
JCAAファイナリストになった話
2024年の最大級の思い出になったと言っても
過言ではないJAPAN CANDLE ARTIST AWARD2024
改めまして参加されたアーティストの方々
本当にお疲れさまでした!
キャンドル沼にハマって約5年
いつか参加したいと思っていたJCAAに
思い切ってエントリーしたのは
応募締め切り最終日でした
頭の中にイメージは早くから出来ていたものの
いや本当にエントリーしていいのか?
エントリーするにはまだキャンドルの知識が
十分ではないんじゃないか?
などなどいろんな考えが頭を巡り
気付けばエントリー最終日でした
周りの人たちに背中を押され
経験だと思いエントリー
そこから作品提出までの約2週間
十分に睡眠をとる時間もなく
なによりもキャンドルと触れ合う時間が多い日々でした
頭の中にはあるのに
思うように形にできない
作品が出せないかもしれないと
半べそになった日もありました
“キャンドル作り”と聞くと
ゆったりとしていてどこか優雅で
おしゃれなイメージに思われている方が
大多数かと思うのですが
実際はそんなことはなく
手や服はワックスにまみれ
服が溶けたワックスでダメになることもざら
怪我や火傷とはお友達
複数のワックスを同時進行で溶かし
温度管理をしながら作業を進める
常に頭を使いながら手を動かし
さながらフロアを湧かすDJのようで
優雅とはどちらかというと縁遠く
せかせかした作業が多いです
そんな2週間を経て
作品の撮影も終え無事提出
もうこの時点でやり切った感は
とてもありました
選考の結果 ファイナリストとして選んでいただき
東京タワーの会場に並ぶ自分の作品を見たとき
とても不思議な高揚感がありました

残念ながら受賞には及びませんでしたが
Candle JUNEさんにも直接評価をしていただき
受賞するには自分の作品に何が足りないのかを
細かく教えてもらいました
「僕はこの作品とってもすきです かっこいいよね」
この言葉が本当にとっても嬉しかったです
JCAAに出てファイナリストとして選ばれるまで
どこか自分の作品に自信を持てないでいました
いままで褒めてくれるのは
自分の身近にいる人たちのみ
それ以外の人からの評価をもらう機会が
まったくと言っていいほどありませんでした
JUNEさんをはじめ
同時開催されていたキャンドルマーケットに
来てくれた方たちが「すてき!」と
キャンドルを迎えてくれたことで
大きな自信へと繋がりました
もしもこの経験がなかったら
いまほどキャンドル屋さんを
積極的にしていなかったかもしれません
JCAAへのエントリーを機に生まれた「千代の欠片」も
育った姿を写真で送ってくださったり
リピートお迎えしていただける人気者になりました
あいている穴からランダムで漏れ出す蝋を眺め
育つ姿をたのしめるアートなキャンドル
わたしのかわいいかわいい代表作品です
murasakiとしてキャンドル屋さんを始め
あっという間に1年が経ちました
今年もチャレンジしたいことがたくさん
どれからやってみようか迷ってしまうほどです
これからもmurasakiを
どうぞよろしくお願いいたします
murasaki