【競馬コラム】ヒシマサルは3人、いや、三頭いたという話
全国競馬ファンのみなさま、こんばんは。
今日は「馬名」について語ってみましょう。
え?ヒシマサル?
去年(2022年)の秋に東京スポーツ杯の予想をしていたんですよ。2歳戦ですから競争実績が少ないこともあって、血統をいつも以上にしっかりチェックしていたんです。
タイセイクラージュの血統をチェックしていたところ…そこにヒシマサルの名前がありまして。
あれ?父がルーラーシップ?
ヒシマサルってマル外(外国生産馬)だったよな?とJRA-VANで調べたところ…
なんとヒシマサルがふたり
い、いや二頭いたのです。ちなみに2014年生まれのヒシマサル(③)がタイセイクラージュのお兄さんにあたる馬です。
こちら↓↓↓がプロフィール。
マル外のヒシマサル(②)
で、私が「え?マル外じゃなかったっけ?」となったヒシマサル(②)のプロフィールがこちら
こちらのヒシマサル②は重賞勝ちもありますので、ご存知の方も多いかと思います。逃げ・先行脚質の馬でしたっけ?
ところがいろいろ調べてるうちに、面白いことが判明。な、なんと…
三頭目のヒシマサルが登場
したのです。便宜上ヒシマサル(①)としました。
1955年生まれ、もちろん私が産まれる前のお馬さんです。
(古すぎてJRA-VANにはデータが登録されていなかったのかな?)
これら三頭のヒシマサル、馬主を見ると…すべて阿部さんなんですね。「ヒシ~」といえば阿部オーナーの馬と知られています(ヒシアマゾンが最も知られてますかね)からそれは分かるのですが、よく見ると全部違う人。調べたら面白いことがわかりました。
こちらのニュースサイトに詳しく書かれていますので、気になる方はチェック!
↑こちらのサイトも参考になりました。
簡単にまとめましょう。
ヒシマサル①ー1955年生まれー阿部雅信オーナー
ヒシマサル②ー1989年生まれー阿部雅一郎オーナー
ヒシマサル③ー2014年生まれー阿部雅英オーナー
ヒシマサル、名前だけでなく、オーナーも3代にわたって受け継がれてきたのでした。競馬の世界って凄いなぁ…ところで、
同じ名前って良いの?
という疑問も湧きますよね。馬名については規定で管理されていて、PDFで14ページ分のボリュームがありました。
同じ馬名については、登録抹消から一定の年数が経過すれば再使用できるようです。ただし有名な馬などはNGらしい。
ミスターシービーやウォッカも実は2代目らしいですよ。これは知らなかったなぁ。こちらのサイトで知りました。もっと学びたい方はチェックしてみてくださいね。
ね?競馬って面白いでしょ?
というお話でした。