没ネタ祭「現代詩 ブロッコリー」(未完)

ブロッコリーについて語れることなんて何もない
アイツラはまるで森のような外見で
口に入れるとモシャモシャする

ブロッコリーについて語れることなんて何もない

下書きにずっと残っているブロッコリーの詩。未完成。「ブロッコリーについて語れることなんて何もない」と書いたとき、本当に何も語ることがないことに気付き、一行も進まなくなった。

ブロッコリー=森のイメージで自然保護的な詩を作ろうとしていた気もするが、自分の中に自然保護的なメッセージも殆どなかった。
好きじゃないものに言葉は紡げない。

この詩が生まれたのは、若しくは生まれなかったのは七月も終わる頃で、その日、僕は軒に吊るされた風鈴を見ていた。
風鈴の詩とブロッコリーの詩を同時に作っており、一つは生まれ、一つは生まれなかった。
これも因果。ブロッコリーと僕との因縁。

ブロッコリーについて語れることなんて何もない。だってモシャモシャするし。

エンドウ豆スナックのようにお菓子にしてくれたら食べるかもしれない。カルビーさんの開発待ってます。

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