鈴鹿ライフ#74|1点差のファイナルバトル!行ったぜD1、ヒートの集大成!
入替戦、ラウンド2
グリーンロケッツさんとの、ファイナルバトル
13-12
1点差を制し、ヒートはディビジョン1昇格を決めました
選手、スタッフ、そしてたくさんのファンの皆さん
全員で勝ち取った昇格だと思います
最後の笛が鳴った時は、ただただ素直に嬉しかった
この1年間、いや2年間
チーム全員で頑張ってきて、本当によかったと思えた瞬間でした
難しい試合になるだろうなと予想はしてた、最終戦
予想通り、タフなゲーム内容に
けど、要所ですごくいいプレーが見られたヒート
ストラクチャーアタック、タックル、ジャッカル、その他諸々・・
この1年間の集大成であるような、素晴らしいプレーでした
1点差の試合に強い、ホンダヒート
僕がヒートに来てからの2年間で、6試合もの1点差ゲームを制しました
この1点差の勝利って、何だろう
ちょっと考えてみました
もちろんラグビーは80分で戦うスポーツで、キックオフから80分後に1点でも多く点を取っていれば勝ちです
なので、事前に立てるゲームプランや試合中のゲームドライブ、時間の使い方など
たくさんの要因が上手く機能して、勝ち取った6試合だったと思います
けど何より一番重要なのは、マインドセットなんじゃないかと感じました
勝ちたい気持ちが、相手よりあるか
相手と同じぐらいきつい状況の時に、その相手より頑張れるか
僕が2年前にヒートへ来て、ずっと感じていること
このチームには、選手・スタッフに妥協がありません
常にハードワークができるチーム
その日々の積み重ねが、強いマインドセットを作り出しているのではないか
厳しい1点差の試合でも、勝ちに繋げられることができているのではないか
そう、思います
ヒートのチームスタッツで、BIG(Back In Game)というものがあります
内容は、タックルなどをして地面に倒れた選手が、どれくらい速く立ち上がれているか
速く立ち上がるためには、体の使い方などのスキル的要素もありますが
何よりBIGは、『速く立ち上がらないといけない!』というマインドセットを強く反映するスタッツです
このスタッツが、ヒートはものすごく速い
本当に0コンマ何秒の世界ですが、どれだけ速く相手より立ち上がれるか
15人グラウンドに立っている状況を、どれだけ相手より長く作り出せるか
この気持ちが、ヒートの選手には根付いています
そう考えると、勝つべくして勝てた6試合の1点差ゲームだったのではないかと思います
そのマインドセットを含め、2年間でどんどん成長できたヒート
来シーズンからは、日本ラグビーの最高峰であるディビジョン1の舞台で戦います
簡単に勝たせてくれる相手なんていないでしょうし、毎試合がタフなゲームになると思いますが
1試合でも多く勝つことができるチームを目指して、また頑張っていきたいと思います
長かったシーズンも、昨日の試合で終了となりました
我々アナリストはシーズンエンドへ向けて、まとめ作業を今週行っていきます
あーでもない、こーでもないと考えながらコーチ陣で作ったゲームプランや、アナリストでコツコツ作成した試合前後の資料
今年も、たくさん作りました
このデータや資料たちが、チームにとって、そしてアナリストである僕自身にとって血となり肉となりました
この武器を来シーズンも活かすことができるよう、最後までしっかりと仕事をしたいと思います
そして今週最後は、ファン感謝祭
僕もヒートへ来て初めてですので、とても楽しみです
ファンの皆さんと笑ってシーズンを終えることができるのが、何より嬉しいですね
感謝祭へいらっしゃる皆さま、お会いできるのを楽しみにしています
たくさんの応援、ありがとうございました!
それでは、また来週!
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