残せ!

え?最後に大外から⑤が飛んできたのですが…はたして

(ゴール前ハナずら揃えた大混戦)

(そして…着順掲示板に馬番が並ぶ)

「あれ、この着順だと…俺、持ってない(タテ目、抜け目)」

ゴール前最後の攻防、応援のひとコマです。
フォーメーションなど複雑な馬券を多数持っていると、どの馬に着目していればいいのか、ワケわからなくなることも。

自分もそうでした。レース終わってから「これは買ってなかった」あるいは逆に「これ持ってたラッキー」とかw

ハズレ馬券の山…

おそらく「軸馬」を中心に見ることになるのでしょうが、相手関係など、よく把握できずにレースが終わっていることもありますよね。

もちろん、こうした楽しみ方を否定するつもりは無いんですよ。これはこれで楽しいと思います、なんといってもギャンブルですから。

でも私の場合、単勝メインの買い方になってから、レースの見方がちょっとだけ変わりました。

スタートからゴールまで、狙った馬とその騎手の動きだけに集中しているので、いろいろ見えてきたのです。

スタートはどうだったのか、二の足は?馬は走りに集中できているのか、掛かっていないか、掛かっていたら騎手はどう対処していたか、不利は無かったのか、コース取りは?レース全体のペースは?最後の伸び脚は?

後からレース動画などでも確認はできますが、さすがに全レースをチェックするのは現実的じゃないですよね(そもそもめんどくさいw)

言葉にするのは難しいのですが、今まで以上に自分が本命にした馬の走りをしっかり確認できるようになりました。一頭だけですからね、楽なもんです。

それで馬券成績が向上した!と、言えないのがツライところですが…w

競馬って「記憶のゲーム」の面もあるじゃないですか。勝馬との差は何だったのか、力を出し切れたのか、コース適正はあるのか、ペースは向いていたのか?

自分の見立ての正誤も含めて、次に出走する時の判断材料になるんですよ。活かしきれるかどうかは別として。

今回は単勝馬券を握りしめていると、応援もしやすいぞ!というお話でした。

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