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解題「蜜蝋」文芸ネムレヌ第59回

全国のネムレヌファンの皆様、こんばんは!真夜中のカーニバル、文芸ネムレヌの時間です。2018年6月に始まった「眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー」。開始以来、暗夜行路に迷走を重ねて、間もなく企画は六周年を迎えようとしております!六年!何という残酷な時間!六年の加齢!六年前はまだ若かった、アナタもワタシも、今より六歳も!よくもまあ飽きもせず続いております。皆様もお元気で何よりです。

途中で更新が止まっているnemurenuの沿革はこちら

https://note.com/preview/n18fdb06fa6b5?prev_access_key=1f0de047387704489abd4385b267b935


さて、今回のテーマは「蜜蝋」です!

蜜蝋(みつろう、Beeswax、Cera alba)はミツバチ(働きバチ)の巣を構成する蝋を精製したものをいう。蜂蝋(はちろう)とも呼ぶ。

蜜蝋
蝋は、働きバチが蜂蜜の糖分を脂肪細胞で代謝した脂肪などを、第4‐7節腹板にある蝋分泌腺(蝋腺)から鱗状に分泌したもので、口で柔らかくこねて巣材とする。当初は透明であるが、巣を構成し、巣が使用されるにつれて花粉、プロポリス、幼虫の繭、さらには排泄物などが付着していく。

「蜜蝋」Wikipedia

蜜蜂や蜂蜜ならともかくも、蜜蝋がテーマって珍妙過ぎるだろう!と言いながらも続々集まる蜜蝋作品。そして探してみると夥しくnote内に散在している蜜蝋記事。noteってスゲェ!投稿された蜜蝋文芸とnote内の蜜蝋記事。併せて全14作品のご紹介です。本日も低調!

目次


01 詩「Nocturne」 理柚
02 コラム「蜂蜜の歴史、そして養蜂の国スロベニア!」食彩アドコム @ 食こそ温故知新
03 小説「何も書かれていない手紙が途絶えた時」 くにん
04 コラム「知ってる?蜜蝋ラップの使い方」 Baker Sachi/パン屋のサッちゃん
05 小説「蜜蝋部屋にて」朝見水葉
06 小説「文明大火」 葵
07 コラム「鹿児島市の、鹿児島の若者たちによる、鹿児島の養蜂業のためのはちみつ革命」 ふるさと納税日記 by もぐふる
08 小説「蜜蜂の幸、あるいはヒマラヤのそぞろ神に呼ばれて」 としべえ@ぷち作家
09 コラム「最強HHKBへの道 - 最高のパームレスト『 亀甲名栗』」Hayashi, Koji
10 小説「蜂」 数理落語家 自然対数乃亭吟遊
11 小説「サラブレッド」 千本松 由季
12 小説「クレアの前の前の前の彼氏」海亀湾館長
13 小説「宮脇朔太郎の隣人は泡姫(みるきー)」ムラサキ
14 小説「何も書かれていない手紙が途絶えた時 ~サイド ビー」 くにん


解題


01 詩「Nocturne」 理柚

この度も始まりました文芸ネムレヌ、理柚さんの詩のご紹介から始まります。
蜜蝋蝋燭の灯る部屋は曖昧で輪郭を伴わないメローイエロー。僕、それに君が誰だったのかもも朧気です。そんな密室に一対の男女がいて、蜂蜜が緩慢に渦巻き水に溶けていくように二人の関係には緩やかな変化が訪れている。「君の負けだ、それ以上に僕の負けだ」と男の台詞。
閉塞的で、甘美な密室です。その密室を明るくしていた蝋燭の火は消えて、男女は夜に包まれました。甘やかではありますが、痛みを伴う闇です。終わることが前提の恋、或いは恋であることが前提の終局。そんな詩でしょうか。蜜蝋の蝋燭が効果的に使われています。



02 コラム「蜂蜜の歴史、そして養蜂の国スロベニア!」食彩アドコム @ 食こそ温故知新

スロベニア、という国に聞き覚えがありません。スロベニアに明るい方も少ないのでは無いでしょうか。
でもご安心ください。アドコムさんの記事を読めばスロベニアの何たるかが分かりますよ。そして、きっとあなたもスロベニアに興味を持ち、そしてスロベニアが好きになる筈!
何故ならスロベニアは我らが愛する養蜂に何よりの自尊心を持っている国。
国際連合の定めた「世界ミツバチの日」である5月20日は、スロベニアの近代養蜂の父、アントンヤンシャの誕生日です。世界ミツバチの日になるほど蜂が国家産業になっている。世界で最もミツバチを愛する国と言っても過言では無いでしょう。
そんなスロベニアは民族問題が苛烈化して幾多の内戦の末に亡国した旧ユーゴスラビアの一部です。複雑な歴史を抱えた国ですが、アドコムさんの記事にあるスロベニアの写真、その牧歌的な姿の美しいこと!是非皆様も記事を読んでスロベニアが好きになって下さい!

アドコムさんは他にも蜂蜜の記事を書かれています。どの記事も読み応えがあって面白いですよ!




03 小説「何も書かれていない手紙が途絶えた時」 くにん

温厚で平和主義者のくにんさんですが、実はシニカルなオカルティストという裏の顔があり、そちらのくにんさんはブラックくにんさんと呼ばれています。
くにんさんとブラックくにんさんはそっくりなので、見た目では見分けがつきません。見分ける方法があるとすれば接してみて、最後に裏切るのがブラックくにんさんで、最後まで裏切らないのがくにんさんです。
くにんさんがコメント欄にも書いたように、この物語の書き手がくにんさんなのか、ブラックくにんさんなのか。つまり、この物語で戦争に行った男が帰って来るのか来ないのか。結末が残酷な笑いで終わるのか、幸福な笑いで終わるのかは最後まで分かりません。
どちらだと思いますか?この男は死にますか?死にませんか?
最後まで読まなければ分かりません。さあ、読んでくにんさんの正体を掴みましょう!


04 コラム「知ってる?蜜蝋ラップの使い方」 Baker Sachi/パン屋のサッちゃん

アメリカでパン屋を営んでいるサチさんです。国内でパン屋と言えば、昨今は空前のパンブームで新興パン屋が次々と開業したのがこの数年。カレーパン日本一を自称して、個人オーナーと契約し、地代の安い辺鄙の土地に次々パン屋を開業させた「小麦の奴隷」フランチャイズなどは記憶に新しい所です。
ケーキのような高級食パン、塩パン、コッペパン、ハード系などパンブームでしたね。
パンって良いですよね!
サチさんのパンも美味しそうです。
ご紹介する記事はサチさんの使っている蜜蝋ラップについて。
ご存知ですか?蜜蝋ラップ。私、知りませんでしたけど。蜜蝋についての記事を蒐集した訳ですが、そもそも蜜蝋の言葉自体今回の企画で初めて知った次第でして。その用途範囲の広大さと言ったら!今回のアンソロジーは知らない事だらけです。こんなに知らない世界があるなんて、一体今まで何してた、わたし!
蜜蝋ラップ、良いですよ。特にサチさんの記事にある蜜蝋ラップは柄がアメリカ風で素敵です。バンダナとかで蜜蝋ラップ作るとオシャレっぽいです。カントリー!私も蜜蝋ラップで野菜包みたい!



05 小説「蜜蝋部屋にて」朝見水葉

朝見さんです。ご無沙汰をしております。
言葉が濃縮されてまるで一本の映画のような重厚の掌編小説を書かれるのが特徴です。鶏ガラから出汁を取って調味をした高級スープを煮詰めてコンソメキューブにしたような。あれ、あんまり褒めてるように聞こえないかもしれませんが、最大級に賛辞しております。すみません、表現が下手で。とにかく凄いんですよ。
今回の作品も良いですねえ。
舞台はマンションの一室です。登場人物がどのような素性の人間なのか、特定出来る要素は何もありません。年齢は?仕事は?家族は?小説中に極端に情報が少ない。にも関わらず、本小説は映画として完成している。
街に現れた機関銃と爆弾を持ったテロルたち。どんな映画を観ても映画の外側=観客席は絶対的に安全であるように、テロルの音をユニットバスの中で他人事のように聞いている主人公。でも銃撃の音が近付くにつれて、その安全が脅かされようとしている。それが新たな映画となって、今度の観客席は読者である私たち。
主人公の情報は何も無いにも関わらず、防災リュックから出てきた小物にはリアリズムに満ちている。一人称視点の小説なので、自分の事は語らないし見えない。主人公が鏡を見る場面でも無い限り限り、主人公の容姿は語られない。対して主人公の目の前に転がったものはよく見える。見えるものと見えないものの表現の差が、主観動画のような面白い効果を生み出しています。

06 小説「文明大火」 葵

最近、葵さんは書き方が上手になって作品の面白さが増しました。今回の作品も面白かったです。先日tiktokを観ていたら日本のアニメと海外のアニメの違い、というコンテンツがTLに流れてきて。もう絵柄は一緒なんですね。海外アニメと言ったらディズニーかトム&ジェリー、というのが私のイメージなんですが、〇〇や〇〇にそっくりなアニメがフランスやアメリカで作られている。しかし。絵柄は一緒でも海外アニメは子ども向けの作品が多く、感情表現が喜怒哀楽の直接的なものしかないらしい。比べて日本のアニメと言えば、やるせなさ、切なさ、哀愁、憐憫、閑寂、、、といった言葉にし難い感情が表象する事が特徴なんだとか。
小説も同じですね。名作であればある程、物語を駆使して言葉にし難い感情を描かれます。
葵さんの本作も読んでみると名状しがたい感情に呑まれます。ハッピーなのかアンハッピーなのか、不幸では無いものの哀しみや憂いが伴うエンディングです。このような複雑の感情を惹起させる手腕はお見事。物語の組み立てが上手なんですね。まだご覧になって無い方は是非御一読下さい。


07 コラム「鹿児島市の、鹿児島の若者たちによる、鹿児島の養蜂業のためのはちみつ革命」 ふるさと納税日記 by もぐふる

ふるさと納税が人気ですね。CMでよく見ます。そんなふるさと納税会社のもぐふるさんによる素敵な返礼品の紹介です。
「ミードル」というお酒は鹿児島県のhoneyboy&co.という会社で生産されています。
「ミード」とは蜂蜜酒と呼ばれるもので世界で最古に作られたお酒。自家醸造酒を禁じている我が国の酒税法に「みんなでお酒作ろうぜ」と真っ向勝負を仕掛け、裁判の末に発禁処分となった稀覯本「趣味の酒つくり どぶろくを作ろう実際編」でも蜂蜜酒は一番初めに作り方が紹介されています。アルコールは糖分を酵母が分解して生まれるので蜂蜜を水で薄めてイースト菌を入れて数日置くとお酒になってしまうんですね。自然の中には酵母がいますから蜂蜜が雨などで薄まっただけで、自然界のアルコールが生まれます。初めて飲んだ人は驚いたでしょうね。中世ヨーロッパでは新婚の夫婦が一ヶ月に渡って外出を控えて蜂蜜酒を作るのが習わしだったとか。蜂蜜の一ヶ月、蜜月、ハネムーンの語源です。そんな伝統あるミードをオシャレ仕立てで販売しているhoneyboy&co.さん。桐箱に入って宝石のようです。欲しくなりますね。(蜂蜜酒は簡単に作ることが出来ますが、国内でお酒を無免許で作るのは違法行為となりますのでご注意ください)


08 小説「蜜蜂の幸、あるいはヒマラヤのそぞろ神に呼ばれて」 としべえ@ぷち作家

異国情緒溢れる私小説が続いているとしべえさん。今回はネパールにおります。夫婦喧嘩に始まり、ネパールの自然に癒され、そして想いは蜜蝋へ。途中の蜂蜜の描写が美味しそうです。日本の蜂蜜と外国の蜂蜜って違うんですね。
そして、蜂蜜って純粋な蜂蜜なるものは珍しいそうですよ。偽蜂蜜(フェイクハニー)が多いそうです。偽蜂蜜とは蜜蜂を養蜂して花粉ではなく砂糖水を与えて、蜂蜜を作らせるもの。花粉を集めさせる労力が無いので低コストで蜂蜜の大量生産が出来るそうです。偽蜂蜜も蜜蜂が作っているので見分けるのは難しいそう。味や風味が違うそうです。蜂蜜特有の風味が薄い。1匹の蜜蜂が生涯をかけて作ることができる蜂蜜量はティースプーン一杯分。蜂蜜は貴重で高価なものです。安い蜂蜜見かけたらそれはフェイクハニーかもしれませんね。

09 コラム「最強HHKBへの道 - 最高のパームレスト『 亀甲名栗』」Hayashi, Koji

Hayashiさんのこの記事はHHKB専用のパームレストである亀甲名栗を紹介している記事ですが、「HHKB専用の亀甲名栗パームレスト」と聞いて分かる方いらっしゃいますか?本解題に於いてこれまでに登場した蜜蝋グッズ同様、私には全く想像のつかない代物です。HHKB??亀甲名栗??パームレスト??全ての言葉が分からない。
ちなみにHHKBとはこちらです。

ハッピーハッキングキーボード。株式会社PFUが、PCのキーボードを生業とする方々の為に制作した世界最高峰のキーボードです。キーボードにスプリングが仕込まれて軽い力で打ち込める心地好い打鍵感が特徴なのだとか。そしてマニアックの極みとして、なんとキーボードに文字表示の無い商品まで販売されています。確かにブラインドタッチをする人達はキーボードに文字など不要です。

HHKB無刻印モデル(画像はHPより)


文字の無いキーボードは昔流行した牛乳パズルを思い出します……。お値段は3万6850円。

PFU キーボード HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列 墨

https://amzn.asia/d/0qf7erX

Amazonでも売ってます。買った人達からの評価が抜群に高い。世の中には色々な商品がありるものですねえ。英語配列と日本語配列、白色、黒色などの種類があります。

で、そのマニアックなHHKB専用の手首置きがこの亀甲名栗。松葉製作所の商品です。ひとつひとつ職人が手作りして作っているそう。3万6300円。キーボードカバーにもなるそうです。

で。
お話を戻して、どうしてこの商品が此度の「蜜蝋」回で記事紹介されているのかと言えば……、理由は記事の中から探してみて下さい。蜜蝋の用途って本当に広いですね。



10 小説「蜂」 数理落語家 自然対数乃亭吟遊

作品にインテリジェンスが光る吟遊さんです。ラテラルシンキングゲームとは「ウミガメのスープ」の事ですね。あるミステリアスな物語があり、その真相を話し合いを通じて探るゲーム。話者によって披露された謎めいた物語に対して聞き手達は質問する事が許されます。話者は質問に対して思わせぶりに、勿体付けて答えていきます。面白いですよね、これ。
本話で投げかけられた謎物語は

三人の兄弟が蜂蜜をアレルゲンとすると思われる発作を起こし、同時に小児科外来を訪れた。小学校の給食にパンに塗る用の蜂蜜を食した兄弟が一斉に呼吸困難を起こしたのである。

本文より

この不可解なアレルギーの謎を解こうとするもの。ゲームの中で語られるちょっとしたミステリーでした。面白かったです。

11 小説「サラブレッド」 千本松 由季

コメント欄に書きましたが、構成が面白いです。冒頭は「  」しかない会話の応酬。話し言葉なので、描写が不完全。状況が伝わりきらない事に面白さを感じます。そのシーンが驚く程長く続く。話される内容は他愛なく不毛です。意味が無い。しかし、その不毛で意味の無いやり取りが実に良い。現代的に長閑です。
漸く小説形式になるのは終盤から。然しながら漸く始まった物語は複層していて場面は矢継ぎ早に二転三転……。凄く斬新な構成です。実験的で面白いですね。小説を書いていると段々書き慣れて、ともすればワンパターンになりますから、このように自分の殻を破ろうと挑戦した作品は好きです。私も最近は文章が定型化しているきらいがあるので見習わないといけません。


12 小説「クレアの前の前の前の彼氏」海亀湾館長

ルーマニア生まれの吸血鬼ザネリ氏は見た目40代の中年男です。そのザネリ氏がエスカレーターに乗っていて、上段に立つ女御のパンツをチラチラ見ている。
何という設定!
腐れ縁の吸血女クレア女史から、其れを咎められた時の冗長な言い訳ときたら、なんとも愉快です。男らしくないですねえ、200年も生きているのに。
本小説中に「何故、男はパンツをみてしまうのか」という問題に言及される箇所がありますが、そこで得られる答えが至極痛快。このクオリティは海亀湾さんならではです。

海亀湾さんのページ上でも紹介されていますが、ここに登場するザネリやクレアは、2023年3月にNEMURENU53回「こんなもの頼んでないけど」の時に書かれたブラッディ・ザネリの登場人物です。
吸血鬼ザネリとクレアが個性的なキャラクターなので、派生作品が生まれやすい。今後も登場するかもしれませんね。シリーズ化しても面白いと思います。


13 小説「宮脇朔太郎の隣人は泡姫(みるきー)」ムラサキ

で、これはわたし。
全年齢版です。
ハードボイルドです。


14 小説「何も書かれていない手紙が途絶えた時 ~サイド ビー」 くにん

今回のアンソロジーでご紹介する最後の作品。前出くにんさんの作品のside B。
先程の作品を視点を変えて眺めてみると……。おやまあ!
この視点の転換、まさにくにん節!

という訳でこの度の文芸ネムレヌのテーマは「蜜蝋」でした。私自身、「蜜蝋って何……?」から始まり、noteの記事を通じて蜜蝋や蜜蜂について学びのある回となりました。この企画が無ければ一生知らなかっただろう知識が沢山!「蜂蜜の歴史は世界の歴史」ということわざがあるそうです。蜂蜜は人類の歴史以上に古く、人類の生活に密接に関わってきた、という意味なのだそうです。砂糖が作られたのが紀元1世紀ですが、蜂蜜は蜜蜂が生まれた時からある訳ですからその歴史は何十万年と遡る事ができる。ヒマラヤ付近には嘘か誠か「蜂蜜の化石」なんてものまで出回っている。貴重な甘味として現生人類以前人類だって蜂蜜を愛していたに違いない。それと共に蜜蝋もまた、古くから使われて、人類に欠かせない資源として数々の利用方法が編み出されてきた訳です。面白いですねえ!皆様も人類の歴史に思いを馳せながら、生活に蜜蝋を活用してみてはいかがでしょうか。

本回もたくさんの方々のご協力を得て無事に締める事ができました。作品ご提供の皆様、お読み下さった皆様、ありがとうございました。


天地人(互選)

むかしむかし。本企画を延々遡上致しますと「互選」なるものをしていた時期がありました。良作品をお互いに選びあって称え合うという企画でしたが、私の気分で方法がだんだん変わり昨今の山羊郵便企画に至っておりました。が、そろそろ原点に立ち返り互選を復活しても良いように思います。今回のアンソロジーに応募のあった作品から良いと思われる作品3つを選び、「3点」「2点」「1点」の配点を行ってください。集計結果はテーマ発表の時に合わせて致します。以前の互選をご存知の方も少ないかと思いますが、以前は集計前の途中経過が見られるようにしていましたが、途中経過は公開しません。投票はひとり一回に限ります。投票する時にメールアドレスを登録するようになっています。(集計結果を公表する時に登録されたメールアドレスは公開されません)
さあ、読み合え!称え合え!ROM様も歓迎です。是非ご投票ください!(締切は4月16日18時まで)
結果をお楽しみに!


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次回テーマの投票


文芸ネムレヌのテーマは投票によって決まります。Nem達の命運を左右する次回テーマは……!
お気軽にご投票ください。どなたでも投票できます。(締切は4月16日18時まで)


次次回テーマの募集

次次回の投票候補を募集しています。書きたいテーマ、読みたいテーマ。ご応募ください。毎度、謎ワードのご応募ありがとうございます!

それでは再見!また会いましょう!今回のご案内はムラサキ事務所のムラサキ26号でした。



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