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MBTI:判断と知覚が分からない ~ChatGPT試用 判断型=決断力? ESTP vs ISFJ~

【概要】

MBTIでは判断型の特徴としてしばしば決断力が挙げられるが、綾紫は疑問を呈して来た。

実際に判断型の特徴として決断力に言及しないだけでなく、寧ろ慎重とする意見も散見されるからだ。そこでChatGPTにこの疑問をぶつけた。具体的タイプとしてESTPとISFJを対比させたが、決断力=E/I特性を示唆する等の回答も出たものの、これまでの疑問を完全に払拭、とまでは行かない。得たのは、概ね尤もらしいが「状況に応じてどちらが優れているかが変わる」といった具合の玉虫色な結論であった。

【問題提起】

Keirseyの理論をMBTIと思って良いか否か、議論の余地はあるだろうが、ともかくESTPの特徴

から関連する部分を引用する。

risk-taking
Promoters are daring thrill seekers, and feel quite at ease exposing themselves and their enterprises to risk. They firmly believe in the axiom, "The greater the risk, the greater the reward." The higher the stakes, the more emboldened they become—for it is only when excitement looms in the air, that they are stimulated and come alive. They encourage others to take bold risks as well, and can be impatient with weakness or timidity. These high-rolling entrepreneur are decisive, and are comfortable with "letting it ride."

太字で強要したように、決断力を示唆する言葉が散りばめられているばかりでなく、実際にdecisiveと形容されるのがESTPである。対するISFJはどうか。

では、

thorough
Thoroughness
, and attention to detail are trademarks of Protectors. They base their self-image on being seen as dependable, beneficent, and respectable—and to that end, they are extremely careful in their work. With their extraordinary sense of safety and responsibility, and with their unusual talent for executing routines in a precise manner, they do well in roles that allow for their logistical brilliance to shine. Protectors possess a sincerity and seriousness of purpose that causes them to be focused on completion.

と言った具合に、決断力とは真逆ではないにしても、量より質スピードより精度を選びそうな言葉が散見される。このためISFJは判断型でありながらも、真っ先に決断力によって形容されるタイプではなさそうだ。KeirseyはJP特性を必ずしも決断力とは結びつけていない。だからKeirseyだけを信じて他のMBTI及び派生理論を顧みない、のであれば一貫した理解は不可能ではないのだが、同じ機能やタイプの名称を採用している限り、そこまで割り切れないのも確かである。

【ChatGPT詳細】

Q:
MBTIではしばしば、判断型が決断力に恵まれる、とされている。しかしISFJとESTPを比べると、後者に決断力を感じるので矛盾している。これは正しいか、間違いか? またその理由はなぜか?

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A:
MBTIにおいて、「判断型(Judging)」が決断力に恵まれるとされる一方で、ISFJ(判断型)とESTP(知覚型)を比較した場合に、ESTPのほうが決断力を感じることがあるのは正しいと考えられます。この現象は、MBTIにおける「判断型」と「知覚型」の特性を考慮すると矛盾ではなく、むしろタイプの違いに基づく自然な結果と言えます。

以下に理由を詳しく説明します。


1. 判断型(Judging)と知覚型(Perceiving)の違い

判断型(Judging)

  • 主な特徴

    • 計画性が高く、秩序や構造を重視する。

    • 物事を締めくくること(結論を出すこと)を好む。

  • 決断力に見える理由

    • 判断型は、早めに計画や結論を固めようとするため、「確定的な行動」や「予定通りの進行」が目立つ。

    • 特に外向型(例:ESTJ)では、迅速で明確な意思表示が決断力として捉えられやすい。

知覚型(Perceiving)

  • 主な特徴

    • 柔軟性が高く、即興性や適応力を重視する。

    • 情報を集め続けたり、状況の変化に対応しながら行動することを好む。

  • 決断力に見える理由

    • 知覚型は、新しい状況に即座に適応する能力があり、「その場での即断即決」や「大胆な行動」が目立つ。

    • 特に外向型(例:ESTP)では、この即応性が強い決断力に映ることが多い。


2. ISFJとESTPの具体的な比較

ISFJ(内向・感覚・感情・判断)

  • 決断のプロセス

    • 内向型のISFJは、慎重に情報を内面的に処理し、感情(Feeling)を基準に他者への影響を考慮しながら決断します。

    • 判断型のため、計画的に進める姿勢がありますが、決断には時間がかかることがあります。

    • 例:家族の意見を尊重しながら慎重に計画を立てる。

  • 決断力の印象

    • ISFJの決断は「思慮深い」「配慮がある」と評価されますが、「迅速」や「大胆」には映りにくいです。

ESTP(外向・感覚・思考・知覚)

  • 決断のプロセス

    • 外向型のESTPは、目の前の状況を素早く把握し、感覚(Sensing)を活用して現実的で直接的な行動を取ります。

    • 知覚型のため、計画よりも即興性を重視し、状況が変わっても適応する柔軟さを持ちます。

    • 例:新しいビジネスチャンスを即座に見抜き、その場で行動を起こす。

  • 決断力の印象

    • ESTPの決断は「迅速」「大胆」「即興的」と評価されることが多く、特に判断型と比べて行動のスピード感が目立ちます。


3. 決断力の違いが生じる理由

(1) 内向 vs. 外向

  • ISFJは内向型であるため、決断の際に内面的な熟慮に時間をかける傾向があります。

  • ESTPは外向型であり、外部の刺激や情報に迅速に反応するため、決断がスピーディーに見えます。

(2) 感情 vs. 思考

  • ISFJは感情(Feeling)を重視するため、他者への配慮や感情的な影響を慎重に考慮します。これが決断のスピードを遅らせる場合があります。

  • ESTPは思考(Thinking)を重視するため、効率や論理に基づいて迅速に判断を下す傾向があります。

(3) 計画 vs. 即興

  • ISFJは判断型であるため、あらかじめ計画を立てるスタイルを重視します。そのため、即興的な場面では慎重さが目立つことがあります。

  • ESTPは知覚型であり、即興性や柔軟性を活かして「その場で決める」能力に優れています。この即応性が「決断力」として映ることがあります。


4. 「判断型が決断力に恵まれる」という前提の補足

  • 判断型が持つ「決断力」とは、計画を立てて物事を完了させる能力を指します。これは必ずしも「即決力」や「大胆な行動力」を意味しません。

  • 一方、知覚型は「即応性」や「柔軟性」を活かした決断力を発揮することが多いため、特定の状況では判断型よりも決断力があるように見える場合があります。


5. 結論

ISFJとESTPを比較した場合に、ESTPのほうが決断力を感じることがあるのは正しいと言えます。これは、MBTIの理論が間違っているのではなく、以下の違いに起因しています:

  1. ESTPの即応性大胆さが、特定の状況で「決断力」として映る。

  2. ISFJの慎重さ配慮深さが、迅速な決断力としては目立たない。

「決断力」の定義が異なるため、状況に応じてどちらが優れているかが変わると言えます。

【結論】

玉虫色


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