『レッドスパークス』からの贈り物
鈴鹿の家に突然、大きな贈り物が届きました
額縁に入った、レッドスパークスのジャージ
そして
レッドスパークスの監督である向井さんからの、メッセージ付きメダル
選手だけでなく、在籍していたスタッフにまで
本当に素敵なプレゼント
レッドスパークス廃部騒動から、7ヶ月
なんかとても昔のように感じますが、まだ1年も経ってないんですね
いただいたプレゼントは、大事に飾っておきたいと思います
このメッセージには、向井さんらしさが溢れています
Beppu、Munster、Leinster
多分レッドスパークス関係者以外は、何のこっちゃわからないと思います笑
この3つのワードを説明しますと
レッドスパークスの練習メニューであり、マインドセットでもある言葉でした
Beppuというのは
向井さんの下でラグビーをした人なら、誰でも通った過酷な練習
『100mコンタクト』
昨年別府合宿でやったから、Beppuです
2チームに分け、グラウンド100mでフルコンタクトをやるんですが
横幅は、たったの5m
5mの幅を、15~20人で繋いでいく練習
5mの幅から出されたり、ミスしてしまうと、また最初から
そこに妥協はなく、ドツボにハマるとエンドレスに続く練習
僕も現役の時、何度も経験しました
この練習の良い悪いは、色々と意見があるでしょうが
今も10年前も、その前も
時代を超えて、向井さんのアイデンティティを表すかのような練習です
MunsterとLeinsterも同じようなもので
レッドスパークスのラグビーを表現するための練習でした
Munsterは、ゴール前DFの局面
『マンスターバトル』
という練習です
ゴール前で相手がトライを奪いに攻撃してくるのに対して
ゴールラインを死守し、ボールを奪い返すまでのバトル
Leinsterは、いわゆるトランジションのマインドセット
マンスターで取り返したボールを、逆にトライまで持っていく練習です
昨シーズンのレッドスパークスは、超ポゼッションラグビーを目指しておりましたので
自陣からも攻める、攻める、攻めまくる
シーズンでは、試合中に選手たちから
『マンスター!』
『レンスター!』
のコールがグラウンドに響いていて、この言葉たちがしっかりとチームに根付いたんだな、と感じておりました
BeppuやMunster、Leinster
選手たちがこのような練習を一生懸命取り組んで、チームで体現してくれたからこそ、向井さんからのメッセージが心に響く
僕が向井さんの練習をやっていたのは10年ほど前ですが笑
僕自身も、しっかりと心に刻んでおきたいと思います
突然の贈り物、なんか嬉しかったな
このチームがあったからこそ、明日が精一杯頑張れる
心から感謝しています
ありがとう!レッドスパークス!