[パイオニア]大会参戦レポ[ロータスコンボ]
MTGの競技イベントにはあまりでないのですが、プロモがモダン・レガシーで愛用しているゴブリンの先達であったのと、たまにはSEのあるイベントに向けて使ってあげたいと思いCC店舗予選に出てきたので、結果やマッチアップ、感想を書いていこうと思います。
デッキ選択
相棒デッキを使ってあげたいという情からメタ的にはきついけどロータスコンボを使うことを決めました(実際は二ヴを組もうとしたけど、パーツの高騰と購入する気力が足りず、泣く泣くロータスを選択しました)
デッキの細かい調整
とりあえず、シミックとバントどちらで行くかを検討し、二ヴとアマリア、アグロ対面に対して相性が改善するバント型を選択することにしました。
ミラーやコントロールに対してはデッキ単位で弱くなっており、二ヴやアマリアに関してもメタカードで遅延してるだけで勝てるわけではないため、下記のように調整
メイン 土地26枚(バーラゲド含む) 固定枠30 自由枠4
自由枠
・旅するサテュロス×1
・竜王ドロモカ×1
・犯行現場の再現×2
サテュロスは速度勝負の不利マッチやミラーに関して後手を捲るカードであり、環境から砕骨が減り生き残りやすくなったため、メイン1投入
犯行現場の再現に関しても、熟読1枚からゲームにかつルートがかなり増えたり、採用がほぼ警戒されないためかなり意表が付けます
ドロモカはサーチがあること、メインのコントロールへの相性改善、サイドの圧縮のために空いた1枠に採用しました、もともとはサイド1枚予定
サイドカード
・沈黙×2
・ガーガロス×2
・旅するサテュロス×2
・思考の歪み×1
・出現の根本原理×1
・副陽の接近×1
・ザカマ×1
・一時的封鎖×2
・太陽降下×2
・轟音砕き×1
沈黙はバント型で1,2T目に使えて、ロータスから白3出して色トラブルにならないのが強いため2枚採用
不利マッチや序盤の1ターンを貰うために使用することもあり便利だった
ガーガロス・一時的封鎖については、アグロをしっかり見て増量
サテュロスと歪みはミラーやコントロールへ効くために採用
ミラー対策として轟音砕きも1枚確保
大会参加(1日目)
2-2での4R目でドロップ
1R独創力× 2R目にプレイミスがあり、結果負けているので順当
2Rアゾコン(+赤) 〇 メイン真昼の決闘入りのアゾコンと初対面
3R5C二ヴ〇 だらだらやると負けるので意識を変える必要がある
4R緑単 × もっと速度勝負を意識して戦う必要あり、勉強になる
とりあえず、自分の下手さを見つめられたいい日だった ドロップ
大会参加(2日目)
かなり珍しく、二日連続での予選参加
スイス 3-1-1で5位通過 SE1勝って決勝スプリット
1Rアゾコン(+赤)〇 序盤はお互い土地を並べながら隙を見てロータスを並べたり侍臣を置いたりと準備 廃墟の地と舞台の睨み合いを制してメイン取ったあと、サイド後は土地を相手が引かずこちらが普通に動いて勝ち
2R5C二ヴ〇 メインは普通のミッドレンジ的な動きのため、無理なくコンボが決まって勝利、サイド後も先手3T自我や轟音砕きなどの動きがなく勝利
3Rイゼフェニ× 帳簿割きでのビートプランとソフトカウンターでメイン負け、サイド後も帳簿割き連打からアショクで盤面を作られる。
ドロモカはキャストできたが、1度借り手で返されてテンポを悪くし、巻き返しができず侵入コピーで負け
4R収穫の檻〇 メインのビートを試験管でさばきながら熟読連打するも何も引けず、ギリギリ引いたドロモカを糸で警戒つけながらライフレースを作って勝利 サイド1本目は巻き返せず終わったがロングプランを相手が取ってきたのでこちらもプランニングを変更 マナを伸ばしてザカマ着地が見えるところまで進めて、相手に何もなければザカマで返せる状態作って、ザカマ着地から盤面をコントロールしきって勝ち
5R ID
SE1 イゼット独創力 〇 相手の土地が詰まっている間に準備が整いメイン勝ち サイド後はゆっくりカウンターを掻い潜れるように土地を伸ばして沈黙と大田原を構えていく そのまま独創力で船砕きが出るも返しに沈黙を通してコンボ完走して勝ち
SE2 アゾコン(+赤) スプリット 権利いらなかったため、ポイントを多めに貰って終了。
大会が終わって
最近はFNMや回数固定のカジュアルイベントしか出なかったので、二日連続でSEある競技イベントに参加するのはかなり珍しかったですが、出てよかったなと感じました。
MTGを初めて初期のころはSEのある大会もそれなりに出て、基本的にはSEに残れないことの方が多いながらも積極に出ていたはずが、昔よりMTGの実力もメタゲームへの理解も高く勝てるようになった今の方がSE行けると思う自身もなければ、SEは入れる気がしないのに出てもなぁという後ろ向きな感じになっていたのでたまにこういうイベントに出て苦手意識を払拭していきたいと思います。
おまけ、アゾコンに勝てない人へ
序盤は土地をゆっくり並べて使えるマナを伸ばしていき、糸糸根本原理みたいなリソースを吐き切ってまでコンボを始めるのは打ち消されない状況の時だけにしましょう
相手が4マナ以上使えるときは打ち消されてもいいのでスペルをしっかり打って準備を進めていきましょう、圧を掛けないと放浪皇や記憶の氾濫、サメ台風などでリソースかクロックを作られるので、自由にさせないようにしましょう
本当に初心者の場合はただこれだけの意識でもできると勝率が変わると思います。コントロールも無限に打ち消しを持っているわけではないので苦手意識を克服して使いこなしていきましょう。