STARMARIE(ミツバチフェス登場)は本当に「死を歌うアイドル」なのか?
あと3日に迫った
MITSUBACHI ROCK CIRCUIT
当日が待ち遠しいですね。参加されるみなさま、自分なりの回り方はそろそろお決まりでしょうか?
さて、このサーキットに(たぶん)初登場のSTARMARIE(スターマリー、略してスタマリ)もおススメのグループのひとつ。前回ご紹介した「82刑」はバンドでしたが、こちらSTAMARIEは5人組のダンス・ボーカルユニットです。
スターマリーはこんなグループ
以前から私が推しているグループのひとつで、昨年(2021年)末にはLINE CUBE SHIBUYA(旧渋谷公会堂)、今年の夏には大手町三井ホールでのワンマン公演があり、私も参戦したのですが、いずれも素晴らしいショーでした。
まずは簡単なプロフィールを。
余談ですが、前に紹介した82刑の葉月さん、ほんの一瞬ですがこのSTARMARIEに加入(というかヘルプ?)したことがあったそうです。かなり初期の話ですけれども。
プロフィールの最後に「生死をテーマに…」とあるように、とにかく歌の中で人が死んでしまうことで有名なのです。
そのストーリーも多岐に渡り、例えば…
例えばこんな内容なのですが…
奥様に先立たれてしまった工場勤務のご主人、突然途切れたお弁当に当たり前が幸せだったことに今更気づく。(さよならお弁当)
天国にいるお母さんが、娘と娘が選んだ男性に結婚のお祝い、ふたりにおめでとうを伝える。(ヘヴンズ・ウエディング)
病気の彼女の為に薬草を探しに行った男、旅の果てに尽きてしまう。男性の為にプレゼントとして用意しておいた真っ白なローブは報われることなく無駄になってしまった。(賢者のローブ)
他にも
おじいちゃんとお孫さんの暖かいやりとり「ぐらんぱぐらんぱ」
コミカルでカワイイ殺し屋さん登場の「星祭りの夜 君を殺しに行く」
寿命一年と引き換えに病の彼女の寿命を一時間延命してくれる契約を結んだ「魔力が消える」
まるでドラマみたいだ
実際にライブで歌詞に集中して聴いたり、映像や音源を流しながら歌詞カードを読むと…はい、確実に泣けますので注意してください。
とにかく物語性の強い詩で、小説、映画、漫画、アニメ、演劇、ゲーム…様々なメディアに展開できそうなストーリーばかりです。
私が初めてこのグループを知った時に思ったのが
O・ヘンリーの「最後の一葉」みたいだな…
でした。
ちなみにこんな歌もありましたね。好きな歌です。
閑話休題
曲も良いぞ!
歌詞メインに語りましたが、楽曲もバラエティに富んでいてクオリティも高いです。
激しめのロック、ピアノメインのバラード、キャッチーなポップ、フォーク調、アニメタイアップの元気な曲…どの曲調にもすべてフックがあって、改めて思うはずです。
「やっぱり音楽って良いよなぁ…」
って。
まとめ
死生観をテーマとして扱っていますが、決してネガティブな方向ではなく、死という逆らえない現実を通して、生きていることの喜び、尊さや意味を伝えている…スターマリーの本質はそこなのかなぁって思ってます。その意味ではポジティブなグループではないかと。
普遍性の高さの証拠に、このグループ、女性ファンも多いです。自分の知る限り、この界隈では一番かもしれません。もちろん世代の広さも含めて。
さて、タイテを見るとSTARMARIEは82回目の終身刑と同じく、シャングリラ。82刑の次の次になります。まさかミツバチに出るとは思わなかったスタマリ、注目です!
メロディの傾向が似ているCHERRY GIRLS PROJECT (チェリガ)ファンの方にもスターマリーをおススメします。(チェリガは16:00~16:30、フラワーズロフトに登場)
逆にマリスト(STARMARIEファンの呼称)さんにもチェリガをおすすめしておきますね。この曲は、かなりスタマリ色が濃くておススメです。いいメロディだなぁ。
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